えくぼ

ごいっしょにおしゃべりしましょう。

天空の城

2013-06-20 14:42:12 | 歌う

          「天空の城」~竹田城跡~

 6月17日午前、わたしたち老人18名は姫路より竹田城へ向かう。城といっても約500年も前にあったという城跡を見るためである。大型タクシーに分乗してまぼろしの城へと向かう。「城跡はここより700メートル」の地点から歩く、のではなく上る。案内をしてくださるのは80歳のボランティアガイドさん、ときどき立ち止まり説明してくださるが天気が良すぎて光線の矢がすさまじい。

▲のぼりゆく最後の一人となりわれは頂き見上げる、雲になりたい

 徒歩700メートルなんて我が家からコンビニまでの距離。しかし山道はまるで違う。私は皆からかなり離れる、落ちこぼれる、いつものことだが。山道は舗装してくれているのに。

▲かつて城のありしあたりに立つわれの足もとよりひろがる緑の濃淡

 山頂の石垣は見事だ。広大な城があったことの証のように残されている。復元工事を開始してから約10年後の1980年に完成。我が家と同い年だ、この石垣は。

▲こんなところにアザミの花が咲いている赤にはなれない褐色の花

 500年前、この353メートルの山のこ辺りであったことなど知るはずもないアザミの花たち。

▲竹田城案内マップはよれよれになり人界へもどりゆく我は

 3日前の午後の今頃でした、山を下りるのは常にトップの松井多絵子