懐かしい昭和の情景を追って

過去に撮影したネガをフィルムスキャナーで電子化しています。蒸気機関車、古い町並み、茅葺民家を投稿します。

蒸気機関車  山陽線倉敷駅

2013年02月17日 | 蒸気機関車
撮影場所  岡山県山陽線倉敷駅

時間があればカメラを持ち倉敷駅に行き通勤列車などを撮影した。
発車前の蒸気機関車の手前でたたずむむ三人の男性は何をしているのか
ホームへ行きたいのだが蒸気機関車が発車しかけたので線路上で待機しているのであろう。
線路を進入してくる電車がないか心細く待っているところであろう。
(これを撮影した本人も線路のなかの中州のようなところで列車を待つマナーの悪い行動ではあるが)


現在の倉敷駅は橋上駅で南北に出入り口があるが、この当時は玄関は南口だけで北側の住民は遠回りして南口に行くしかなかった。これが面倒なため柵の間から侵入し線路を渡りプラットホームに近道していた。定期券の人はこんな事をやっていたのではないか
プラットホームの連絡橋の建物も板張りである、板張りは昭和の風景である。今ならば新建材であろう。

よく撮影にきたが、蒸気機関車が主体でモノクロで撮影していたので電車や電気機関車は余り撮っていない。今思えば電気機関車もEF15からEF58は主力機でEF60.EF61、新鋭のEF65の1000番台やEF66もいた。電車では九州行きの485系、583系車のつばめ、はとも頻繁に走っていた。普通電車も80系ばかりで余りにも一般的でほとんど撮影していない。

本当の鉄道好きになるには一日ホームにいて行き交う列車をすべて撮影、記録して客車、貨物列車の記号を確認する。駅の放送や駅員の仕事、乗客の行動を観察する。各列車の汽笛音や列車のエンジン音の違いを観察しておくと興味がもっと広がったと思う。