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バート・ケネディ監督『大悪党ジンギス・マギー』その2

2020-06-15 05:56:00 | ノンジャンル
 宮田珠己さんが井上マサキさんと西村まさゆきさんと共著で2020年に刊行した大判の本『日本の路線図』を読みました。「はじめに」と題された文章を転載させていただくと、

「本書は日本全国の鉄道路線図を地域ごとに収録した図録集です。日本には現在190社を超える鉄道事業者がありますが、このうち貨物専門の事業者ならびに鋼索鉄道(ケーブルカー)の事業者を除いたいわゆる公共の鉄道、地下鉄、モノレール、新交通システム各社の公式な路線図を掲載しています。
 全国の鉄道路線図を飽きるまでじっくり眺めてみたいけれど、それらを一覧した本がない。常々そんな不満を抱いていたわたしたちは、ならば自分たちで作ろうと考え、本書を制作しました。
 掲載にあたっては、なるべく現地駅構内、車内などで一般乗客の目に触れるものを優先しています。これは鉄道情報だけではなく旅情や人によって郷愁までも感じられればという考えによるものです。なおかつ将来にむけ、2020年時点での路線図の実態を資料として残すことも念頭に置いています(ただし諸般の事情により、収録できなかった路線図や鉄道事業者もあります)。(後略)」

 また宮田さんのあとがきも転載させていただくと、

「電車に乗って旅をしていると、もしここで生まれたらどんな人生だったんだろうなあ、と考えることがよくある。あるいは、今、もしここに引っ越すことになったらどんな生活をするんだろう、とか。遠い土地の路線図を眺めるときも同じだ。もし自分がこの路線で暮らしていたら……なんて。私が路線図を好きなのは、旅の気分を味わえるからだと思う。ぜひ、皆さんにも、この本で旅を味わってほしいと思います。」

 宮田さんの本ということで買った本でしたが、宮田さんのとぼけたイラストが1か所で見ることができただけで、それ以外は本当にただの路線図集でした。宮田さんのエッセイを期待して買ったので、私にとってはまったくの期待外れでしたが、宮田さん本人がおっしゃっておられるように、路線図を見て旅の気分を味わいたいという方には最適の本なのだと思います。

 さて、昨日の続きです。

 町民らは山高帽の男がハーディンと気づき、皆降参する。そこへ先住民とそれを追う騎兵隊が現れる。騎兵隊が現われ、「兵隊さんたちが戻った!」と狂喜する売春婦たち。兵隊たちも「女だ!」と叫ぶ。
 ホークはベルの布団の下から大量の紙幣を見つけ、木箱に入れる。そこへジンギスが現われ、山分けにしようと言うと、ホークは同意するふりをして、ジンギスの後頭部を殴り、失神させる。ホークが去った後、将校は陶器のガラクタが明朝の高価な工芸品だと見抜く。
 「私の金がない」とベル。「ホークの賞金を1万ドルに」と将校に言う。
 ハーディンは出会ったホークに「殺してやる。でも先にジンギスからだ。背後から。それが西部の掟だ」と言って、ジンギスを追う。
 しばらくすると両手を挙げたハーディンがジンギスと先住民たちに背後を取られて現れる。
 スチュワートとブルーデンスの結婚式。ジンギス、ホークに「俺を捕まえて1万ドルもらったら、まだ箱の中に1万ドルあるぞ」。ホークはベルとの結婚式に呼ばれるが、落とした葉巻が、ジンギスが蒔いておいたオイルに発火し、火事騒ぎになる。「ラッパを!」の将校の声。「私の家が!」とベル。ジンギスとアナは馬車で逃げ出し、ホークもそれに飛び乗る。それを見たウェディングドレス姿のベルは、やはり馬車で追う。ベルに追いつかれそうになったジンギスはわざとホークを馬車から落とす。必死にジンギスの馬車を追うホーク。その三者三様の様子をカメラが俯瞰して捕え、映画は終わる。

 ジャック・イーラムの怪演ぶりとシナトラの汚れっぷりが特に印象的でした。

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