２０１８年の栃木の観光戦略の動向

２０１８年の栃木県の観光戦略の動向について触れてみます。官民連携の取組が求められている今日、栃木県では４月から６月にかけましてＤＣ（ディスティネーションキャンペーン）本番が開催されます。全国のＪＲ６社全てで、栃木県の観光ＰＲがなされます。「本物の出会い栃木」がスローガンの企画でもあり、多くの来街者がこの栃木県に訪れ、栃木県の全てに触れていただけたらと思っています。また、１０月から２０１９年３月まではＪＴＢ北関東３県の合同企画による「日本の旬」という旅行企画が行われ、現在、プレ「日本の旬」として、「ワースト３県からの逆襲」と題した企画が行われており大変好調とのことです。２０１６年の地域ブランド調査におきまして、全国ワースト３県に北関東３県が選ばれてしまいました。その事態を利用し、自虐ネタ的な企画となっています。「もう上がるしかない」とのサブスローガンがとても印象的です。栃木県の観光戦略は、このように官民連携で行われますが、今後、２０２０東京オリンピック、２０２２一期一会とちぎ国体等ビッグイベントも続く関係もあり、持続的な戦略となることを期待しています。