湯の字にっき

日々の日記をつらつらと綴っております

もうすぐ、賢治島探検記

2011-06-01 | キャラメルボックス辺りのこと
宮澤賢治、実はあまり好きではない。
というか、ほとんど読んだ事がない。

けれど、なぜか、賢治を扱ったモノはとても好きで、
これもその一つ。

キャラメルボックス「賢治島探検記」

初演、再演とも楽しく観て、今回は6/7~サンシャイン劇場で始まる。
6/5から始まってくれたらなぁと切に願っていたのですけれど、
私が観られるのは夜の回までおあずけ。

さらに終演後アフタートークがついているのですが
畑中さんは平日昼の回のみ。
その上、吉良さんがゲストに出るのも昼の回。
吉良さんが語る賢治の話聴きたいなぁ。
なにか歌うだろうか。
畑中さんは作家の有川さんがゲストの回。
この頃読み出してとても気になっている作家さんだけに
見られないのがほんっとに惜しいというか、口惜しい。
でも、見に行く回のゲストの人も楽しみなのよ。
できれば全部見に行きたいくらいだ。

トークはお目当ての人に当たれずちょびっと残念だけど、
芝居は純粋に楽しみだ。

特に「光速銀河鉄道の夜」(『銀河鉄道の夜』より)がとても好き。
高速、なのだ。
高速、なのに、風景が見える。街中を子供たちが駆けていて、
銀河が頭上にあって、夜の風が吹いて、川が流れていて お父さんが立っていて、
カンパネルラが旅立っていく。ジョバンニは家路につく。
またあのラストの曲がかかる瞬間を劇場で体感できるのがうれしい。
初演の菅野さんえりーバージョンのしっとりした感じも好きだったけど
再演の畑中さん岡内さんの仲良し姉弟のような二人もすきだった。
今回はだれかな。密かに願う二人はあるのだけれど、たぶん死ななそうな体型の人なので無理ね。

あと、今回は「注文の厳しい料理店」と交互らしいですけど、
「どんぐりと山猫と馬車別当」(『どんぐりと山猫』より)も上演するようで。
これは坂口さんがほんっとうにすごくて、素敵なのだけれども、
初演の大木初枝ちゃんがかわいかったなぁ。
彼女の終演後のカーテンコールで立ち去る時の背中が好きだったことも思い出した。

「ゴーシュ弾かれのセロ」(『セロ弾きのゴーシュ』より)
これはもう、見て楽しむもの。
たぬき、今回はどうなるのかしら。

ああ、もう。本当にこの作品好き。
楽しみで仕方がないです。

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