懐かしい昭和の情景を追って

過去に撮影したネガをフィルムスキャナーで電子化しています。蒸気機関車、古い町並み、茅葺民家を投稿します。

銀杏(ぎんなん)

2020年11月22日 | 日記
イチョウで実のなるのは雌木、花粉を授精するために雄木もいるが1キロに一本あればいいそうだ。御堂筋のようにイチョウ並木は各地にある。インスタ映えを狙い紅葉や落葉を撮影する。しかし、葉は滑り易く道路並木はブレーキが怖い。
銀杏を踏むと悪臭で靴の裏を洗わないと堪らない。
銀杏も勝手に取ると叱られる。地域の銀杏だから取るなと書いてあるところもある。
イチョウは大木、巨木になる。巨木になると幹の途中から根を下ろそうと老婆の乳房のように垂れさがる。それを乳イチョウと呼んでいる。

銀杏は拾ってくると臭い皮を剥かないといけない。普通はネットに銀杏を入れ長靴で踏み実を砂で擦るのだが、私は粗雑なので水をいれ素手で洗ってしまった。
そうしたら手がぬるぬる、苛性ソーダ―に触れた感覚、しまったと水で洗浄して酢で中和した。苛性ソーダ―は痛くは無いが皮膚を溶かす。
手の厚い皮はすべてボロボロ剥けた。皮が生えかえるのに一か月掛かった。
皮膚科には行かなかった。医療費払って笑いを提供するには耐えられない。・
銀杏は素手で触るなは本当だった。


余談だが苛性ソーダ―は塩水を電気分解すると出来る。
電極には水素と塩素が出来て海水が苛性ソーダ―になる。
苛性ソーダ―は化学製品には欠かせない。石鹸やみかんの缶詰の食品にも
使われる。缶詰のミカンの皮や房の皮を溶かすのに使われる。

以前、殺人した遺体を苛性ソーダ―で溶かした事件があった。

別の事件は妻の不倫相手への復讐。不倫相手の目に、塩と唐辛子の混ぜたのを掛け見えなくしてフルボコ。浮気相手の男の一物に熱湯を掛け苛性ソーダ―液を掛けた男がいた。相手がどうなったかは書いて無かったが男として使い物にならなくなったであろうか。復讐はできたが傷害で逮捕され仕事も家庭も失った。どちらも不幸だ。


母の言った事

2020年11月22日 | 日記
母が結婚したあとに、こんな事をいった。
自分より30年も先に生まれて、人生経験があったので言葉に含蓄があったなあと思っている。

1.女は若い頃はおとなしい方がいい。
母はおまえのようなアカンタレはしっかりした、気の強い女と結婚したら上手くいかん。女は結婚して子供ができるとしっかりしてくる。
若いころは大人しいくらいの女で丁度いいと言った。
母としても気が強くしっかり者は、やりにくい面もあったのだろう。

2.女は老けない顔がいい。
おまえなんかに美人が嫁に来るはずがない。老けない顔の嫁でよかったといった。妻は丸顔で童顔であった。どこか褒めるところをさがしていたのかと思う。
吉永小百合や高峰秀子のような顔は老けないといった。 あの頃の吉永小百合は丸ポチャだった。

3.男が家計を握るべきでない。
男が家計を握り嫁に生活費に10万円という事はするな。
それでは嫁の遣り甲斐がない。
職場でも男が家計の管理をしている人がいた。自分の遊興費をたっぷり取って残りを渡す男もいた。妻に浪費癖があり、社内貯金を何十万もして出口を絞っているひともいた。
私は農村地域に家を建てた。5年もすると妻は地元の女性と会話をするようになった。還暦を過ぎた自分の母親のような人と会話した。家計は85歳の舅と姑が握っていて一万円の金も自由にならないと嘆く。嫁は奴隷である。
農家の女性を角の無い牛というところがある。角がないので刃向かう事もできない。労働力と出産のために嫁にきたような生活だった。

それから30年して母にこんな事を言われたと聞いたら忘れたと言われた。
孫の為に結婚相手に相応しくない人、を書き残しておくか。
1.浮気性 2.浪費癖 3.誠実さがないウソつき 4.力暴力、言葉の暴力 5.酒乱 6.ヒステリー神経質 7.見栄っ張り