自転車にまつわる四方山話(よもやまばなし)

自転車に関する気ままなブログです。

会津 喜多方

2014年09月21日 22時26分56秒 | 旅行
約30年ぶりに喜多方の街を訪れました。
当時、「喜多方ラーメン」の存在を知らず、『蔵の町』を観光しただけでした。
後年、喜多方の名物がラーメンであることを知って後悔し、いつか再び訪れ食べる機会を望んでいました。

会津旅行でまず向かったのは喜多方。
そして第一目的地は、ラーメン店。
人気のラーメン店は、行列ができる! との情報から昼前には着いておかなければ。



そして、選んだのは「坂内食堂」
都内にも姉妹店があり昼時は並ぶ店ですが、やはり本場で食べてみたかったのです。
店は、喜多方市役所の裏手?にあり人が並んでいなければ普通の住宅地。



店内は、昼少し前とあってすぐに座ることができました。
注文してできるまでの間にちょうど昼時をむかえ、前後してお客さんが途切れることなく入店してきます。
市役所の職員と思しき人や明らかに観光の人。
注文する様子で常連かどうかがすぐに分かります。



注文の肉そばができました。
大満足の味!

そして30年前を思い出しながら蔵の街を散策。
立派なレンガ造りの蔵で醤油を販売している「若喜商店」にあった「キリンビール」の看板。



文字は金箔だそう。看板一つにも歴史を感じます。
この辺りは以前は歩かなかったエリアです。

蔵が密集するもう一つのエリアに途中で買い物をしながら移動。





街並みは記憶にあるのですが、随分昔の印象と違っていいます。
「こんな街だったかな?」
今から思えばたいしたものではないのですが、当時はかなり思い切って買った「うるし盆」の店も見当たらず。

少し歩いた先の店で休憩を兼ねてお土産物の物色。
お店の方との会話の中で以前との印象の違いを伝えると、震災以降観光客が全く来なくなったこと、店の経営者も高齢化し廃業するする人が増えたこと、蔵の街のメインが移ってしまったこと等話されました。
震災の影響も含め30年という時間の経過は大きかったようです。

店の入り口脇にレトロ感演出の展示用でしょうか、郵便配達用の赤い自転車がありました。



性分です。写真をパチリ。
サドルは、革。



更に近づいて写真を撮っていました。



自宅に帰り写真の整理をしていて気付きました。
フレームに書かれていたのは「ツノダ自転車株式会社製 昭和60年9月製」。
約30年前に訪れたのは、正に昭和60年8月。
この自転車は、タイムスリップしてこの時代、この場所に現れたモノだったのかもしれません。

30年前、何をしていましたか?


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