様似木村牧場在厩のステラリード’22は、先月同様、夜間放牧で管理されています。7月末の馬体重は408kgです。
◇木村担当のコメント 「馬自身が我慢してくれる範囲内での話ですが、ここにきて普段からテンションが高めでチャカチャカするようになってきました。だんだんと本性をあらわし始めたといったところでしょうか。同じグループの数頭が移動したため、現在は5頭で放牧中。急に仲間がいなくなってもそこはドライというか、何ら気に留めずに元気にやっています。暑い日が続きますが体調は変わらず良好ですよ」
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先月からまた少し体重が増え、ようやく400kgを超えてきました。ステラリードの仔は最初は小さくても継続的に成長し、だんだんとそれなりの身体になっていきますから、もうサイズについては特に心配ないでしょう。
それより問題なのは気性面でありまして、ついに様似の木村さんから「だんだんと本性をあらわし始めた」と言われてしまい…(^^;) まあ、今のところは「馬自身が我慢してくれる範囲内での話」のようですし、多少テンションが高くてチャカつくぐらいはステラ仔として当たり前、むしろ、大人し過ぎる方が心配ですからね。
毎年ステラ仔に出資をしている私としては、この手のコメントが出た時には『この仔もテンションの高さと同時にステラリードらしいスピードを受け継いでいるハズ』と思うことにしています(^^ゞ
【様似木村牧場在厩のステラリード’22:公式HP(2023/7/28更新)より】
◇木村担当のコメント 「14日に来場した調教師によれば、『スピードがありそうな雰囲気ですし、おとなしいですね』とのこと。ちょうど眠たい時間帯だったこともあるのかもしれませんが、すぐに立ち姿を決めてじっとポーズを取っていました。シルエットを崩すことなく成長が進んでいますので、この調子で首差しなどに逞しさが出てくれば、いっそう馬を良く見せるようになってくるかと思います」
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5月末測定時の375kgから20kg増の395kgと、400kg超えまであと一息になりました。
ステラリード産駒の場合、兄姉がどのように成長していったかをずっと見守ってきましたので、あまり馬体重に一喜一憂する気はないのですが、まずは(兄姉同様に)きちんと成長していることが分かって良かったです。
14日には高柳大先生が牧場を訪れ「スピードがありそうな雰囲気」とコメントされたようですが、ステラリード産駒でこういう歩きができる仔、良い雰囲気を持った仔はある程度以上には走ってきますからね。確かに首差しのあたりを中心に、まだ全体的に幼さが残ってはいるものの、それはいずれ時間が解決してくれるでしょうし、正直、本馬については全く心配していません。
あとはもう、怪我なく無事に成長してもらうだけ。。この系統特有の気性面についても今のところは大丈夫そうなので、全姉パラスアテナ超えの活躍を夢見つつ、気長に見守っていきたいと思います。
【様似木村牧場在厩のステラリード’22:公式HP(2023/7/7更新)より】
本日8時にディメンシオン’22への出資申込みを済ませましたが、何となくステラリード’22も人気が高そうなので、念には念を入れて、一般申込み解禁となる11時前に出資ボタンを押しておきました。
これで22年産馬はゴッドフロアー’22、シンボリバーグ’22、そしてディメンシオン’22とステラリード’22の4頭体制に。。ぶっちゃけエンパイアブルー’22への出資はほぼ確定的、レトロクラシック’22も有力候補なので…。今朝の記事には「最低でも6頭規模にはなりそう」と書いたものの、(秋の追加募集も考慮すれば)どうやら6頭には収まらないかもしれません。
いやぁ、なかなか頭が痛いところではありますが、まあ、それはまたその時に考えます(^^;)
ステラリード’22
魅惑の一族から超新星の予感、豊かな将来性が大舞台でこそ輝く。
◇牝1歳 鹿毛 2022.02.03生 新ひだか産(木村秀則牧場)
◇父:ルーラーシップ 母:ステラリード (母の父:スペシャルウィーク)
◇栗東・高柳大輔厩舎予定
◇販売総額 5,100万円 / 総口数 3000口
◇プラスビタールスピード遺伝子:CT型
◇Point!:全姉パラスアテナを想起させる体のラインの持ち主で、姉の同時期よりもやや大きくて身幅があり、胸前や臀部の肉づきも良く、しっかりとした造りの好馬体。繋ぎには適度な長さがあり、放牧地ではこの血脈特有のスピード感に加えて、首を使った力強いフットワークを披露している。走りに対して真っ直ぐな性格は母のイメージ。それでも馬房の中では大人しく、人とのコミュニケーションも取れており、ポテンシャルの高さは世代屈指といえよう。活躍の場は芝の中距離あたり。重賞での実績が光る母や姉兄と比較をしても何ら遜色のない、スター候補の一頭だ。
◇最新近況(2023/6/6up):北海道・様似町の様似木村牧場在厩。牝馬8頭のグループに入り、日に16時間半ほどの夜間放牧にて管理されています。馬体重375kg、体高151cm、胸囲168cm、管囲19.0cm(5/31測定)
「父ルーラーシップも出ているようで、全体的にしっかりとしている馬体ですね。きょうだいとはまたイメージが異なり、ボリュームがある印象でしょうか。母の仔ということで身構えて迎え入れましたが、今のところ気性も問題ありません。放牧地では単独でも自発的に行動ができるタイプ。他馬にちょっかいを出すなど、快活に動き回っていますよ。さすがは走る血統という雰囲気を持っています」(木村担当)
【様似木村牧場在厩のステラリード’22:公式HP(2023/6/2更新)より】
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出資理由については2024年2歳募集馬、全容公開後の注目馬は?(3)と2024年2歳募集馬、全容公開前の個人的注目馬は?(2)に書いてある通りで、簡単にまとめると、要するに、素質比べなら全姉パラスアテナよりコチラが上なんじゃないかと。。パラスアテナは秋華賞であのデアリングタクトにあと僅かまで迫ったほどの馬(一瞬差し切るかと見えたほど)でしたから、全姉超えはそう簡単ではないものの、本馬に関しては高い目標を狙っていける気がします。
ディメンシオン’22同様、こちらも血統、馬体、動きなどに不安要素はないですし、加えて馬格もしっかりありそうです。このところ安定して勝ち馬を出してきたステラリードの産駒ですから、あまりアレコレ迷わず出資しました。(どうやら今回は即日満口馬が出ないかもしれませんが、まあ、この馬にはどうせ出資するのですから…)
そういえばこの世代では初の牝馬への出資になりますね。となると、現役時代に元気に走り回ってもらった上で、将来は牧場に戻って繁殖に…。そしていずれはこの仔の産駒にも出資したい…とか考え出すと、ますます抜けられなくなりそうです(^^;)
ステラリード’22