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リリー・フランキーさんの2册

2006-05-26 17:30:10 | ノンジャンル
 リリー・フランキーさんの「日本のみなさんさようなら」と「増量・誰も知らない名言集・イラスト入り」を読みました。
 前者は日本映画を一本ずつ取り上げ、批評(?)をするというもの。かなり笑える部分があり、私が一番爆笑したのは、「主演・俵万智。タイトル『ガンガー 俵万智イン・カルカッタ』と聞けば、この映画を知らない人でも多少の常識と判断力さえあれば、『ああ、俵万智扮する怪獣ガンガーがインドに上陸。カルカッタの町を破壊してゆくってカンジかな』と想像できるであろう。」の一文でした。ただ、リリーさんはこの本を単に笑える本として書いている訳ではないようなので、その点ははっきりさせておいた方がいいと思います。
 後者は筆者の日常から実際に聞くことのできた名言を、それにまつわるエピソードとともに紹介していくもので、奇人変人のオンパレード(ウ●コを食べるのが趣味という人まで出てきます)といった感じですが、中でも心に残ったのは、決まった女子高生を毎日痴漢するオジサンがいて、段々やることがエスカレートしてきて、ナマであそこを触ろうとするところまで来たので、さすがに女子高生が電車を降りて逃げると、オジサンは彼女を追いかけながら、裏返った声で「しよっ!! しよっ!! しよっ!! なっ!! しよっ!!」と叫び、「やめてください!! なんですか!?」と彼女が言うと「オレはここでいいからっ!!」と言ったという、すごい話でした。