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2009牡馬クラシック戦線 皐月賞前日予想

2009-04-18 08:16:20 | JRA G1・重賞戦線
いよいよ明日(19日)には牡馬クラシック第一戦、皐月賞が行われます。
今年は久々に関東から大物が出たこともあって、面白いレースを見る事ができそうです。

大本命はトライアル弥生賞の快勝を含む4戦全勝でこのレースに向かう1枠1番ロジユニヴァース。
自分からレースを作れる自在性があって、どんなレースにも対応できるタイプなのが強みですね。8枠の2頭とあわせて“3強”という人も多いですが、現時点では他の2頭よりも1段上の実力があると思います。普通にスタートをして、最内枠を捌くことが出来れば1冠目獲得の最短距離にいるのは間違いないでしょう。

その8枠の2頭、16番アンライバルドと18番リーチザクラウンはもう少し内側の枠が欲しかったのではないでしょうか。
リーチザクラウンは、実は瞬発力があって差す競馬も出来るのですが、勝ちに行くとなるとやはり4コーナーでロジユニヴァースの前にいたいところでしょう。中途半端な位置取りで外々を回らされるぐらいなら思い切って逃げるか・・・。気持ちよく逃げた昨年末のラジオNIKKEI杯で、差してきたロジユニヴァースに4馬身千切られているので悩ましいところです。
アンライバルドは、道中ロジユニヴァースを前に置いて、4コーナーで並びかけるような競馬をしたいのではないでしょうか。直線の追い比べで勝負するためにも位置取り争いには力を使いたくないところですが・・・。内外は別としてもロジユニヴァースを視界に捉えながら進める位置が取れれば、瞬発力でいい勝負に持ち込めそうです。

怖い存在なのは鞍上に新パートナーを迎えたフィフスペトル。スプリングステークスでアンライバルドに敗れたために人気の盲点になりがちですが、前走は中間の調整が必ずしも順調ではなかったですし、一度使った今回は調子を上げてくるのではないでしょうか。

ナカヤマフェスタは使いたかったトライアルを使えずに京成杯からの直行となったのが痛いところですが、ちょっと面白い存在だと思います。京成杯で見せた、「不利を跳ね返して伸びてくる勝負根性」は混戦になるようだと活きて来そうな気がします。
評価を下げていて不気味な馬は、その京成杯の勝馬アーリーロブストです。弥生賞の大敗で勝負付けが済んだという雰囲気ですが、あの時は「何故?」と思うほど後ろの位置取りで、全くこの馬の良さが出せませんでした。先行して粘る形に持ち込めば、もう少し差の無い競馬に持ち込めていいと思います。

さすがにクラシックだけあってほかにも気になる馬はいますが、今までの対戦や力関係を考えると、「ロジユニヴァース対上位5、6頭の戦い」というのがこのレースの構図に見えてきました。
 ◎1ロジユニヴァース横山典弘57.0
 ○16アンライバルド岩田康誠57.0
 ▲12フィフスペトル安藤勝己57.0
 △18リーチザクラウン武豊57.0
 △7ナカヤマフェスタ蛯名正義57.0
 △11アーリーロブスト福永祐一57.0

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