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ロン・ハワード監督『バニシング IN TURBO』その1

2013-06-10 04:54:00 | ノンジャンル
 ひょんなことから、アマゾンで『タイム・トラベラー』のCDを買ったところ、これが後のNHK少年ドラマシリーズの第1作であり、これを演出した佐藤和哉さんが後に同じシリーズの『つぶやき岩の秘密』も演出されていることを知りました。『つぶやき岩の秘密』はビデオで既に買っていたのですが(随分高かったと思います)、現在はDVDがアマゾンで買え、それに加えて同シリーズの『謎の転校生』(これも面白かった記憶があります)、『謎の転校生 ?』、『11人いる!』(これは見た覚えがないのですが、萩尾望都さんの原作をちょっと読んだ記憶があります)も買えることを発見しました。そして、こんなことを書いているうちに『タイム・トラベラー』での霧のシーン(これに包まれて登場人物たちは時間旅行をします)を思い出したりもしました。

 さて、ロン・ハワード監督・共同脚本、ロジャー・コーマン製作総指揮の'76年作品『バニシング IN TURBO』をWOWOWシネマで見ました。
 州知事選に立候補予定の父・ビグビーに政略結婚を迫られる娘のポーラ(ナンシー・モーガン)は、恋人のサム(ロン・ハワード)を家に連れて来ますが、彼との結婚を両親から断固反対され、父のロールスロイスを盗んで、ヴェガスで結婚するために逃避行を始めます。ビグビーがポーラの相手に考えていた、有力者の息子・コリンズは、そのことを知らされ、ポロ競技の格好のまま、スポーツカーでポーラを追いかけ始めますが、すぐに事故り、車屋で「父に請求してくれ」と言うと、展示されていた車に乗り込み、店を破壊して再び追跡を開始します。コリンズの母も執事の車で追跡を開始しますが、執事は女主人が乗っているとは知らずに、盗難届を出します。
 コリンズはポーラの車に追いつきますが、ポーラに「付いて来ないで!」と言われ、自分の車を横転させてしまいます。コリンズはラジオのDJ・カーリーQに電話して、ポーラを取り戻してくれたら2万5千ドル払うと放送させます。それをラジオで聞いて早速出発するレースカーのコンビ。コリンズもトラックを盗んで追跡を再開します。コリンズの母もカーリーQに電話し、コリンズを無事に保護してくれた人に2万5千ドル出すと放送してもらいます。ラジオを聞いて、サムは「行き先を変えたら?」と言いますが、ポーラは「彼らに絶対屈しないことに意味がある」と言い返します。
 コリンズの母は信号無視をし、その車が盗難車と知った警官の追跡を受け、木に正面衝突してしまいます。警官はパトカーを降り、コリンズの母を逮捕しようとしますが、コリンズの母は走って逃げ出し、警官も走って追いかけます。すると、ちょうどその近くで信者に説教を垂れていた宗教家が、ラジオで賞金のことを聞き、パトカーを盗んで出発し、コリンズの母も自分の車に戻って出発すると、1人残された警官は、たまたまそこに停まっていたバスに乗り込み、運転手に追跡するよう命じます。
 ビグビーは自分の手下に命じ、3台の黒い車とヘリ1機が追跡を開始します。ポーラもカーリーQに電話し、自分から望んで逃避行を始めたことを話し、七面鳥と結婚するのなんて真っ平ごめんだと言います。そこへレースカーが追いつき、ポーラは脇道へ進んで追跡を振り切ろうとします。コリンズはパトカーで追う宗教家に追いつかれ、正面から来た車を避けると、キャンピングカーに突っ込み車は横転します。一方、ポーラの車に再び追いついたレースカーは、ポーラの車のフロントガラスに泡を吹き付けて運転を妨害しますが、やがて草原の凸凹の振動でハンドルが取れ、コンビが車から脱出した直後にレースカーは爆発します。
 やがてポーラの車は黒い3台の車に囲まれますが、やはりポーラの車が道を外れて荒れ地を走り出すと、3台はお互いに衝突し、瓦礫と化します。ビグビーは車中のポーラに電話しますが、ポーラは父の説得に応じません。一方、コリンズの母の車にバスで追いついた警官は、コリンズの母の車に乗り移ろうとして痴漢扱いされ、パンクした車を降りたコリンズの母に殴られますが、結局もみあった末に彼女を逮捕します。(明日へ続きます‥‥)

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