「まっちゃん」日記~「市民が主役の鹿沼」をめざして

「市民が主役の鹿沼をつくる」ことを目指して、私の所見や活動近況等をお知らせさせていただきます。

県議会農林環境委員会。

2017-06-07 08:48:19 | Weblog
昨日は、県議会第344回通常会議の審議議案について、各常任委員会に付託となった議案審査が行われました。私が所属する農林環境委員会では、「各種公共事業に対する市町村が負担する金額」に関する審議が行われ、議案審査は無事終了しました。このほか、農政部、環境森林部から特徴的な事象に関する報告がありました。本日の下野新聞をはじめ、各種新聞での記事の通りでありますが、私からは幾つかの質問と要望をいたしました。まず、「とちぎの元気な森づくり県民税条例」改正に向けてのパブコメ結果についてですが、各分野に多くの県民の皆様から貴重な意見が出されました。私からは、是非ともそれらの意見を反映し、より充実した条例及び施策に展開するよう要望しました。また、シカやクマによる山林被害の関係ですが、日光市、鹿沼市が俄然多く、その対策も引き続き進めるとのことでした。私も質問しましたが、最近では「皆伐」によって山林を面的に伐採し、新たな植林をしていきますが、そうした場所は日当たりが良くなり、草が大いに繁茂するため、シカの餌になるとのことです。そこに、スギの若芽が植林されると、すぐに食べられてしまうこととなり、結果、林家の皆様の士気が下がっている実態について、地域訪問の際話を聞きます。県では、森林組合や市町等とも連携し、対策強化をしているとのことですが、新規林業就労者の確保のためにも、粘り強く、かつ、効果的な対策をすることを要望しました。因みに林業就労者の新規は40名ですが、半分が森林組合、半分は民間とのことでした。いずれにしましても、将来を見据え、こうした就労現場の実態も更に注目する中から、今後の対応を求められるよう引き続き調査研究を続けて参ります。

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