本県の農産物海外輸出に関する下野新聞の記事が掲載されました。昨年の農産物輸出額は2億7千万円余り。一昨年の倍となりました。内訳は牛肉1.6億円、サツキ7千万円、青果4千万円とのことでした。この内訳をみて、地元鹿沼市も相当貢献していることを実感しました。参考までに全国トップの都道府県は青森県であり、輸出額はなんと100億円。この差はすごいです。青森県の農産物輸出の方策については、是非とも、調査してみたいと考えています。さて、今後の農産物輸出の課題も探る必要があります。県議会の議論では、品質向上・保持の観点から「グローバルGAP」の導入の必要性が唱えられました。とちぎの質の高い、そして、美味しい農産物を将来に向けて存続していかなければなりません。そのための施策充実が急務です。先般、農林環境委員会で、新規就農者の動向も報告がありました。新規就農者は、農産物輸出について、どのように考えているのか、興味があります。ある意味インセンティブになればとも思いますし、就農した後のさまざまな目標のひとつに自身の栽培した農産物が輸出されることも入ればいいとも感じます。ともあれ、第一次産業の持続可能性の追求は大変不可欠な課題です。県産農産物の未来を真剣に考えていきたいものです。
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