チャンピオンヒルズ在厩のトリフィスは、おもに周回コースで軽いキャンター1000~2000m、坂路でハロン17~20秒ペースのキャンター1本を消化。適度に15-15前後を乗り込まれています。
◇小泉厩舎長のコメント 「先週の木曜日にこれまでと同じ方策で蹄鉄を打ち替えてもらいました。装蹄直後のほうがスムーズな歩様を見せるのはいつもと同じ。ただ、爪が良くなるのを待つだけでは先が見えづらいですからね。左手前で走っている時の重心が僅かに右寄りですので、それが負担になっている可能性もあるのでは。今後はアプローチに変化を与え、走り方の修正によって現状を打破していければと考えます」
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いったん私は、もう復帰できないかも…という最悪の事態まで覚悟をしましたので、想定による対処に加えて「走り方の修正によって現状を打破していければ」というチャレンジなども、できることはダメもとでドンドン試して頂きたいです。
まあ、今でもハロン17~20秒ペースのキャンターは問題なく継続できているわけですし、この機会に走りの質が高まっていけば、万が一復帰できた際にはそれが大きな武器になるかもしれませんからね。
ということで、全体的には今週も大きな進展はナシ。引き続き落ち着いて見守っていきます。
チャンピオンヒルズ在厩のトリフィスは、おもに周回コースで軽いキャンター1000~2000m、坂路でハロン17~20秒ペースのキャンター1本を消化。半マイル58秒程度を上限として乗り込まれています。
◇小泉厩舎長のコメント 「蹄鉄を打ち替えた直後の1~2週間は比較的いい感じですが、次の装蹄のタイミングが近づくにつれて、“1日半の溝”が顕著になってきますね。よって24日に装蹄を控えている今週は爪の状態がもうひとつ。そのあたりも含めて装蹄師と意見交換を行い、あした鉄を外してみての反応なども再確認してもらいつつ、手をかけていければと思っています」
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なるほど… これはアレですね、このまま復帰できないことまで想定しておく必要があるかもしれません。もちろん、そんなことは考えたくもないですが、今のところ、状況が良くなる兆しが見えないので…。
いや、能力があることが分かっているだけに、とてもツラい覚悟にはなりますが、もう何か月も爪の状態が改善しないわけで、一応、最悪のことを覚悟したうえで、最後まで無条件で応援するのがイイのかなと。。その方が、うまく行き始めたらすごくラッキーで嬉しく感じられますし。
ということで、年内出走とかそういうレベルではなく、是非とも、もう一度競馬場で思い切り走らせてあげたい…ぐらいの感じで見守っていこうと思います!(その方が気が楽かも(^^ゞ)
チャンピオンヒルズ在厩のトリフィスは、引き続き、おもに周回コースで軽いキャンター1000~2000m、坂路でハロン17~20秒ペースのキャンター1本を消化。半マイル58秒程度を上限として乗り込まれています。
◇小泉厩舎長のコメント 「現在の装蹄方法がフィットしているように思うのですが、速めをやるとやはり午後の歩様がひと息に。翌日ウォーキングマシンのみにして楽をさせると、その次の日には正常な歩様に戻るのですが…。ただ、さすがにこの状況での帰厩は見切り発車になってしまいますので、この1日半の溝をどう埋めていくかが課題。辛抱の調整が続きます」
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「現在の装蹄方法がフィットしている」のはイイことですが、それでも大きな進展とはいかないようです。
現状で課題となっている『一日半の溝』がどう埋まるか、どうすれば埋まるかは分かりませんし、何とも難しい状況になってしまったのもです。もともと爪の問題が厄介なのはわかっていたつもりでも…。
出口が見えない辛抱はなかなかキツイものですが、あと一歩のところまでは来ている気がしますし、その一歩を何とか乗り越えてもらうしかありません。。ハッキリ正解がないだけに、ちょっと神頼み的な何かが必要なんでしょうねぇ(´へ`)
トゥジュールは、16日、ジョイナスファームへ移動。今後の進退につきまして奥村武調教師と慎重に協議を行いました結果、誠に残念ではございますが、現時点における引退が適切であるとの結論に至り、近日中にも競走馬登録を抹消することになりました。なお、出資会員の皆様には、抹消に関する諸手続きが完了し次第、オフィシャルサイト等にてご案内いたしますので、今しばらくお待ち願います。
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すでに前走後のコメントで予告されていた通り、改めての協議の結果も『現役引退』となりました。
