鳥取県の境港にカニを買いに行くのが毎年の恒例となっている。
季節季節には美味しいものを食べるのが楽しみでありあと何年出来るだろあうとの思いもある。
家内がテレビで流れていた倉吉の蔵の並ぶ風景を見て行きたいと言った。
カニを買うついでに倉吉の町並みに立ち寄る事とした。
いつも私の行きたいところばかりで面白くも場所につきあわされていた、
家内も病気をして私もいつまで動けるかわからない。あと何回一緒に旅行出来るかわからない。
ブログにはもう1000回以上投稿しているが、夫婦で旅行した紀行文や写真をまとめた資料は一つもない。いつも暇をしているのに書き残していない。
そんな事もあり倉吉に行ってみた。
町並みは40年前に撮っていたがもう町並みを撮影する気はない。
古い町並みと言っても現在は昔のように町並みが機能しているところはない。
古い町並みは商業の中心地であったが車社会になり、駐車場もない狭い道のそんなところに
買い物に行く者はいない。
買い物は郊外の広い駐車場のある大型スーパーに行くようになった。
古い町並みが残っているところは観光客相手の施設に変わった。蔵が立ち並んでいても蔵としては使われていないし喫茶店などにしたりしている。蔵があっても建物があるだけで何も入っていない。古い建物の外観だけを見せる映画のセットのようなものになっている。
町並みが機能を失った時点でこんなの撮っても意味がないと思うようになった。
女性は機能を失った町並みでも観光地となり土産屋などを見るのが好きだ。
私も町並みは撮らないが観光気分で撮影することとした。
歩いていたら若い女性が絣(かすり)の着物をきてやってきたレンタルで3500円で食事付きと書いてある。これから観光地で若い女性を見つけては観光スポットと一緒に撮ろう。
スケベジジィのワンショットとでもタイトルをつけるか
絣というのは染色した綿糸を織り合わせた着物だそうだ。綿織物なので強いそうだ。