「まっちゃん」日記~「市民が主役の鹿沼」をめざして

「市民が主役の鹿沼をつくる」ことを目指して、私の所見や活動近況等をお知らせさせていただきます。

地域デイサービスの現状。

2017-06-23 08:43:33 | Weblog
先日、地域デイサービスの現状について、NPO鹿沼協会総会の折、講演を聞くことが出来ました。少子高齢化社会の到来を受け、地域とつながるデイサービスの実践例が参考になりました。鹿沼市千渡にある「和久井亭」。普段は定員10名のデイサービスですが、現在では、地域サービスの拠点となり、ご近所の方々をはしめ「和久井亭ファン」が大変多く集っています。デイサービス活用型によるこの実践は、今後の地域拠点(居場所づくり)の在り方に対し、大いにモデルになると実感しました。地域やNPO、その他多くの団体や個人の方々とつながることで、地域需要に応えるためのサービスの開発を行い、実践化しています。農産物のひき売りや和久井亭での食事づくりのネットワーク化等、どんどん地域発のマンパワーが生まれてきています。そして、そこに様々携わっている方々もまた生き生きとしている。まさに、相乗効果が生まれています。このほか、多世代交流の場である「花金」や「住まい方・暮らし方研究会」、地域座談会の開催をはじめ、地域フォーラムでは、グループワークで「自分たちの地域で何が出来るか?」について、討議してきたとのことでした。「10年後はどうなっているのか?」そして、そのために「私たちは何をすればいいのか?」といった問題提起を踏まえた討論等、「自ら考え実行する」といった姿勢が宿っており、とても素晴らしい実践例でもありました。「活き活きこっとん村」では、農産物の栽培のほか、最近では「鹿沼箒」の伝承で頑張っている市内在住の箒職人の支援を含めて、「箒草」の栽培に乗り出しました。このほか、地域フォーラムin千渡では、「地域便利屋」の在り方等も討議されています。今後の地域における高齢者を取り囲んだモデル的な実践に今後とも注目すると共に、将来に向けてどのようなライフスタイルを求めていくべきなのか、考える参考にしていきたいと思います。
コメント (2)
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