えくぼ

ごいっしょにおしゃべりしましょう。

森瑶子の帽子

2019-02-28 13:34:52 | 旅行
「女たちの欲望は、森瑶子から始まった」という小説の広告を見ながら思う。女の欲望は果てしなく、でも辛い。女はゴ一ンにはなれないのではないか、
これはもしかしたら作者の島崎今日子の妄想、いや実話であろう。

ひとりの主婦が「情事」 を書いて38歳で作家になった。妻であり母であるだけの自分への苛立ち、森瑶子という名前と手にした収入はどれほどの解放感と自尊心を、、これは広告文である。

島崎今日子は1954大阪生まれ、夫や家族を傷つけることも厭わす書き続けた、森瑶子は作者自身に思われる。だから彼女の本が売れたのではないか。自身を家族をさらけ出したから読者は
感動したのだろう。しかし母娘との葛藤、夫との確執。そして作者は孤独になる。その辛さがまた小説を生む。

(^^)
五十二の女と十五の少年が、、そういうこともあるのだ男女

いま地球で1番注目されているハノイ

2019-02-26 14:03:28 | 歌う
ハノイはベトナムの首都、人気の観光地である。年間30万人の日本人が訪れているらしい。フランスの植民地時代のおもかげが残り私は10年も前にここで買った服を今でも着ている。ベトナム戦争の深い傷がありながら魅力溢れるハノイ、ここに金正恩はすでに到着、間もなくトランプも現れる。

明日は二人のお食事、ぜひ心から打ち解けてベトナム料理を楽しんでほしい。ハノイが平和をスタ一トさせた記念すべき都市になるように🌸🌸🌸

🔘老人よ大志を抱けと叫びたし成田空港出発ゲ一ト

🔘泥水の河だったのだメコン河の水面はわれを映さずたゆたう

🔘激戦のありしは此処ぞ夕ぐれの畑野は迷彩柄になりゆく

🔘記念館に新車のごとく戦車ありベトナム戦争終わっいない

焼けてしまった元吉田茂邸

2019-02-24 17:13:03 | 歌う
7年目を迎えた安倍政権に強烈な存在感を示してきた麻生太郎は元吉田茂の孫である。彼はもうじき80歳か。吉田茂の娘麻生和子の長男の麻生太郎は、私には常に吉田茂の影を曳いている。かの大磯の吉田茂邸を訪れたのは、そしてあの屋敷は焼失してしまったのだ。平成20年に刊行した私の歌集『えくぼ』には5首しか収めていない、


元首相吉田茂の居間にいて今日は見えない富士山を見る

この居間の酸素をすべて奪うかもツア一のわれら40人は

三匹の愛犬の名はサン、フラン、シスコそれぞれ墓あり庭に

竹林を上りてゆけば銅像の吉田茂氏どんと立ちおり

銅像はわれを見下ろし大磯の海を太平洋を見渡す

両国駅の階段はひな祭り

2019-02-22 16:08:41 | 歌う
JR両国駅でもう「ひな祭り」がはじまった らしい。ひな人形が並んでいるのは、ふだん使わない3番線臨時ホ一ムに通じる階段。段飾り数セット分のひな人形が、3月3日までずらりと並ぶ。

ひな祭りは3月3日、その翌日に行っても見られないなんて、私は半世紀余り前の今頃を想う。2月の半ば頃から母はひな人形を飾りはじめる。あれは7段だったか、真っ赤な毛氈という布を板の段に敷き詰めその上に雛を置く、雛の髪に飾りをつけたり手にあれこれ持たせたり半日を費やす。その半日を楽しんだのである。

2月の半ば頃に飾りはじめて「雛あられ」など菓子を供え雛段の傍らに桃の花を飾って3月3日にお寿司と甘酒で
祝う。翌日は雛人形を包みさっさと納戸にしまってしまう。雛人形をすぐ終わないと娘が売れ残るからだとは母の口癖だった。

毎年恒例の「両国駅大ひな壇」の最下段にオルゴ一ルが飾られ、ねじを巻くと「うれしい雛祭り」 のメロディ一が流れるらしい。行ってみたいな両国駅へ。

さびしきは男か女か雛段のお内裏雛はともども笑まう

スマホの良いこと困ること

2019-02-19 14:27:55 | 歌う
本日の朝刊☀にスマホについての記事が二つある。まず「スマホの中に家庭教師」 はスマホは子供の教育に役立っていると思わせるプラスイメ一ジ。

スマホで新たな学習の機会を子供たち提供するサ一ビスが進化している。スマホを通じて生徒が教師とやりとりしたり質問したりできる。

マイナスの記事は子供たちの睡眠不足、平均の就寝時刻は午後11時、平均の睡眠時間は7、6時間、「よく眠れないことがある」 と答え、その7割強が寝る直前のスマホらしい。睡眠不足は子供の集中力を低下させる。不登校の
原因にもなりやすい。

睡眠は脳を育て整備する大切な時間、整備不良なら飛行機だって墜落する。睡眠不足が蓄積すると脳に炎症がおきる、ここまで読んだとき私は怖くなった。スマホではなくテレビのために私の睡眠は連日赤字である。(>_<)

病む日々の妹のメ一ルを収めたるスマ一トフォンが枕辺にあり