本馬について感じるところと言えば、やはり、トレーニングを積むべき重要な時期に屈腱炎を発症し、ほとんど鍛錬らしいことができなかった現実、これがどれほど大きいかを改めて思い知らされた気がします。
デビュー戦、2戦目を見る限りでは、本馬には水準以上の競馬センスがあったと思いますし、だからこそ初戦後に『未勝利のまま1勝クラスに続戦』というチャレンジをしたわけで…。
まあ、こうして結果が出てしまえば、最初からそんな甘い話はないだろ!なのですが、諦めが悪いのは私も嫌いじゃありませんからね。様々な手を尽くして頂いた陣営には改めて感謝したいと思いますm(_ _)m
そう言えば、奥村武厩舎、ジョイナスファームのラインにはモダンがお世話になっていますので、この際、『トゥジュールの敵をモダンで討つ!』つもりで応援していきます(^^ゞ
プライムラインは11日付けで競走馬登録を抹消いたしました。
なお、出資会員の皆様には詳細をオフィシャルサイト等にてご案内いたしますので、ご確認のほどお願いいたします。長きにわたる皆様からのご支援に対しまして、心より御礼申し上げます。温かいご声援、誠にありがとうございました。
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当時、バートラムガーデン’17と呼ばれていたプライムラインに出資をしたのが2018年10月ですから、丸6年間も出資馬として応援していたんですねぇ…。こういう馬が引退するのは寂しいですが、6年も頑張ってくれたこと自体が素晴らしいですし、何と言いますか、一種の『やり切ってくれた感』があるのもまた事実です。
【バートラムガーデン'17】出資申込み完了により、矢作厩舎セット完成!
出資した時の記事を読むと、『矢作厩舎セット』なる言葉が出てきますが、これは、広尾TCにおける矢作厩舎の存在が今ほど確立されていなかった中で、矢作先生が『一頭だけだと何が起こるかわからないが、二頭やらせてもらえれば(高確率で)会員さんが喜ぶ結果を出せると思う』と仰ったことが発端となってできた言葉でした。
ちなみにセットのもう一頭がミスペンバリー’17、あのパンサラッサだったわけですから、初代矢作厩舎セットの破壊力はパンパなのもじゃなかったですし、プライムラインが脚元の問題で大変な苦労をし、地方出戻り策を経て田中克典厩舎へ転厩したプロセスも含めて、セットの主旨である『二頭いることで…』が見事に現実のものになったと言えますね。
今では矢作厩舎は広尾TCに欠かせない大きな存在になっています。
その点については、今も頑張ってくれているバスラットレオンやキングエルメス、テラステラといった馬たちはもちろん、初期のころから矢作厩舎との関係性を発展させてきたオーナーサイド、クラブには感謝しかありません。
そして、昨日、もみじSを走ったアスゴッドとデビュー前のストラテージュという『矢作厩舎・22年産モズアスコット産駒セット』、ディメンシオン’23とOnonimo’23の『矢作厩舎・23年産日米良血馬セット』にも大いに期待をしています。
話が脱線しましたが、とにかく6年もの長きにわたり(辛い時期もありましたが)出資者を楽しませてくれたプライムライン、本当にお疲れ様でした&ありがとうございましたm(_ _)m
そう言えば、10/18に全容公開予定の追加募集馬たち、とくにベルカラ’24(父Sea The Stars)やワイルドウッズビューティ’24(父Flightline)はどこの厩舎になるのか…。私の予想としては、24世代の矢作厩舎セットは父モズアスコットのステラリード’’24とワイルドウッズビューティ’24の組合せなのですが、どうなりますかね…とまたまた話が脱線してしまいました(^^ゞ
【栗東トレセン在厩時のプライムライン:公式HP(2024/10/10更新)より】
新潟7レース 3歳以上1勝クラス(若手騎手限定/ダ1800m)で10着となったトゥジュールの関係者コメントです。
◇石田騎手のコメント 「デビュー戦のときよりは緩さが解消しつつありましたし、行きっぷりが良く、道中もいい感じでしたが、最後の直線で脚を使えませんでした。未勝利戦であればまた違うのかもしれませんが、正直なところ1勝クラスではちょっと厳しいのかもしれません」
◇奥村武調教師のコメント 「一度使って実が入ってくることを期待していましたが、どうもそこまでの変わり身はなかったようでして…。レースでは行きっぷり良く先行できましたので、あそこから最後に脚を使えればよかったのですが、思うような伸びがありませんでした。この行きっぷりの良さを活かして距離短縮という見方もできなくはないものの、あくまでも1800mだからあの位置で競馬ができるのであって、短距離だとそれはそれで厳しくなってしまうのではないでしょうか。せめて着にでも来てくれていれば続戦を考えますが、今日のレースぶりからしますと、正直このクラスでは難しいように思います」
