ファンタストクラブ在厩のレトロクラシック’22は、おもにダート周回コースでハッキング2000~2400mを消化しています。11月中旬の馬体重は460kgです。
◇佐久間調教補佐のコメント 「日々の調教で疲れることに慣れ、今では当たり前のように現在のメニューをこなしてくれています。元気を余して自分を主張するなど、良くも悪くも余裕が出てきましたね。迫力があって肉付きが良い体つきですが、身のこなしに硬さはありませんので、きっと筋肉の質が良い馬なのだと思います。軽目を入念に乗り込んでいくことで、着実に基礎体力が備わりつつあるようです」
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ツアー時点の442kgから460kgへと、トレーニングを継続しながらだいぶ体重が乗ってきました。「今では当たり前のように現在のメニューをこなしている」とコメントされているとおり、そろそろ次のステップへの準備ができつつあるようです。
本馬の遺伝子はCT型。CT型で柔らかい馬は比較的長いところをこなす傾向がありますので、将来はマイルから中距離というよりは、中距離以上の舞台で活躍してくれるかも…。何だかんだで1800m、2000m以上の距離で活躍する馬は貴重ですし、ルーラーシップ産駒の本馬には、最初からそういう路線を歩んで欲しい気がします。
そのためにも、まずは基礎体力をしっかり付けること、そしてキチンとしたフォームを身につけたいです。どうやら気性は前向きであり、それでいて馬体減りの心配はなさそうですし、冬の間もこの調子でバンバン乗り込んで、さらなるパワーアップを図っていきたいところです。期待できるんじゃないでしょうか(^^)
【ファンタストクラブ在厩のレトロクラシック’22:公式HP(2023/11/10更新)より】
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