福田首相、突然の辞任でした。官房長官時代の福田さんと違って、首相としての福田さんは割に好感を持っていたので残念です。後任は麻生氏が有力とされていますが、口のゆがみと言い、がらがら声と言い、赤字国債覚悟の財政出動と言い、嫌な人が首相になるんだなあ、といった感じです。
さて、昨晩のNHK・BS2で、出演した黒沢明監督作品について語る香川京子さんへのインタビュー番組が放送されていました。
香川さんは、「どん底」の娘役、「悪い奴ほどよく眠る」の足が不自由な花嫁役、「天国と地獄」の子供が誘拐される上流階級の母親役、「赤ひげ」の男に乱暴された過去を持つ頭の狂った娘役、「まあだだよ」の主人公の老いた妻役と、黒沢映画には5作品に出演されているそうです。番組はそれぞれの映画でのエピソードを香川さんが語り、その映画の場面が挿入される形で進められていました。
香川さんは1931年の生まれなので、今年で77才になられているはずで、他のテレビの最近の映像では「さすがに年老われたなあ」と思っていたのですが、この番組では照明とメイクがうまいのか、すごく若く見え、50代前半か40代後半かと思われるほどでした。語り口も若々しく、映画に出演していた猫を指して「ねこちゃん」と呼ぶあたりなど、今では死語となった「女学生」を思わせるものでした。
以前にも書いたかもしれませんが、香川さんの娘さんが私の出た高校で私の所属していた部活に入っていたことは知っていましたが、香川さんのご主人が新聞記者で、ご主人の赴任したニューヨークに3年行っていたことは初めて知りました。
私は香川さんが前から好きで、特に小津安二郎監督の「東京物語」の娘役と、溝口健二監督の「山椒大夫」の姉役、「近松物語」のお嬢さん役が私の中のベスト3なのですが、未だに魅力的な香川さんを見ることができ、とても幸福な時間を過ごせました。これらの作品をまだ見ていない方は、ぜひご覧ください。オススメです。
さて、昨晩のNHK・BS2で、出演した黒沢明監督作品について語る香川京子さんへのインタビュー番組が放送されていました。
香川さんは、「どん底」の娘役、「悪い奴ほどよく眠る」の足が不自由な花嫁役、「天国と地獄」の子供が誘拐される上流階級の母親役、「赤ひげ」の男に乱暴された過去を持つ頭の狂った娘役、「まあだだよ」の主人公の老いた妻役と、黒沢映画には5作品に出演されているそうです。番組はそれぞれの映画でのエピソードを香川さんが語り、その映画の場面が挿入される形で進められていました。
香川さんは1931年の生まれなので、今年で77才になられているはずで、他のテレビの最近の映像では「さすがに年老われたなあ」と思っていたのですが、この番組では照明とメイクがうまいのか、すごく若く見え、50代前半か40代後半かと思われるほどでした。語り口も若々しく、映画に出演していた猫を指して「ねこちゃん」と呼ぶあたりなど、今では死語となった「女学生」を思わせるものでした。
以前にも書いたかもしれませんが、香川さんの娘さんが私の出た高校で私の所属していた部活に入っていたことは知っていましたが、香川さんのご主人が新聞記者で、ご主人の赴任したニューヨークに3年行っていたことは初めて知りました。
私は香川さんが前から好きで、特に小津安二郎監督の「東京物語」の娘役と、溝口健二監督の「山椒大夫」の姉役、「近松物語」のお嬢さん役が私の中のベスト3なのですが、未だに魅力的な香川さんを見ることができ、とても幸福な時間を過ごせました。これらの作品をまだ見ていない方は、ぜひご覧ください。オススメです。