◆クラブのコメント 「序盤は掛かるぐらいの勢いで好位集団からレースを進めることができましたが、ペースが上がったところでポジションを落としてしまい、直線では伸びがなく上位から離されてしまいました。なお、脚元にリスクを抱えている馬ですし、未勝利の身。今回のレース内容も踏まえまして、本競走を最後に現役を引退させる方向で調教師と協議を進めていくことになりました」
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現役引退… まあ、冷静に考えればそういう結論になりますよね。
きちんと鍛えて体力がつけばと言っても、もう未勝利戦は終了しているわけですし、何よりハードに鍛えれば鍛えるほど屈腱炎の再発リスクが無視できないわけで…。前走から今回までの過程でもっと上積みがあれば別ですが、ある意味では、「このまま終わらせるのは惜しい…」と思わせた前走と似たり寄ったりの結果だったということですし…。
しかし、こういう競馬を見てしまうと、本当に屈腱炎さえなければと思わずにはいられません。タラレバを言っても始まりませんし、結果が出てしまっている以上、詮無いことではありますが。
でもまあ、最後まで諦めずやるだけのことはやったわけで、そこはトゥジュールにも関係者の皆さんにも『お疲れ様でした』を言いたいです。。厩舎の皆さん、ジョイナスの皆さん、ありがとうございましたm(_ _)m
そうですねぇ、ひとつの可能性としては、重い屈腱炎を発症した時点で諦める選択と思いますが、僅かでも可能性があれば続行の道を探るのが広尾TCの個性ですから…。(その良し悪しは別にして)
これでプライムラインに続いてトゥジュールも引退となり、何だか少し寂しいですが、明日は2歳馬アスゴッドが出走してくれますので、気分を切り替えて前向きに応援したいと思います!
新潟7レース 3歳以上1勝クラス(若手騎手限定/ダ1800m)に出走したトゥジュールは10着でした。
【レース内容】ややモッサリしたスタートも、内から押して前に取り付き4番手で1角へ。コーナーを回って向こう正面に入ってからも、あり余る前進気勢でむしろ折り合いがギリギリに見えました。勝負どころの3角手前でペースが上がると、少し置かれるかな?と見えましたが、コーナーに入って仕掛けられると、逆に前との差を詰め『まさかの一発!』かと思わせる走り…。ただ、さすがに体力不足の現状ではそこまでが精一杯、直線早々に力が尽きて11着での入線となりました。
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途中までは完璧!
体力不足は仕方がないですかねぇ…
ゲートは決して上手ではないですが、押されて前に取り付く場面、そして道中での前進気勢、4角手前で進出するときの走りには、これが未勝利馬とは思えない素質を感じてしまいました。
まあ、前走も初めてのレースで同様の評価を受けて、未勝利のまま続戦、格上挑戦を続けることになったわけですが…。いやホント、こういうレースを見てしまうと、このまま諦めるのが惜しい気持ちになりますよね(^^;)
うーん。。これは奥村先生はどうご判断されるんでしょうね。
初戦から今日までの追い切り内容は、お世辞にも褒められたものではないですし、これで全然ダメな競馬になるなら話は簡単なのでしょうが、直線でガス欠したとはいえ、きちんと鍛えて体力をつければ、いくらでも勝てそうなムードがあるという…。
ちょっとどういう方向性になるかの予想は難しいですし、ここは例によって関係者コメントを待ちたいと思いますm(_ _)m
**2024/10/12新潟7R 3歳以上1勝クラス(若手騎手限定/ダ1800m)・良**
サラ系3歳上1勝クラス【2024年10月12日新潟7R】競馬ラボ
**2024/10/12新潟7R 3歳以上1勝クラス(若手騎手限定/ダ1800m)13:15発走**
◎ カムランベイ
○ クラウンシエンタ
▲ ソルアマゾン
△ ヒルノアントラ
△ エスジースパークル
△ トゥジュール
トゥジュールは3枠3番になりました。
既走馬相手のデビュー戦だった前走が11着。一戦のみで進退を判断するのは早計との判断から、あえて未勝利のまま格上挑戦をする立場ですし、偉そうに枠順云々を言うつもりはありません。今度のレースがそうであるように、条件を問わず出走が可能なレースで実力を見せ、いばらの道であっても上を向いて進むしかありません。
ここまでの追い切りについても、正直、1勝クラスで勝ち負けのレベルとは言いにくいなど、全体的に前向き要素が少ないものの、こういう時こそ応援しなきゃいけないのが出資者というもの…。いや、別に応援しなきゃいけないルールなどはないですが、トゥジュールは現状の実力なりに真面目に走るタイプですし、誰からも注目されないのはアレですから(^^;)
その意味では、言い古された言葉『競馬はやってみなけりゃ分からない』を胸に刻みつつ、とにかく少しでもいい走りを見せられるよう応援あるのみです。結果、真ん中ぐらいの着順で戻ってきたら、良く頑張ったと褒めてあげたいです!
