ジョイナスファーム在厩のモダンは、現在は、おもに周回コースでハロン20秒ペースのキャンター1400mを乗られています。
◇稲村場長のコメント 「先週末より普通キャンターを交えて、トータルで2800mほどの調教へ移行。後肢を中心にまだ緩く、今日(30日)のような馬場が悪い日はバランスを崩しやすいものですから、特に注意して乗っています。当面はこのメニューを念入りに続け、基礎固めを行いつつ良化を促していきたいところです」
-----
確かに馬場が悪いとバランスを崩しやすいですから、大きくて脚元に課題があるモダンのような馬の場合、尚更、注意深く乗らないといけないですよね。いろいろ気を遣うのは大変でしょうが、くれぐれもよろしくお願い致しますm(_ _)m
ということで、まずは怪我(手術)で休んでいた分の乗り込み量を、少しずつでも挽回していくイメージで。。全体的な調教量がそれなりに満たされていけば、きっと心身両面に前向きな変化があるでしょうし、そこまでは焦ることなくじっくりと…。
どうやらまだ『基礎固め』の段階のようなので、こちらも長い目で見守っていこうと思います。
ジョイナスファーム在厩のモダンは、おもにハッキングキャンター2400mでの調整となっています。
◇稲村場長のコメント 「上体が大きいうえに、まだ緩さが目立つ段階ですからね。脚元にも負担がかかりやすい状況かと思われますので、ある程度成長が進み、馬がいい意味で枯れてくるまでの間は、しっかりと体を使わせながら慌てずに力を付けていった方が良さそうです。週末からは通常のメニューにあたるキャンター1400mへ移行する予定です」
-----
大きい馬だと仕上がりが遅い…とは限りませんが、モダンはまだ馬体を自由自在に使えていないようですし、そもそも脚元の課題もありますから、否も応もなく時間をかけて進めていくしかないでしょう。
「しっかりと体を使わせながら慌てずに力を付けていく」のに、どのくらい時間がかかるかは、モダンが持つ成長曲線との見合いでしょうから、こちらとしては、とりあえず年内一杯を『成長促進と体力向上』に充てるイメージで待とうかと思います。
そのうえで、来月末頃に稲村場長コメントのトーンがどう変わってくるか…。今から一ヶ月でガラッと変わるまではないとしても、まったく同じことを言われるようでは困りますからね(^^;)
ジョイナスファーム在厩のモダンは、おもにハッキングでの調整となっています。
◇稲村場長のコメント 「毛色や体型、顔のサイズ感など、どことなく母のレトロクラシックに似ているところもありますよね。前肢はそれなりに出ますが、まだ全体的に緩く、スタミナ不足というか、さらに調教量が欲しい印象でしょうか。まずは下地を強化するべく、段階的に乗り進めていきたいと思います」
-----
稲村場長の「どことなく母のレトロクラシックに似ている」との感想は、私のとってはある意味嬉しいことなのですが、(毛色と体型はイイとしても)顔のサイズ感には笑っちゃいました(^^;)
まあ、モダンも脚元の関係で結構長く休んでいた馬ですから、「まだ全体的に緩くスタミナ不足、さらに調教量が欲しい印象」というのは全くその通りでしょうから、口向きや折り合いなど走りの質を高めつつ、みっちり乗り込んで頂ければと思います。
果たして何ヶ月でトレセンに呼ばれるレベルになってくれるのか、大きな馬だけに脚元にも気を遣う必要がありそうですし、少ーしだけ長い目で見守りたいと思います。
美浦トレセン在厩のモダンは、11日、ゲート試験に合格しています。
◇奥村武調教師のコメント 「入り、駐立、そして発馬と無事にこなしてくれました。このあとは週明けにもいったん(千葉県香取市の)ジョイナスファームへ放牧。さらに乗り込みを進めてもらい、体力アップを図りつつ成長を待ってあげたいと考えます」
-----
今朝ほどのの記事で、「(ゲート試験には)何だかんだで来週あたりに合格する気もしていますが、あまりゲートが上手とは言えない感じですし、油断しない方がイイのかも…」と書いたのですが、アッサリと合格の報告が届きました。
まあ、例によって『試しに受けてみたら無事合格、ラッキー!』みたいなパターンでしょうが、どんなカタチであれ合格してしまえばコチラのもの。合格後にいったん放牧して成長を促すのは既定路線でしたから、それが早く実現して良かったです。
ということですが、ゲートはいずれは受かるもの。本当の勝負はこれからになりますので、ジョイナスファームでしっかり鍛えて頂いて、次回入厩の際には「体力的にはまだまだこれから」などと言われないよう頑張って欲しいです!
