とにかく書いておかないと

すぐに忘れてしまうことを、書き残しておきます。

日本語の「パラグラフ」その6 「アカデミック・ライティング」

2016-08-03 06:46:30 | パラグラフ
 このシリーズを書いているうちにいろいろ調べていると、最近多くの大学で「アカデミック・ライティング」という名称で、「パラグラフ・ライティング」の方向性の論文教育を推進していることがわかりました。どの程度の浸透具合なのか、そして具体的にどのような教育がなされているのかこれから学んでいきたいと思います。

 そしてそれが私の考えている方向性と同じならば、それを高校の国語教育にしっかりと早急に導入していく必要があります。高校でもわかりやすく自分の意見を書く、そして発表する力をつける方向に改革が進まなけらばなりません。

 一方では大学入試改革がそれにともなって変わってこなければ、授業改革が掛け声だけで終わってしますのは明らかです。授業改革が進まなかった理由はセンター試験にあったのは明らかです。高校の進学校の授業が変化しないのは、生徒のために大学入試に合わせた授業の在り方をしなければいけないという事情によるのです。大学入試の改革がないのに授業が改革しないと教師を責めるのは筋違いも甚だしい。

 教育改革の一番の根本は常に大学入試にあったのです。文部科学省は大学入試改革をしないで偉そうなことを言ってはいけません。
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