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牛タンを腹の底から堪能しよう! @黒タン屋 だん・新橋

2015-06-10 06:00:51 | うまいもの
今日は牛タンの話を書きます。
別に大上段に振りかぶるつもりはないですが、最近は、牛タンの美味しいお店に行く機会がなかったことに気づいたんですよね。 焼肉屋の牛タンが美味しい事はあっても、最初から牛タン目当てでお店に行く事はない…みたいな。。
何故そうなのかは深掘りすると面倒なのでやめますが、一時期流行った牛タン専門(メイン)の店が、東京地区ではグッと少なくなった事が一番の要因ではないかと感じています。

そんな中、新橋で数ヶ月前から気になっていたお店がありまして、お店の名前は『黒タン屋 だん』。 「だん」と言えば美味しい牛ホルモンで有名なB級名店ですが、もしも、「だん」が本気で牛タンを始めたのなら、これは一度試さないといけないな、と思っていたのです。

前置きはこの辺にして、早速お通しとホッピーからです。


新橋っていうのは、何となくホッピーが似合う街ですよね。
安くて合理的で、好きなものを好きなだけ飲みたい人向けのビール、といったところでしょうか。
状況次第でずっとホッピーを飲み続けてもいいし、サクッと飲み切って次に移るのも簡単です。 いやホント、さっぱりしていて飲みやすいので、これからの季節にかなり使い勝手が良い飲み物だと思います。

こちらはお肉を食べる時には是非とも準備しておきたい一品、キムチです。


キムチは予想以上の美味しさでした。
日本で漬けたキムチとしては比較的深めに漬かっているタイプだと思いますが、きちんと酸味が際立つ前のものでしたから、そのままでもお肉と一緒でも、どちらにも使えそうなキムチでした。
旨みも充分に深さがありましたし、レベルの高いキムチだと思います。

こちらはですね、牛タン屋さんのはずなのに、なぜかイチオシだった生ラムです。


イチオシした責任を感じたからでしょうか、笑顔が眩しいスタッフさんが焼いてくれました。


焼き上がったら、ジンギスカン風のタレにつけて頂きます。


この生ラムはですね、ハッキリ言ってすご~く美味しいです。
臭みなど全くないし、柔らかくてジューシーだし、一時期ジンギスカン屋が流行ったころのことを思い出しました。
あの頃は東京にも一気にジンギスカン屋さんが増えましたが、ラム肉が美味しくて健康にいいからこそ、あれだけのブームになったんですよね。。。 あれ?じゃあ、何故ブームが一過性のもので終わってしまったのかですが…

これは何とも言えませんが、一番の理由は、ジンギスカン屋さんが一気に増え過ぎたから。
元々東京の人にはラム肉を食べる習慣がありませんから、あれだけ急激に増えると飽きてしまうんでしょうね。
でも、ラム肉が美味しいことは変わりませんので、「だん」のように、牛タン屋さんや焼肉屋さんで質のいいラム肉を少しずつ出すお店が増えてきたら、再びラム肉が注目されていくのではないでしょうか。

ちょっとラム肉を褒めすぎましたが、ここは牛タンメインのお店ですから牛タン焼きを。


結構、火力が強いので、焦がさないように注意しながら(^_^)


牛タンは、もう焼肉屋さんでも定番化していますので、さすがに驚きのようなものはありません。
ですが、タンを売りにしているだけあって、「だん」さんのタンはなかなか高レベルだと思います。
堅過ぎず柔らか過ぎず、タンが好きな人が最も好む肉質は、きちんとした仕入れルートが確立しているお店ならでは。 塩味が控えめなので、備え付けのレモン汁を使うのがオススメです。

こちらはですね、やっぱりこれは食べておきたいよね、と思って頼んだ牛ホルモンです。


「黒タン屋 だん」は、「ホルモンだん」と同じ経営です。
(昔、「ホルモンだん」だった場所が「黒タン屋 だん」になっていて、「ホルモンだん」はその向かいに移っています)
笑顔が眩しいスタッフさんに確認したところ、「ここで出しているホルモンは、ホルモンだんのものと同じです」、とのことでしたので、それじゃあ食べるしかないよね!という展開です。

ふんわり柔らかい食感と皮目特有の弾力が絶妙のバランスで味わえるホルモン。
最近は美味しいホルモンを出す店が増えてきていますが、「だん」の牛ホルモンを塩で食べるのは、これはちょっとやそっとでは捨て切れない楽しみだと思います(^_^)

ジャーン!! 出ました、本日のメインディッシュ\(^O^)/


絶妙な火の入れ加減で登場したのは、黒毛和牛のタン焼きです!


黒毛和牛のタンをこの形で提供してくれるのは期間限定のようですが、とにかくこの美味しさは絶品としか言いようがなく、まさにタンステーキそのものでした。
ご覧頂いてわかるように、大ぶりのタンを分厚く焼き上げてあるので、旨みが全く外に出ていません。
厚切りのタンを売りにしている焼肉屋さんもありますが、ここまでやれるのはタンがメインのお店だからこそでしょう。
(普通はここまでやる必要ないですし…(^_^;))
これは問答無用、是非一度試してみてはいかがでしょうか(^_^)

この頃にはすっかり酔いも深まって、フラフラと日本酒モードに。。


ちなみに、グラスに「獺祭」の文字が見えますが、中身は違います。
流石にこの店に獺祭は置いていなかったはずですので、誤解無きようお願いします。

牛タンを食べながら日本酒を嗜んでいると、何か食べ忘れたような気がしてきました。
本当はお腹は充分に満足していたのですが、モヤモヤしたまま帰るのは私の主義主張に反します。 そうです、その日のことはその日に決着しないと気が済みません!
(この主張は、お酒に関してだけのものです。他のことについては結構いい加減です(^_^;))

とにかく、急に思い出して頼んだレバーのバター焼きです。


表面には綺麗に火が入っていますが、中はしっかりレアです(^_^)


もともとレバー好きの私ですから、これが美味しくないはずがありません。
バターをたっぷり使っているので高カロリーは決定的ですが、そんなことを気にしていては、本当に美味しいもの、本当に幸せになる料理にありつくことなどできません。
それでもカロリーやら何やらが気になる場合は、適度な運動で帳尻を合わせましょう!
(って、実はそれが難しいんですけどね(^_^;))

いやいやどうも、ラムに始まってホルモンや牛タンまで、実に楽しい食事ができました。
最初に書きましたが、「だん」訪問は、黒タン屋になってからはこの日が初めてだったのですが、こんなに美味しくて楽しいなら、もっと早くから通っておくべきでした。 人間、何事も面倒がらずに取り組まなければいけませんね(^_^)

ちなみにですが、これだけ美味しい思いができるお店なので、いつ行ってもガラガラ…みたいなことは絶対にありません。 特に7時前ぐらいからは高確率で満席になりますので、ゴールデンタイムに行きたい時は、予約をした方が無難でしょう。
急に思い立ってフラッと寄りたい時は、5時から7時、この時間帯が穴場です。
(そんな早い時間から飲めないよ!という方も多いでしょうが(^_^;))


黒タン屋 だん
都港区新橋4-15-8
050-5890-1104 (予約専用)
03-3434-5567 (問合せ専用)

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Comments (4)
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