えくぼ

ごいっしょにおしゃべりしましょう。

明日は四月馬鹿の日

2019-03-31 14:41:57 | 歌う
🔘のぼり来て丘より見下ろすビルの群、高速道路、かなたの森林

本日☀天声人語でも「修文」 は最後の3案に残ったが「平成」に敗れたと、、。
この数日私も「文」 にこだわっている。この字を入れた元号を、「文丘 ぶんきゅう」はどうだろか。丘の上に立てばゆったりとした気分になる。いまの日本は忙しい、もっと ゆったりと、

🔘新しい元号は「文丘ぶんきゅう」 こそよけれ丘の上に立てばそよ風、みどりの風が

それにしても明日は四月一日、四月馬鹿、半世紀も前に私はこの日を楽しんだ。「T君から求婚されたの 」 と親友に電話したら「今日は四月馬鹿の日ね」 と笑い声。T君が好きらしい親友の反応を試したのに、私はT君が好き」 と告げたような、、。明日は嘘をついてもいい日、でも、まさか新しい元号までは。

歌集「大阪ジュリエット」 の桜

2019-03-28 14:59:47 | 歌う
五日前、わが家の郵便受けに橘夏生さんの歌集「大阪ジュリエット」が、近隣の桜が咲き始めていた。読み終えた今日は満開、散らないうちにブログに書きたい。

橘夏生さんは1979年、寺山修司の勧めて作歌をはじめる、86年、「短歌人」
入会、92年第一歌集「天然の美」
96年、「短歌人賞」 「評論エッセイ賞」

多くの歌人の思い出、夫や肉親の歌は今日は割愛し、桜の歌を抄出する。

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生野のさくら見尽くさむとぞ自転車をふたり乗りして公園めぐりぬ

それゆゑにさくらはきらひ「桜坂」 聴くたび泣くわれを夫はいぶかしむ

桜吐く無言のこゑのざわめきを聞きつつあゆむきみのゐぬ春

さくらさくら何処にしらほね隠したる針のやうなる雨ふりしきり

唇をさしあてしのち森閑とこぼるる桜みるふたりかな

桜の森にふたりの影が消えてゆく はやくたがひを見失ふため

さくら花びらいっせいに散るゆふべかな江戸八百八町に骨が舞ひたり

さくらならいちばんさきに散つてみたい誰も踏まない夜明けの土に

ベビ一カ一葉桜の奥に消えてゆく殺すより怖い産むといふこと

金に糸目はつけない

2019-03-27 14:28:58 | 歌う
一度言ってみたい言葉に「金に糸目はつけない」 という言葉がある。惜しげもなく、いくらでもお金を使おうという太っ腹~から今朝の天声人語は始まっている。

桜が満開、これから散りはじめる今
わたしの人生も下り坂だ。余生は刻々減っている。お金はあの世に持って行けない。気前よく使おう。と思う。でも、先ほどス一パ一で極上の牛肉を買わず特売の牛肉の細切れ。私みたいな女が景気を落ちこませているのか、

「女子のお金入門」 という本の新聞広告が目につく。
🔘不安なのに「な一んにもしていない」
やるべきことは3つだけ
①ふるさと納税
②節税しながら老後に備える
③投資デビュ一

PRESIDENTの広告
「お金に困る人、困らない人」 この先25年、今が別れ目、相続、税金、給料、年金、介護、キャッシュレス。、、

こんな広告を見ていたら、「金には糸目をつけない」 なんてできない。しかも5日前の私の健康診断の結果は全て正常ですと言われたりして、今夜は肥満のエビフライとチ一ズケ一キを、

わが町のすずらん通りの祭日の店にはモノを買わない人びと

🌸わたしの桜

2019-03-26 15:33:37 | 歌う
十数年前まではわが家に桜の木が一本あった。今頃は泡のような桜を楽しんだが花の終わりの頃は落ちた花々の掃除、葉桜の頃は毛虫、秋は桜紅葉の落ち葉の掃除に悩まされた、南側の塀の傍で成長しずぎた木はブロック塀を歪め、ついに伐採した。その後はご近所の桜を楽しんでいる。

🌸 わたしの桜

近づいてくる桜ばな近づいてくる昨年のわれの靴音

たとうれば桜の二分咲き、工事まだ半ばの駅前ビルの電飾

わた雲が地上に遊びにきたようなラィトアップの御苑のさくら

もう一人だれかが此処にいて欲しい枝垂れ桜のこの滝の下

駅ビルの北口付近の遅桜つかのま我に見られていたり

恐竜の屈む姿を思わせる花の終わりし三春の桜

大辻隆弘氏の卒業式か 「短歌時評」

2019-03-24 14:48:48 | 歌う
「若者たちは、短歌の現状に対して深い疑いを抱いている。彼らの声に真摯に耳を傾け、それを変革に繋げてゆけるかどうか。それは短歌界にとって待ったなしの課題だと思う」。本日☀短歌時評の大辻隆弘氏の最後の言葉である。

3月は卒業の月、朝日歌壇大辻隆弘短歌時評は今回で終了、氏の歌壇への抱負が伝わってくる。「インタ一ネットが発達しいろいろな不満が一気に、その対応が結社や歌壇にも」 という生沼義朗の発言から寸評は始まる。

「ネットが無かった時代にも、結社内の上下関係や上の世代の無理解への不満。自分の歌が性別や年齢に即して読まれしまうことへの不満。わたしも20年余り前は先輩たちに度々不満を抱いた。短歌もお稽古ごとの世界に似ていると、

ネットを始めてから急に短歌の世界がひろがった、俳人、詩人、写真家、私の歌を読んでくださる方が若返り男性も多くなった。

結社誌は縦書き、ネットは横書き、いま私は寝たり立ったりで、視界はその度に変化する。

今日の大辻隆弘氏の寸評を読み終えてたときイチロ一の引退会見を思った。明日は桜🌸が開いて欲しい、🌸🌸🌸🌸