がん(骨肉腫)闘病記

抗がん剤治療、放射線治療、人工関節置換手術、MRSA感染、身体障害者となっての生活の記録を残します。

サッカー:我那覇の訴え認める…ドーピング問題でCAS

2008年05月27日 | Weblog
2008年05月27日 19時18分記載

毎日jp配信記事 参照URL http://mainichi.jp/select/today/news/20080528k0000m050001000c.html

「サッカー元日本代表でJリーグ1部(J1)川崎のFW我那覇和樹(27)がJリーグから受けたドーピング禁止規定違反の処分取り消しを求めた問題で、スポーツ仲裁裁判所(CAS、本部・スイス)は27日、我那覇の訴えを認める裁定を下した。

 我那覇は昨年4月の練習後、体調不良を訴えて生理食塩水とビタミンB1の点滴(静脈注射)を受けた。成分自体は禁止薬物ではないが、静脈に生理食塩水を投与すると禁止薬物の痕跡を薄める作用があるため、Jリーグは昨季から正当な医療行為を除く静脈注射を禁止していた。

 報告を受けたJリーグドーピングコントロール委員会は「経口で十分に補給できた」として我那覇への静脈注射は緊急性、合理性がないと判断。Jリーグは我那覇を6試合の出場停止とした。一方、我那覇側は「発熱があって経口補給は不可能と医師が判断した。正当な医療行為で、違反には当たらない」と主張していた。

 我那覇は、昨年12月に仲裁を申し立てることを表明、今年4月30日と5月1日の2日間、東京都内で聴聞会が開かれた。聴聞会では我那覇の症状が「点滴が必要な脱水症状だったかどうか」が争点となっていた。

 ▽我那覇 いい方向に結果が出て良かった。これまでやってきて良かった。」



YOMIURI ON LINE配信記事 参照URL http://www.yomiuri.co.jp/sports/soccer/news/20080527-OYT1T00432.htm

記事タイトル:ドーピング問題、CAS裁定は我那覇選手への処分否定

「サッカーJ1川崎フロンターレの元日本代表FW我那覇和樹選手(27)が、規程で原則禁止されている静脈内注入(点滴)をしたとして、6試合の出場停止処分を受けた問題で、我那覇選手が処分の取り消しを求めてスポーツ仲裁裁判所(CAS、本部スイス・ローザンヌ)に起こした仲裁の申し立てに対する裁定が27日あり、CASは申し立てを認める裁定を下した。

 CASの裁定は最終的な効力を持つため、我那覇選手の処分は取り消されることが確定した。

 我那覇選手は昨年4月、当時の川崎のチームドクターからビタミンB1入りの生理的食塩水の点滴を受けた。豪州、スイス、日本の3人の仲裁人による裁定は、これは2007年版の世界反ドーピング機関(WADA)の規則下では正当な医療行為と認められ、当時のJリーグ規程がWADA規約に完全に則っていなかったことと合わせ、我那覇選手には自己過失はなく、処罰されるべきではないと判断した。」



余りに当然の結果。Jリーグは一刻も早く我那覇選手の名誉回復措置を講じるべき。



しかし、Jリーグといい、高野連といい、相撲協会といい、スポーツ関連の上部組織というのはいい加減な所が多い。