懐かしい昭和の情景を追って

過去に撮影したネガをフィルムスキャナーで電子化しています。蒸気機関車、古い町並み、茅葺民家を投稿します。

2016年茅葺写真展 四季折々 その5 大根

2016年12月07日 | 2016茅葺写真展
撮影場所 東京都青梅市

東京の山間部に茅葺民家を求めて走る。
田舎に行くと我々の住んでいる田舎と同じだと安心した。
茅葺民家を撮っていたら地元の男性が軽トラの荷台に聖護院大根を乗せていた。これか寄合があり聖護院大根をあげるのだと話していた。
大根をぶら下げている風景を茅葺民家をバックに撮らせてもらった。
身体が不自由になり各部が悪くなる。手足に目が不自由になった。
しかし、耳と口は健全でいられる。
私のような写真は相手との交渉が必要になる。耳と口があれば何とかなる。
五体満足でも人との交渉が苦手な人がいる。
私にはもう失うものがない、意地と気迫がないと生きてはいけない。
言いにくいことも試練と思い頼んでみる。

聖護院大根はぶりや筋肉と炊くとおいしい。
定年後に再雇用で勤めていたときにもう一人再雇用の人がいた。
畑をやっていて聖護院大根を度々持ってきてくれた。
会社の大きな鍋と電気コンロで筋肉と大根の煮物をつくった。
定年組が材料をそろえて料理も作った。
電気コンロは弱火でコトコト時間を掛ける料理には最適だ。
冬に屋外での作業が続くときはぜんざいや豚汁も作った。
三交代の人も居るので次の昼にはなくなっていた。
年を取ると大根や里芋が好物になる。


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