美浦トレセン在厩のモダンは、6日(日)にウッドにてやや速め、普段は坂路を中心に調整されています。
◇奥村武調教師のコメント 「ゲート練習を続けており、発進はまだ速くありませんが、入りと駐立は問題なし。水たまりを気にするようなところがありましたので、馬場の回復を待ってからゲート試験を受けてみようと思っています。馬は変わりなくきていますが、体力的にはまだまだこれからといった感じでしょうか」
-----
ゲート試験の準備中とは言え、奥村先生に「体力的にはまだまだこれからといった感じ」と言われてしまいました(^^;)
まあ、モダンの場合は、結果的に北海道でのトレーニングを早めに切り上げた部分もありますからね。ゲート練習だけでなく、さらに馬体を引き締めていくことも必要でしょうし、これからしっかり鍛えて頂ければありがたいです。
ということで、デビューがいつになるかは引き続き何とも言えない状況です。コチラとしては、一応年内デビューを想定してはいるものの、準備ができていない中での(経験を積ませる目的の)出走は、本来はあまり良いパターンではないですからね。
ということで、何はともあれまずはゲート合格を…。何だかんだで来週あたりに合格する気もしていますが、あまりゲートが上手とは言えない感じですし、油断しない方がイイのかもしれません(^^ゞ
【美浦トレセン在厩のモダン:公式HP(202410/10更新)より】
美浦トレセン在厩のモダンは、2日よりゲート練習を開始しています。
◇奥村武調教師のコメント 「基本的には大丈夫そうですが、立ち上がろうとして見せたり、ゲートでは少し身構えてみたり、出てからモコモコしていたりと、あまり性格が前向きではないような仕草も垣間見られましたので、メンコを着けようかという話をしています。ただ、まだ新しい環境に慣れていないだけかもしれませんからね。引き続き注視しながら進めていきたいと思います」
-----
ここ最近は『入厩したらアッという間にゲート試験に合格』する馬が多かったのですが、「立ち上がろうとして見せたり、少し身構えてみたり、出てからモコモコしていたり」という奥村先生のコメントを見ると、モダンはそうでもないようですね。。「基本的には大丈夫そう」とのことなので、過度に心配する必要はないのでしょうけれど(^^;)
まあ、本馬の場合は先週のトレセン入り自体が電撃的でしたし、入厩に関しては予定を早めた部分もありますからね。それを考えれば、多少合格までに時間が掛かるのは致し方ないところですし、焦らずじっくりやって良いと思います。
その前提で考えると、あと2週間のうちに新しい環境にも慣れ、ゲート試験にも合格できれば、その時点でようやく年内デビューの可能性が見えてくる感じでしょうか。。遊離軟骨除去手術をした経緯を考えれば、年内デビューが実現する方がスゴイこととも考えられますので、そこはある程度柔軟に、モダンの状態優先で考えて頂ければと思います。
【美浦トレセン在厩のモダン:公式HP(202410/3更新)より】
モダンは25日、美浦トレセンに入厩しています。
◇奥村武調教師のコメント 「週明けに牧場へ見に行った際、手術した箇所も問題なかったですし、牧場サイドも『いいコンディションにある』とのことでしたので、急遽、都合をつけて入厩させることにしました。このタイミングでまずはゲート試験までやってみようと思います」
-----
いやぁ、この馬にはてっきりファンタストクラブで会えるものと思っていましたが、募集馬見学ツアーの3日前にまさかの電撃入厩とは…。いや、急遽都合をつけて入厩させて頂いた奥村先生には感謝しかないですし、手術明けからずっと順調で、状態がどんどん上がってきたのは非常に喜ばしいことなので、全然文句はないんですけれど(^^ゞ
まあ、先週(9/20)の近況で奥村先生が「月内にもまた確認に行き、美浦近郊への移動のタイミングを考えていきたい」と仰っていましたので、見学会が終わったあたりで美浦近郊への移動かな?とは考えていましたからね。それが一週間ほど早くなり、外厩ではなくトレセンに直接入厩になっただけ…と考えれば誤差の範囲かもしれません。(だいぶ違う気もしますけど)
とにかく、このタイミングでトレセンに入れたのですからサッサとゲート試験をクリアして、年内デビューを狙っていきたいところ。手術のロスがありますし、馬体についてもまだ太くて緩い印象ですが、トレセンでゲートやら追い切りやらをこなしていくうちに、10kgや20kg自然には絞れるケースもありますからね。
ということで、パラスアテナと7/8同血の牡馬で馬体は500kg近いという、今後どういうタイプに育っていくかが非常に楽しみな馬だけに、今後の近況から益々目が離せなくなりました!(^^)
