改めまして、近畿財務局管財部のなくなられた職員の御霊に謹んで哀悼の意を表します。昨日からのテレビ報道、そして、本日の下野新聞2面の記事を見て涙がこみ上げてきました。亡くなられた職員は50代。同じ世代の私にはとても他人事とは思えません。親族に電話で「常識が壊された」と漏らしており、親族のコメントでも「やるべきではない仕事をさせられたのではないかと思う」との指摘に、相当尋常ではない対応があったことが伺えます。上司からの命令だからといって、法外なことまでやってはいけません。恐らくそうした事態に直面し、しかも、毎月100時間以上の超過勤務の連続、本人も「異動できず、つらい」と吐露していました。昨年8月から心療内科に通っていた職員。心身共に疲れ切ってしまったのだと思います。本当に残念な職員の死。昨年2月から森友学園問題は浮上しましたが、官僚が政治家をかばい続けた結果、やってはいけない行為(仕事)をやってしまったのではと、とても悲しい想いです。今回の問題は、国民も大きな不信感を抱いたことと思います。国会は、与野党を問わず、今こそ政治の責任でこの問題の真相究明をすべきです。私自身も、さまざまな角度から求めていく決意です。
昨日、午前8時より、東武新鹿沼駅前におきまして、第206回かぬまマンデーレポートを開催しました。花粉症がひどくなってきました。演説以外の時間はマスク姿をお許しください。さて、今回のレポートですが、森友学園問題と県議会情報についてレポートしました。森友学園問題は、昨年2月8日の朝日新聞の記事が発端でした。そして、この一年間、書き換えられた文書をもとに、国会答弁が繰り返されました。まさに、民主主義の根幹を揺るがす大事件です。何故、そうしなければならなかったのか?昨年2月17日の国会答弁では、安倍総理は「自分や妻、事務所がこの問題に関与していたら、総理も国会議員も辞める」と答弁していました。財務省の決裁文書の書き換えは、ちょうどその頃からとのことです。大問題です。国民世論で、この問題の真相究明を求めていかなければなりません。