自転車にまつわる四方山話(よもやまばなし)

自転車に関する気ままなブログです。

Holks ロードレーサー その11

2012年05月05日 22時27分24秒 | 完成車
何年かぶりに上野の「横尾双輪館」さんに伺って来ました。
愛車「Holks」で訪問するのは、オーダーしてから30数年経過しているものの初めてです。最近になってどうしても確かめてみたいことがあったので、乗って行くことにしたのです。

久しぶりに都心をトウクリップ・ストラップのペダルで走ると、何とも走りにくいこと。
信号待ちの度、クリップにシューズを入れるのに神経を遣います。
慣れというのは恐ろしいもので、昔はそれが普通だったのに今では煩わしさを感じます。
クリップを拾い損ねると、アスファルトにクリップのストラップ通しが当たり嫌な音まで立てます。
時々乗ってやらないとダメだと反省します。

GWの都心は、思った以上にクルマが少なく快適に走ることができました。
順調に走って「横尾双輪館」に到着。





店の外に愛車「Holks」を停めて入ると、停めた「Holks」を見た横尾さんから「いつ頃の自転車ですか?」と聞かれ、
「1980年のオーダーで30年前です。」と私。
「綺麗に乗っていますね。」とお褒めも頂きました。





私が確かめたかったのは、このフレームの製作者。
横尾さんに尋ねました。「この当時のフレームは、どなたが製作したのですか?イノセ(猪瀬?)氏では、との話を他で聞いたことがあるのですが・・・」
すると横尾さんは自転車をひょいと持ち上げ「フレームナンバーは、何番ですか?」と。
私がBB裏刻印の番号を伝えると「ああ、イノセさんですね。梶原さんのお弟子さんで、丁寧に作る人だったね。もう製作はやっていないけど」との回答。
更に、「ヴォーグに頼んだこともあったんですよ。」とも。
この話は、知りませんでした。

他の人にとってはどうでもいいことかもれませんが、ようやくわだかまりが解決しました。これからも大切に乗り続けます。
コメント (1)
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