トゥジュールは、10月12日(土)新潟7R 1勝クラス・若手騎手(ダ1800m)に石田拓郎騎手で出走します。
- 24.10.09 助 手 美南坂不 1回 56.4-42.0-27.3-14.0 強めに追う
- 24.10.02 助 手 美南W良 6F 85.5-68.5-53.0-38.4-12.6(6) 強めに追う
ショウナンサムデイ(二歳1勝)馬ナリの内0.8秒追走同入
◇奥村武調教師のコメント 「先週フラットコースで追い切った後も脚元に変わりはありませんが、あまり続けてしまうと、体力的なものもあって疲労や硬さにつながる恐れもありそうですからね。よって今週は坂路に戻した次第。降雨により馬場が重かったとはいえ、56秒台でも一杯でした。やはり大事な時期に乗り込めなかった点が影響しているのでしょうか…。それでも体幹はしっかりしつつありますので、初戦より動けるとは思いますが、今回は1勝クラス。どこまでやれるか見てみましょう」
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トゥジュールの出走が確定しました。
レースは予定通り12日の新潟、若手騎手限定の1勝クラスです。
これまでの追い切り内容を見る限り、1勝クラスで勝ち負けするのは厳しいかもしれませんが、(奥村先生が仰る通り)まずは今の状態で「1勝クラスでどこまでやれるか」を確認するレースになるでしょう。
もちろん、出走する以上は少しでもいいレースを、できるだけ良い着順を期待したいのですが、正直、ここまでのプロセスには強気になれる要素が少ないなぁ…と感じています。
ただ、急仕上げだった初戦で上がり目を感じた故の未勝利続戦ですし、何とか可能性を繋いででほしいなと。。レース内容によっては、いきなり何らかの判断が下る可能性もありそうですし、自ら道を切り拓くべく頑張って欲しいですm(_ _)m
**2024/10/12新潟7R 3歳以上1勝クラス(若手騎手限定/ダ1800m)出走馬**
チャンピオンヒルズ在厩のトリフィスは、先週同様、おもに周回コースで軽いキャンター1000~2000m、坂路でハロン17~20秒ペースのキャンター1本を消化。半マイル58秒程度を上限として乗り込まれています。
◇小泉厩舎長のコメント 「いろいろとやっているなかでは、クッションを挟んで鉄橋蹄鉄を釘で留める方策がベターかと。ただ、それでも速めをやった後の1~2日間は歩様が完全ではないんですよね。トレセンでさらにピッチを上げていくには、良い時の状態を継続できるかどうかがカギになってきます。今後も試行錯誤を重ねることで乗り越えていきたいと考えます」
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先週、話があった「クッションを挟んで鉄橋蹄鉄を釘で留める方策」は悪くなく、現状では一番フィットしているようですが、「それでも速めをやった後の1~2日間は歩様が完全ではない」のであれば、一気に現状打開とはいきそうもありません。
出口が見えない中での試行錯誤はもどかしいことこの上ないですが、チャンピオンヒルズの皆さんはじめ、様々な努力をして頂いていますので、何とかその成果が出て欲しいと祈るのみです。
救いは半マイル58秒が継続できていること、そして矢作先生が我慢をして待ってくれていること…。競馬をさせてもらえば走ると分かっているとは言え、このままの状態が続くようだと先のことが心配になります。。m(_ _)m
【チャンピオンヒルズ在厩のトリフィス:公式HP(2024/10/3更新)より】