中日新聞の「くらしの作文」に「うれしいギフト『こんにちは』」というタイトルで、72歳の男性が投稿されていました。
私は毎日、畑仕事をしています。
畑からの帰り道、上り坂を越えないと我が家に着かないので、必死に自転車のペダルを踏んでいました。
やっと坂を上りきった時、どこからか「こんにちは」という天使のような声がしました。
私は首を振ってキョロキョロ。
そこには三歳くらいの女の子が立っていました。
私は、思わず「こんにちは」と返しました。
数日後、再び天使の「こんにちは」という声がしてきました。
今度は「こんにちは。いつもありがとうネ」と返しました。
その子はおまけに手まで振ってくれました。
こんな小さな子からあいさつしてしてもらうと、今までの疲れがどこかへ行ってしまい、ただニコニコとしている自分がいました。
気持ち良くペダルを踏んでいると、公園へ遊びに行く小学生の男の子たちが、元気な声で「こんにちは」と言ってくれました。
私も負けないように、大声で「こんにちは」と返しました。
大人からあいさつされるのもうれしいが、元気な子どもたちの声には、あいさつのほかに、おまけとして生き生きとしたエネルギーがついてます。
とてもうれしいギフトです。
私も子どもを見ると、つい「こんにちは」と言いたくなります。
私が住んでいる町は、そんな幸せな所です。
以上です。
私は挨拶が苦手です。
子ども時代に大人に向かって挨拶したなんて、皆無だと思います。
社会人になって、初めてまともに挨拶が出来るようになりました。
今は散歩をしていて、同じく散歩をしている人に出逢うと挨拶を交わします。
挨拶の後、何かを話すまでにはなかなかいきませんが・・・。
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