シュウジデイファーム在厩のディメンシオン’23は、馬装馴致を経て、現在は騎乗馴致へと移行しています。8月中旬の馬体重は423kgです。
◇岸本担当のコメント 「大きすぎず小さすぎず、ちょうど良いサイズですね。初期馴致を滞りなく進めることができており、この時期しては跨ってみての背中の感触がイイですし、身のこなしにも好感。性格も素直そうですよ。血統馬らしい雰囲気を持った一頭だと思います」
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シュウジデイファームへ移動したあと初期馴致が順調に進んでおり、すでに騎乗が始まっているようです。
その中で、「この時期にしては背中の感触がイイ」「性格も良さそう」「血統馬らしい雰囲気を持っている」と嬉しいコメントが並びました。まあ、背中の感触や性格に関しては外からでは分からないわけですが、「血統馬らしい雰囲気」に関しては、写真や動画からでも伝わるものがありますからね。こう言っては何ですが、シュウジデイファームの皆さんも、本馬に対しては特別な緊張感をもって接してくれている気がします(^^ゞ
あとはもう、とにかく『順調に!』のひと言です。
半兄コンタンゴがそうであるように、順調でさえあれば必ず注目される存在になるハズ。。矢作厩舎は藤原厩舎に負けず劣らず競争が厳しいですが、本馬はそういうところを気にする馬ではないですからね。このまま順調に成長してもらい、矢作厩舎の中でも特別な存在になって欲しいですし、きっとそうなるだろうと思います!
ディメンシオン’23は、初期馴致の開始に備えて、5日、浦河のシュウジデイファームへ移動しています。
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ディメンシオン’23がパカパカファーム厚賀分場からシュウジデイファームへ!
半兄コンタンゴが様似木村牧場から吉澤ステーブルに移動をしたのは昨年の10月初めでしたから、(あえて単純比較をすると)約2ヶ月早い始動になります。もちろん適切な移動時期は馬ごとに違うはずですし、競争成績に与える影響については一概に言えませんから、これだけで喜ぶのというのはアレですけれど、まあ、順調なのは確かでしょう。
ちなみに半兄コンタンゴは藤原厩舎でディメンシオン’23は矢作厩舎。厩舎方針の違いもあるかもしれませんが、2頭の1歳7月近況時点の体重を比べると、コンタンゴが390kgでディメンシオン’23が425kgと妹の方がひと回り大きいわけで、(この2ヶ月の違いは)成長進度の差によるところが大きいだろうと思います。(誕生日は兄が2/3、妹は1/30)
ということで、ディメンシオン’23には余裕をもって初期馴致に取り組んでもらいましょう。
ミスペンバリー、ディメンシオンの系統なので早期デビューを狙うタイプとは考えていませんが、それが矢作厩舎、シュウジデイファームでどうなるのかなど、今後のプロセスにも注目していきたいと思います!
そう言えば、ディメンシオン’23の叔父さんであり、壁破壊の常習者でもあるパンサラッサが南半球での種付準備に入ったようです。くれぐれも怪我などには気を付けて、向こうでも頑張って欲しいですね(^^)
ダイアトニックの隣馬房に入居しました。
— Winning Horse Club🇨🇳🤝🇯🇵 (@yangminghan8901) August 4, 2024
馬房の壁にすべて特別ゴムを貼っており、壁破壊者の常習犯を警戒しています。😓 https://t.co/HjhjXRSvlQ pic.twitter.com/pdsEejkSmi
先程、パンサラッサは無事ユイロンスタリオンに到着しました。 https://t.co/ae5wHXtTzv
— Winning Horse Club🇨🇳🤝🇯🇵 (@yangminghan8901) August 4, 2024
午前8時の申込み解禁と同時に出資ボタンをポチッと! 全体の出資作戦が決まったとは言えない状況下ではありますが、この馬に行くことだけは1年前から確定していましたので、何だか一仕事終えたようでホッとしています。
もちろん、まだ申込みをしただけなので、出資が確定したわけではないですが、8時ちょうどの時刻付きで受付完了通知メールが届いていますので、さすがにこれなら大丈夫でしょう(^^)
これで23年産馬はオピュレンス’23、Ononimo’23に続く3頭目の出資です。順当ならあと2~3頭は増やしたいと思いますが、それはまた落ち着いてから、新規募集馬の売れ行きなども見つつ考えたいと思います!
ディメンシオン’23
世界王者パンサラッサの姪、優秀な母に念願の重賞タイトルを贈る。
◇牝1歳 鹿毛 2023.01.30生 新ひだか産(木村秀則牧場)
◇父:エピファネイア 母:ディメンシオン (母の父:ディープインパクト)
◇栗東・矢作芳人厩舎予定
◇販売総額 6,600万円 / 総口数 3000口
◇プラスビタールスピード遺伝子:TT型
◇Point!:海外G1を2勝したパンサラッサの姉にあたり、自身も重賞戦線で活躍を続けた母。その期待の2番仔は美しくバランスに優れた抜群のプロポーションを誇っており、馬体の雰囲気やサイズ感などは母の父ディープインパクトの特徴を強く示している。広大な放牧地を大きく使って駆け回るその姿からは運動能力の高さが窺い知れ、気性的にも調教はしやすそう。実馬の印象、そして血統背景からもマイル~中距離で遺憾なく力を発揮してくれそうだ。チーム・パンサラッサが歩む新たなストーリーは日本の頂か世界の舞台か。楽しみは尽きない。
◇最新近況(2024/7/16):北海道・日高町のパカパカファーム厚賀分場在厩。24時間の昼夜放牧で管理されています。馬体重425kg、体高152cm、胸囲175cm、管囲19.5cm(6/28測定)
「平均的なサイズにあり、母が450kgほどで競馬をしていたことを考えれば、この成長曲線はベスト。気性面や良好なコンディションからも調教がしやすそうなタイプと言えそうですし、魅力的な一頭ですよね。肢勢も正しく、優秀な母系が色濃く出ている感じ。バランスの取れた美しい牝馬です。これから大きく育っていって欲しいですね」(ハリー代表)
◇募集時写真(2024/7/12:パカパカファーム厚賀分場)
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本馬への出資理由を書くとしたら、『2025年2歳馬募集馬・注目馬は!?(1)~ディメンシオン’23』を読んで頂くと分かる通り、ディメンシオンの後継として、ディメンシオンを超える活躍が期待できる馬だと感じたから…
というのはちょっとニュアンスが違う気もしまして、もともと事前の情報として昨年秋の見学会での木村さんとの会話がありましたし、血統的なスケール感も充分でしたから、本馬のラインアップ入りが確実になったあとは、全容公開で明らかにされる所属厩舎、写真や動画といった情報で最終確認をするだけ、という状況でしたからね。ぶっちゃけ出資理由云々というよりは、これは最初から決めていたんです…と言った方が分かりやすい気がします(^^ゞ
はい、もともと期待していた馬であることに加え、これまでとてもお世話になってきた矢作厩舎に決まったこと、母ディメンシオンを髣髴させるサイズ感、身体つき、遺伝子型、そしてお値段も含めて出資を躊躇する要因はありませんでした。
ディメンシオン’23
あとは、この馬はどれくらいで売切れますかね。
何だかんだで昼頃までは残っているとは思うのですが、もしかしたら夕方までには売り切れちゃうかも…。母ディメンシオンに期待をしている古くからの会員さんは多いですし、字面が綺麗なので、新規の方も狙いたい馬でしょうしね。
私としては、他の『気になる馬』も含め、売れ行き情報については頻繁にチェックしておきたいと思いますm(_ _)m