中日新聞の「中日春秋」に、下記の事が載っていました。
中日春秋
2023年2月1日
以前、交流サイト(SNS)で『最後のとき』という詩が評判になったという。
育児が題材で作者不詳。英語の原文が訳された。
授乳やおむつ替えに忙しい日々を記し「永遠の繰り返しに思えるかもしれない だけど忘れないで… すべてのことには『最後のとき』があるということを」と説く。
「子どもを抱っこ紐(ひも)で抱えて出かける だけど抱っこ紐を使うのはこれが最後 夜はお風呂で髪を洗ってやる だけど明日からはもう一人でできると言われる 道を渡るときには手を握ってくる だけど手をつなぐのはこれが最後-」。
大変だが、今しかできぬ貴いことだと励ます。
岸田首相が育児休業中のリスキリング(学び直し)を後押しすると参院で答弁した。
仕事の変化に対応するための技能習得の支援だが「育休中にそんな余裕はない。育児の実態を知らない」と反発を招いた。
強制でないというが、失策だろう。
憂うべきは学び直し支援を促す自民党の代表質問への答弁だったことか。
党を代表する質問だから党の相応の人が先に目を通したはずである。
質問は事前に首相側に知らされ、答弁原稿は官僚らが準備する。
何人も関わりながら、誰も危ういと思わなかったらしい。
詩に教わるまでもなく「最後のとき」はどんな政権にも来る。
子は急に育たず、子育ては全てが突然終わったりしないが、権力の寿命は予測が難しい。
以上です。
はからずも岸田首相や政治家、それにエリート官僚の方々、育児を手伝ったことが一度もないことが露見されてしまったようです。
育児ノイローゼという病気もあるくらい、育児は大変な作業です。
私も手伝った事がありますが、こんなに疲れる作業なら会社に行った方が楽だと何度も思いました。
>岸田首相が育児休業中のリスキリング(学び直し)を後押しすると参院で答弁した。
岸田首相がこんな事を言う前に、原稿を作成した官僚・それをチエックした秘書官などは、この原稿はまずいと思わなかったでしょうか?
育児の合間にリスキリング(学び直し)なんて、無理に決まっているのに。
育児を大変な作業と思っていないのですね。苦笑
テレサ・テン 「月亮代表我的心」