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サンダース軍曹、発狂!

2006-05-09 16:25:56 | ノンジャンル
 昨日の「コンバット」は非常にかわった筋立てでした。
 題名は「生きる(Suvival)」。直訳すれば「生き残ること」ですね。冒頭、追い詰められたサンダース軍曹の部隊は、一旦捕虜となってドイツ軍の拠点につれていかれますが、味方の砲撃により、敵が壊滅する中、ヘンリー中尉らは逃げ出すことに成功しますが、サンダース軍曹だけは手首を柱に結び付けている紐がなかなか解けず、迫り来る炎に絶叫します。
 何とか脱出するのに成功した軍曹ですが、両手にはひどい火傷を負い、先程の炎の恐怖から、気がおかしくなっています。ふらふらと歩き続け、ドイツ兵の死体を弟と思い込み、その死体を抱いて道を歩いているところを味方の戦車隊に発見され、「おれのせいで、弟が死んだ!」と泣きじゃくり、救護所に連れて行かれるところで、番組は終わります。
 あのタフなサンダース軍曹が気が狂い、泣きじゃくるというのは、コンバットのシリーズの中でも、この一編だけなのではないでしょうか。とてもリアルに戦争を感じさせた一編でした。ちなみに監督はロバート・アルトマンでした。