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『野心のすすめ』は真冬に読みたい

2013-06-02 14:21:50 | 歌う

              < 『野心のすすめ』は真冬に読みたい>

★真冬なら読んでみたいなこの本を林真理子の『野心のすすめ』  松井多絵子

 今週の本の売り上げ<ベスト10>の1位は『医者に殺されない47の心得』 2位は著者が
あの林真理子の新書『野心のすすめ』 3位は阿川佐和子の『聞く力』。 何日か前に昼のテレビで林真理子が騒いでいた。「やりたいことをやらないで後悔しないように」 このような発言は井戸端会議レベルだ。しかし林真理子に言われるとその気になってしまう女たちが多いらしい。
 林真理子はいつのまにか「直木賞選考委員」になっている。エンジニアと結婚して別れることもなく44歳で初産、お子様も順調に成長されている、らしい。しかも豪邸に住みブランドのバッグを持ち海外へも気軽に行かれる。欲しいモノは何でも手に入れてしまう。今や理想の女だ。

 「なにもかも欲しい女」は私の周りに「わんさ」といる。しかしブランドのバッグ一個と格安ツアーの海外旅行を1年に一度がやっと。欲しいものを手に入れるには途方もない努力をしなければならない。テレビの林真理子のおしゃべりはまるでマラソン。しかもすごいスピード。彼女は子供の頃は健康優良児だったろう。しかし彼女のおねだりに母上はさぞ悩まされたことだろう。

 大ベテランの作家になりかなりお年を召したはずだが、以前テレビで見たより若くキレイだ。欲しいもの、したいことをあきらめなければ若さをキープできるのか。『野心のすすめ』を読めば少しは彼女のようになれるのか。でも今読んだら体が熱くなりすぎる。『野心のすすめ』は真冬に読みたい本だ。「冬までベストセラーが続くかしら」とおもう意地悪な松井多絵子。