『気になる馬』シリーズで取り上げた2020年追加募集馬も5頭になりましたので、今回のプシュケ'20は6番手ということになってしまいます。でも、よくよく見ていくと『もっと上位で取り上げても良い馬だったなぁ』と反省していますm(_ _)m
■プシュケ'20
◇牡当歳 黒鹿毛 2020.01.24生 新ひだか産(木村秀則牧場)
◇父:レッドファルクス 母:プシュケ (母の父:ノヴェリスト)
◇プラスビタールスピード遺伝子:CC型
◇美浦・根本康弘厩舎
◇販売総額 1,500万円 / 総口数 2000口
◇POINT!:母の妹にパラスアテナ、弟にカイザーノヴァがいる倶楽部ゆかりの有力一族。初仔とはいえ、母よりも大きく育ってきそうな雰囲気を有しており、適度な胴伸び、まとまりのある均整の取れた馬体の持ち主ゆえに、筋肉質でありながらシルエットを綺麗に魅せてくれる。放牧地では運動量の多いタイプで、物怖じせずに先頭を切って動ける度胸の良さも強みのひとつ。素直で手が掛からない性格からも、距離の融通が利くスピード型と言えよう。母にいち早く勝利をプレゼントしたい。
◇最新近況(11/6更新):北海道・新ひだか町の木村秀則牧場在厩。おもに昼夜放牧により管理されています。
◇木村秀則牧場・木村担当のコメント:「現在は当歳馬同士11頭で放牧中。これまで一度も萎むことなく成長が進んでおり、母よりも大きく育ってくれそうです。当初はシャープに見せていた体つきも、最近では少しずつガッチリとした印象に。段々と父系のスピード色も出てきているのだと思います。引き綱からも力を付けつつあるのが伝わってきますし、それに伴って放牧地では強気の姿勢を見せるようにもなってきました。この調子ですくすくと育っていって欲しいです」
◇募集時写真:2020/10/26
19年産馬の中では総額600万円の『コートリーラッシュ'19が最大のダークホースか?』と思っていますが、20年産馬の中ではこの馬がそういう雰囲気を持っていますね。バランスが良くてスラッとしていて、幼さが残る中にも1月生まれらしいアドバンテージを感じさせます。
この姿カタチでサイズがそこそこあるとしたら、アクシデントでデビュー出来なかった母の無念を晴らす可能性は充分にあると思いますし、募集のポイントにもあるように、ステラリードの系統はこのところ勢いが出てきていますからね。未出走の母に新種牡馬レッドファルクスの配合で1,500万円は強気な価格とも言えますが、こういう強気が『純粋にデキの良さを主張している』と考えれば悪くないのかもしれません。
ちなみに下の写真は2017年10月末に撮影した母プシュケの姿です。黒っぽい馬体に派手な大流星など、やはり面影がありますよね。母プシュケは420~30kgの馬でしたから、「母よりも大きく育ってくれそう」との木村さんのコメントは大事なポイントだと思います。
歩きも悪くないと思います… と言いますか、じっくり見てみるとこれが結構好みのタイプに思えてきました(^^ゞ 固過ぎず柔らか過ぎずキビキビ感もあって運動神経が良さそう。母系も父もスピードタイプだと思いますので、そういうところが受け継がれていると良いですね。
血統的には流行りのサンデーサイレンス18.75%持ちが目につきますが、そもそも祖母ステラリードがシーザリオ相似の優秀な血統構成。そこに異父系ノヴェリストが加わっていますので、(竹内さんご指摘の通り)プシュケは母として魅力的な要素を持っていると思います。父レッドファルクスは冠名のお陰で印象が薄くなってしまいがちですが、エンドスウィープとサンデーサイレンスを持ったスピード馬でしたし、ひょっとするとひょっとする可能性を秘めているのではないでしょうか。
アスカビレン'20、キョウエイカルラ'20の陰に隠れている面はあると思いますが、細かく見ていくと結構魅力的なポイントがあるプシュケ'20。当歳募集なので、今後の育成がどうなるかなど気になる点はあるものの、これからも成長を見極めつつ、他馬との比較を進めていく価値がある馬だと思います。(さすがに即満はないでしょうから…)
読んでたら、全部欲しくなっちゃいます(^_^;)
レッドファルクスも意外とキンシャサノキセキみたいにいろんな適性の仔を出すかもしれなく、未知の魅力がありますねぇ。
へへへ、そりゃあ、応援ブログですからっ!(^^ゞ
じゃなくて、本当に結構良いなぁと思っています。
あくまでほかの募集馬とのバランス、今後の成長次第ではありますが。
レッドファルクスは、初年度のデキ次第で父スウェプトオーヴァーボードを超えるぐらい活躍馬を出すかもしれませんね(^^)
母プシュケが走れなかった分まで2年後、頑張って欲しいから(笑)。追加募集では、このプシュケ2020と、コートリーラッシュ2019の2頭は出資確定です。あとはソヴールトウショウ20019をWind厩舎に入れるかで思案してます(笑)
矢作&池江厩舎の高額馬2頭はパス&アラマサは遅生まれ&板東&中舘厩舎で、またゆっくり育成で慎重すぎののらりくらり育成をされそうなのでアラマサもパスします(笑)
プシュケ'20、コートリーラッシュ'20の2頭はなかなか楽しめそうですね。
出資馬の仔を応援するのはまた格別ですからね!