えくぼ

ごいっしょにおしゃべりしましょう。

半分生きて、、、

2018-03-30 08:44:36 | 歌う
「半分生きて、」というあとに皆様はどんな一言を続けたくなるだろうか。養老孟司は「半分死んでいる」と、
話題のベストセラ一で注目されている。

生き残る夏虫のごと早朝の寝床を我は抜け出でており

私はまさに「半分生きて、半分死んでいる」のである。養老孟司とは1937年生まれ日本の解剖学者、東大名誉教授である。現在の日本を生きるのはややこしく、生きている実感がない。

「平成とは、すべてが煮詰まった時代」「中ぶらりんの立場だから真理が見える」と🌼「半分生きて、半分死んでいる」の広告の言葉。

▲人文学で何を教えるか。
▲人口が減る社会
▲米軍の「誤爆」
▲コンピュ一タ一とは吹けば飛ぶようなもの

嗚呼わたしは吹けば飛ぶような老女!

兜太のいない朝日俳壇

2018-03-26 08:47:54 | 歌う
朝日俳壇は選者が三人になってしまった。「兜太さ一ん帰って来て!」という読者達の声が聞こえるような。

大串章選

🌼 遠嶺の名残の雪や兜太見ゆ (沢博史)

長谷川櫂 選

🌼春の虹すなばち兜太在るごとし(松井憲一)

朝日歌壇でも佐佐木幸綱。永田和宏共選

🌼人間に自然に春の嵐吹き兜太の骨のどつかりとあり(内野修)

お知らせ 4月8日から「歌壇俳壇」は毎週日曜日に掲載します。

ジュニア川柳

2018-03-24 14:32:05 | 歌う
先日いただいた「詩歌の森」にジュニア川柳の記事があり驚いた。🌼真島久美子が川柳をはじめたのは四歳の頃、両親が川柳をしていたので彼女の兄も川柳。

若くて柔らかい脳には作句の作業など簡単、お題に三句作るのに五分もかからなかった。20代に「佐賀新聞」の「青春五・七・五」の選者、小学生から高校生の川柳の選をする。子供たちの句は純粋だ。

選をするのが楽しくて仕方がない。だが数年で、そのペ一ジは広告紙面に変更、青春五・七.・五は終わることになった。とは残念である。

真島久美子さま、ネットで🌼「青春五.・七・五」をなさったらいかがですか。私は読者になりますよ。

続「歌の国、名古屋」

2018-03-21 10:37:46 | 歌う
14日のブログで私は「未来」で大活躍の歌人たちの歌を挙げた。この特集は
盛りだくさんである。小塩卓の「名古屋歌壇のディ一プな百年」に注目、

「名古屋の歌人は🌼名古屋短歌会館へと足を運ぶ、これは自慢してよい」と述べている、この特集でいま大活躍の歌人たちが名古屋出身であることを知った。

🌼 小島ゆかり

ふるさとは名古屋です。時の彼方よりチンチンチンと花電車来る

🌼 彦坂美喜子

超高層ビル増殖し続ける名古屋駅

(三四郎)の泊まりし宿を思いおり

🌼 島田修三

母に抱かれ尾張の冬に来し童子は七歳と十歳の父なるよ今は

🌼 加藤孝男

イタリアの革張りの机自慢する春日井建の壮年のころ

🌼 大塚寅彦

年古りてわれも何かに化したしよ物の怪したし昔語りに

🌼 荻原裕幸

大名古屋どうしてかくも何もなくうはつく春の器であるか

🌼 西田政史

誰も来ない公園あまた沿線にひらく消えゆく記憶のごとく

🌼 谷川でん話

名古屋とう架空の都市を生き抜いて野良猫がラブホテルを齧る

この特集を読みながら春の名古屋に行きたくなりました。

歌の国、名古屋

2018-03-18 14:20:12 | 歌う
短歌研究4月号の特集は「不思議な歌の国名古屋」

日本には、いくつかの「歌の磁力が強い地域」があり、その代表が名古屋らしい。岡井隆、春日井建氏が前衛短歌を牽引し、ニュ一ウェ一ブが。

「平成名古屋競詠短歌第一部」の13名のうち5名は「未来」の歌人、一人一首取りあげてみる。

🌼 大島史洋

中津川名古屋間にトンネルはいくつあるかと何度も問われき

🌼 加藤治郎

少年の輪唱遥か校舎から大名古屋大名古屋、終戦

🌼 大辻隆弘

中日ビル五階の窓に銀鼠に閉ざされてゆく街を見ている

🌼 黒瀬珂瀾

短歌的首都、と誰かがこぼすとき名駅にサンタコスのナナちゃん

🌼 野口あや子

隣の隣で煙草を灯しあなたにはなれぬのにまだここに座って

「未来」はこのような高波が、私は溺れてしまいそうです。