昨日発行のフリーペーパー「R25」に、ねんきん特別便に関する記事が載っていました。
ねんきん特別便はもうご存じのように、社会保険庁が把握している年金記録と、実際に年金を納めた事実とが合っているかどうかを我々に確認してもらうために社会保険庁が送っているものです。では、なぜ年金がこれまでしっかり社会保険庁で管理されていなかったのでしょうか? 私は今まで単に社会保険庁の職員の怠慢のためだと思っていたのですが、どうもそれだけではないようです。
記事を引用してみましょう。「『年金大崩壊』などの著者で知られ年金業務・社会保険庁監視等委員会の委員を務める岩瀬達哉氏に聞いた。『そもそも年金の歴史は社会保障制度として導入されたものではありません。戦時中の戦費調達を目的としていた。だから支払いに関する記録管理はずさんでした。年金制度で最も重要な、誰がいくら払ったかの記録をきちんと管理していなかったんです。加えて、戦争中に疎開をさせた記録を紛失したりして、余計混乱したんですね。実際に年金記録に多くの不備があるのは昭和35年にはわかっていました。しかし、そこで修正すると、いい加減な管理がばれるからやらなかった。これが今まで尾を引いているんです。』」
何ともひどい話です。もともと国民から財産を収奪する制度として始まった訳ですね。だから社会保険庁となってからも、あれだけどうしようもない箱ものを次々に大金を注いで建てていたということなのでしょうか。
そして、社会保険庁のいい加減さを正すために我々に与えられた武器であるねんきん特別便ですが、どこをチェックすればいいかというのも記事に載っていました。その中で特に注意すべき点として、「期間が連続しているかどうか」というのがあります。「資格を失った年月日と次の段の資格を取得した年月日がつながっていれば大丈夫。1日でも空白がある場合は相談をした方がよい。」そうです。気をつけましょう!
ねんきん特別便はもうご存じのように、社会保険庁が把握している年金記録と、実際に年金を納めた事実とが合っているかどうかを我々に確認してもらうために社会保険庁が送っているものです。では、なぜ年金がこれまでしっかり社会保険庁で管理されていなかったのでしょうか? 私は今まで単に社会保険庁の職員の怠慢のためだと思っていたのですが、どうもそれだけではないようです。
記事を引用してみましょう。「『年金大崩壊』などの著者で知られ年金業務・社会保険庁監視等委員会の委員を務める岩瀬達哉氏に聞いた。『そもそも年金の歴史は社会保障制度として導入されたものではありません。戦時中の戦費調達を目的としていた。だから支払いに関する記録管理はずさんでした。年金制度で最も重要な、誰がいくら払ったかの記録をきちんと管理していなかったんです。加えて、戦争中に疎開をさせた記録を紛失したりして、余計混乱したんですね。実際に年金記録に多くの不備があるのは昭和35年にはわかっていました。しかし、そこで修正すると、いい加減な管理がばれるからやらなかった。これが今まで尾を引いているんです。』」
何ともひどい話です。もともと国民から財産を収奪する制度として始まった訳ですね。だから社会保険庁となってからも、あれだけどうしようもない箱ものを次々に大金を注いで建てていたということなのでしょうか。
そして、社会保険庁のいい加減さを正すために我々に与えられた武器であるねんきん特別便ですが、どこをチェックすればいいかというのも記事に載っていました。その中で特に注意すべき点として、「期間が連続しているかどうか」というのがあります。「資格を失った年月日と次の段の資格を取得した年月日がつながっていれば大丈夫。1日でも空白がある場合は相談をした方がよい。」そうです。気をつけましょう!