2/16日朝早く長谷寺にお参り。
ブログの写真が種切れですぐ鎌倉に。
鏡リュウジさんの本を買いました。
「占星術の教科書2」と「魔女と魔法学」です。
魔女と魔法学はイギリスの魔女の話が面白い。
鏡さんの話は、ヨ-ロッパの歴史をその底にながれていて
ちょこっと文章の中に出てきます。
それが好きで本を買ってしまいます。
タブの木さんにご挨拶。
素通りすると怒られます。
長谷寺の門前に梅の古木があります。
咲き始めました。
あちらこちらのお寺さんの花が咲き始めました。
楽しいですね。
ありがとうございました。
昨日、いつもの洗濯屋さんに山袴を取りに行きました。
僕が、脊椎狭窄症でやっと歩いていたのが
今は元気で歩いているのをみて
やはり神さまがついているのですね。
80才近くなると狭窄症はほとんど完治しないそうです。
先日NHKで鍼灸の話をしていましたね。
僕の奇跡は、神さまがいることを信じられたそうです。
神さまはいすのですねと。
魔女の話です。
魔女とはいったい何だったのか。彼らは、魔女狩りの嵐を生きのびた哀れな女
たちだったのだろうか。都市で魔女が活動しはじめたのは、いつのころからなの
だろう。
現代の魔女の歴史を追っていくと、意外な事実につきあたることになった。そ
れは、いかに「魔女」がヨーロッパのなかで深いところにまで影を残しているか
を示すものでもあった。
僕は、現代の魔女の話をするときには、いつも簡単なクイズをだすことにして
いる。「イギリスで最後に魔女裁判がおこなわれたのはいつだと思う?」
たいていの人は十七世紀とか十八世紀、といった答えをたすことが多い。答え
はいずれもノーだ。驚くなかれ、イギリスで最後の魔女裁判がおこなわれたのは、
一九四四年、つい七十年ほど前のことなのだ。これが、一七三五年に制定された
魔女禁止令が適用された、おそらく最後の事例だ。そして、歴史とは皮肉なもの
で、そのことがきっかけでふたたび「魔女」が歴史の表舞台に登場することになっ
たのであった。そのエピソードについては、現代魔女界の生き証人であるD・ヴァ
リアンテの『ザーリヴァースーオブーウイッチクラフト』にくわしい。
以下それにしたがって紹介してみよう。
魔女禁止令が適用されて、結局九ヵ月にわたる拘留を受けたのは、ヘレンーダ
ンカンという中年のスコットランド婦人だった。
事件は、彼女のささやかな霊的能力がきっかけになって起こる。ヘレンは、当
時流行していた降霊会で、霊を体におろす霊媒をつとめていた。
ある降霊実験でのことだという。ヘレンに若い男性の船乗りの霊がおりてきた。
どうやら、それは実験に参加していたある女性の息子の霊のような口ぶりだった。
ヘレンの口をかりて、霊はこんなふうに語ったという。
「お母さん、僕の乗った船は沈んだよ」
そんなはずはない、と祈るように否定する母。けれど、ヘレンの口をかりて、
若い船乗りの意識は断言した。
「いいや、母さん。三週間後に、船は沈んで、たくさんの人が死んだことを知る
はずだよ」
予言は、三週間後、まさしく事実となる。彼の乗った、バアラム号はその時、
沈んでいた。この事実が公になったのは、降霊会の三週間後のことだったのだ。
そのことがヘレンには災いした。この予言を知った人々がヘレンを告訴、八日
にわたる真偽の審査の結果、ヘレンは有罪判決を受けてしまった。霊をおろす、
というのは、まさにほかの世界から悪魔を呼びだして語る悪魔のしわざだ、とい
うわけだ。
鏡さんの知識の豊富さにびっくりします。
この魔女シリ-ズは、占い入門シリ-ズです。
全巻揃いたくなりますね。
取りあえず魔女を読み出しています。
この本はとにかく面白い。
読んでいて楽しくなります。
だって人間の豊かさを感じさせてくれますので・・・・・