【ファンタストクラブ在厩時のモダン:公式HP(2024/9/24更新)より】
ファンタストクラブ在厩のモダンは、おもにダート周回コースで軽めのキャンター2000~2400mを消化。週2回、屋根付き坂路で3F14-14程度を乗り込まれています。
◇佐久間調教補佐のコメント 「速めを織り交ぜながら順調に乗れており、動きにも推進気勢が出てきましたね。ボテッと見せていた馬体も引き締まり、肋も薄っすらと見えて、だいぶ競走馬のそれに近づいてきた感じ。トレーニングを積んできた証しと言ってもよいでしょう。調教師によれば、『月内にもまた確認に行き、美浦近郊への移動のタイミングを考えていきたい』とのことでした」
-----
前回(8/30)近況あたりから兆しはあったのだと思いますが、この2週間で一気に調教が進み、肋が薄っすら見えるほど馬体が引き締まってきたとのこと。馬体が引き締まるのにあわせて前進気勢が出てきたのも良い傾向ですし、ようやく、『脛骨骨軟骨腫除去手術による大きなロスを取り戻しつつある』と言えそうです。
しかし、軌道に乗るとこれだけ進みが早いのは、もともとの潜在能力が高い証とも考えられますからね。どんなに順調にトレーニングを積んでも、器が小さければそれを受け止めることはできないわけで、モダンについてはそういう心配はいらないんじゃないかと思えてきました。(私、すぐに都合の良い方向に理解をしたがるタイプです(^^ゞ)
とにかく、奥村先生が月内に状況を確認し、移動のタイミングを考えるとのことなので、うまく事が運べば来月早々に美浦近郊に移動、年内デビューの線が見えてくるかもしれません。
もちろんここで焦ってもイイことはないのでしょうが、できることなら年内に実戦を経験させておきたいですし、ボーっとしているとアッという間に追い込まれてしまうのが最近の未勝利戦ですからね(^^;)
ファンタストクラブ在厩のモダンは、おもにダート周回コースで軽めのキャンター2400~3200mを乗り込まれています。
◇佐久間調教補佐のコメント 「大雨により坂路の馬場状態が悪かったため、この一週間はトラックで距離を乗り込む形となりましたが、馬自身は順調にきており、週末からまた坂路に入れて時計を出していきたいと思っています。元々がガッシリとした体型の馬ですから、目に見えてシャープになった印象はありませんが、調教を継続することによって皮膚感は着実に薄くなってきています」
-----
いやぁ、北海道でも大雨の影響があったんですね。最近は(台風じゃなくても)雷が鳴ったり、線状降水帯的なヤツができたりと、いろいろ気をつけることが多くて厄介です…。
それはさて置き、馬体写真を見ると、まだ全体的に緩くてボテッとした印象ながら、先月の状態に比べるとだいぶそれらしくなってきたような…。佐久間調教補佐によれば、「皮膚感は着実に薄くなってきている」とのことなので、この調子でトレーニングを継続し、あとふた回りぐらい身体を引き締めて欲しいと思います。
ただですね、動画で歩きを見るとやっぱり悪くないんですよね。まだ太いので『ノッシノッシ』みたいな印象になってはいますが、脚の出方、脚の運びは綺麗で柔らかいですから、これから調教が進んで馬体が引き締まり、それに連れて少しずつ軽さが出てくれば、相当に見栄えが良くなるんじゃないかと期待をしています。。頑張れ!!
【ファンタストクラブ在厩のモダン:公式HP(2024/8/23更新)より】
ファンタストクラブ在厩のモダンは、おもにダート周回コースで軽いキャンター2000~2400mを消化。週2回、屋根付き坂路で3F14-14程度を乗り込まれています。
◇佐久間調教補佐のコメント 「進んだ組に合流して、週2回の速めをスタート。その後も飛節に問題はありませんし、腹周りがシュッとして馬体のほうも多少引き締まってきた様子です。まずはこの調子で速めの本数を積み重ねていき、本州行きの態勢を整えていければと思います」
-----
6月頃までは、正直、『随分と遅れっちゃったなぁ…』と感じていたのですが、7月、8月と徐々に調教が本格化し、今はもう「進んだ組に合流」しているとのこと。週2回の速めをやっても飛節に全く問題は無いようですし、佐久間長補佐から「本州行き」との言葉が出るなど、年内デビューが充分に狙える雰囲気になってきました。
とは言え、全てが順調だった馬に比べれば、実質4ヶ月ほど休んだハンデがあるのは間違いなく…。本州行きまでには、まだ多少の時間があるでしょうから、引き続きバンバン乗って調教量を確保して頂ければと思います。
あとは、どちらかというとボッテリ系の馬体がどの程度引き締まっているのかな?と。今はおそらく500kg程度だと思いますが、脚元のこともありますし、できればデビュー時480kgぐらいがイイ感じじゃないかと思います(^^ゞ