調査報告てす。

栃木県議会文教警察委員会の県外調査一日目が終了しました。午前中には、警視庁を訪れ、電話詐欺対策を調査しました。高齢者向に警察独自で電話録音装置を設置するなど、地道な取り組みが理解できました。午後には福岡県スポーツ振興センターを訪れました。福岡県タレント発掘事業や福岡県総合型地域スポーツクラブについて調査しました。小学生から中学生までを対象にした競技スポーツ選手の育成カリキュラムは大変参考になりました。

２０１４年度中間期における政策推進及び９月補正予算等に関する要望書。

　改めて、昨日栃木県知事に県議会各会派が９月補正予算を睨んだ中間期要望を提出しました。我が民主党・無所属クラブも１４項目の要望を作成し、提出しましたが、その概要について報告します。
　まず、ポイントとしては①災害対策（２月大雪災害のその後の対応、８月竜巻災害）、②指定廃棄物最終処分場、③財政健全化が挙げられます。なお、今回の要望事項のうち、私が担当した項目を紹介します。
　①奥山林の雪害対策の更なる加速については、大雪被害について６月臨時会議で補正予算が成立し執行中ですが、更に奥山の被害については、その後の把握もあり、また、元気な森づくり県民税との調整等の問題もあるため、森林所有者自らが行う森林復旧などについてもよりきめ細やかな支援を求めました。②地域医療再生の取り組みについては継続要望ですが、基金を活用した整備加速や医師や看護師の確保対策、地域医療センターの充実、各医療圏における地域医療再生計画の推進を求めました。③原発事故の風評被害に負けない本県農業の確立については、県産農産物の安全・安心ＰＲ事業やとちぎ農産物ブランド力向上対策事業の推進、放射性物質の検査体制の継続と安定的な供給体制を図るよう求めました。④活力ある中山間地域づくり事業の支援拡充については、今年度で終了予定の本事業の事業期間延伸と地域ニーズにあった支援内容の充実を求めました。⑤ＬＲＴ整備に対する対応については、県全体の公共交通を掌握し、計画推進に対する助言を県が行っている点から、宇都宮市に対し、県民・市民への合意形成に向けた適切な対応を促すよう求めました。
　このほか、総合スポーツゾーン、交通事故抑止対策、土砂災害警戒区域対策等、喫緊の課題をまとめました。９月１０日には、県知事からの回答を受ける予定です。その回答を受けて、９月議会の論戦が展開されます。引き続き頑張ります。