中日春秋
2023年1月30日 分に、下記の事が書かれていました。
ドイツの作家、エンデの『モモ』にこんななぞなぞがある。
三人のきょうだいが一つの家に住んでいる。
「まるですがたがちがうのに、三人を見分けようとすると、それぞれたがいにうりふたつ」。これだけでは、分かるまい。
こう続く。「一番うえはいまいない、これからやっとあらわれる」
「二ばんめもいないが、こっちはもう出かけたあと」「三ばんめのちびさんだけがここにいる、それというのも、三ばんめがここにいないと、あとの二人は、なくなってしまうから」
答えは一番うえが「未来」、二ばんめは「過去」、三ばんめは「現在」である。
一つの時計を見て、うろたえ、「三ばんめのちびさん」を心配する。
時計とは「世界終末時計」
米誌「ブレティン・オブ・ジ・アトミック・サイエンティスツ」の発表によると、人類滅亡を午前零時に見立てた「終末時計」の残り時間は「九十秒」となった。
過去一年の世界情勢などを踏まえ、あくまでたとえとして示しているが、昨年から十秒も針は進み、一九四七年の創設以来、最も「終末」に近づいた。
ロシアによるウクライナ侵攻や核使用の懸念、気候変動。
針を進める理由が世界から消えない。
「三ばんめがいないと、あとの二人は、なくなってしまう」…。現在が消えれば過去も未来もやって来ない。
当たり前のなぞなぞの答えが人類への警句のように聞こえる。
以上です。
>米誌「ブレティン・オブ・ジ・アトミック・サイエンティスツ」の発表によると、人類滅亡を午前零時に見立てた「終末時計」の残り時間は「九十秒」となった。
過去一年の世界情勢などを踏まえ、あくまでたとえとして示しているが、昨年から十秒も針は進み、一九四七年の創設以来、最も「終末」に近づいた。
ロシアによるウクライナ侵攻や核使用の懸念、気候変動。
針を進める理由が世界から消えない。
ロシアによるというか、プーチンによるウクライナ侵攻や核使用の懸念で、一九四七年の創設以来、最も「終末」に近づいたようだ。
核使用なんて、絶対に許してはいけない!
貴方のことで