おじさん山伏です

修験道の修行から見た心の散歩です。
アイヌのアシリ・レラさんからの命名です。
「キムン・マタギ」になりました。

平成25年度大峯山戸開式 その3/4 幻想的な雪景色と戸開式

2013-05-11 | 山伏修行


 

 

戸開けの時に雪が降るのはここ10年来ないそうです。
皆さん初めてで驚いています。
零下になったために樹氷になりました。
櫻が咲いたように見えます。
綺麗ですね。

 
 
 

 

お花畑の道は、霜柱が立ってサクサク音を発てます。


 

 

 



朝食は茶がゆです。
 



大先輩の指導で仕事はスム-ズに
でも皆さん良く働きます。
みんな院主さんを尊敬して何とか助けて行こうという
空気が伝わってきます。
僕も院主さんが大好きです。
本当に、櫻本坊の行者させていただいて良かったとつくづく思います。
半年に1回でも良いから法螺貝の勉強会にと誘われました。
早速5月から、また、ひとつ楽しみが増えました。


戸開けの提灯の飾り着け
 

 

外の足場掛けは大変です。
 

寒さ対策は、炭火と豆炭


お昼はカレ-ライスと豚汁(?)。
カレ-は美味しかった。
やっと山の食事が美味しく食べれるようになりました。
最初の奥駆けのトラウマが何とか解放されたみたいです。
実は、今回の登拝では、2月の吉野の旅で変わったと感じたので
確かめに登って来ました。


 

 

院主さんの到着で、勤行です。
さすが法螺貝の名手ばかりで荘厳な響きです。
 

裏話1
夜寒いので豆炭こたつにみんなで足をいれて雑魚寝です。


裏話2
前立腺の手術で上手なお医者さんに
掛からないと一生、オムツが離せなくなるとか。
年配になると心配になりますね。

いよいよ戸開式の始まりです。
 

僕は、岩組の鍵の渡す方に連れられて
式に参加させていただきました。
TBSのテレビクル-が入っていました。
 

 

 

今年は、龍泉寺さんが当番です。
ロ-ソクの火のなかで厳粛に行事が進められます。
大峯山寺を支えている講の人たちと信徒代表の方々です。
 



 

 

鍵は、妙覚門で待っている騎馬の方に渡され
石段を駆け上がってきます。
ワッショイ、ワッショイと本堂の前を回って、
最後に岩組が正面の鍵を開けます。
 

 

 

採灯護摩が焚かれます
 

 

でも寒かった。
皆さん戻って来て朝食を取って
下山します。
 

皆さんで手分けして食事の支度です。
気がついたら5時を過ぎていました。
僕も帰りに新幹線の関係で6時に出立。

朝食は、こぶでお茶漬け。
美味しく食べられました。
よし! 奥駆けはこのペ-スで行くぞ!

吉野への下りの話は明日に。
途中で保江先生の言われる予定調和がありました。

戸開式を終えて戻ってきた行者さんには
町の人たちは暖かく迎えて下さいました。
寒かったので心配してと。
でもうれしいですね。

ありがとうございました。

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