湯の字にっき

日々の日記をつらつらと綴っております

2012のきゃらめるのその5

2013-01-03 | キャラメルボックス辺りのこと
『広くてすてきな宇宙じゃないか』
東京公演@サンシャイン劇場 9/14~9/17
大阪公演@梅田芸術劇場 9/21~9/23
キャスト:(Fチーム)大森美紀子 原田樹里 畑中智行 岡内美喜子 
       西川浩幸 真柴あずき 石原善暢 小林千恵 毛塚陽介 左東広之
     (Rチーム)石川寛美 林貴子 多田直人 温井摩耶 
       岡田達也 岡田さつき 小多田直樹 小林春世 市川草太 三浦剛  
     (Sチーム)坂口理恵 渡邊安理 鍜治本大樹 森めぐみ  
       阿部丈二 前田綾 筒井俊作 笹川亜矢奈 鈴木秀明 大内厚雄  

CSC結成20周年記念公演。ということで、贅沢な3チーム。
2011の緊急公演銀河旋律のような、劇団総出力みたいな感じ。


祭りじゃーって公演なんだけれども。なんだろう、この時期いろいろ挫けてて
特に大阪の公演取っていたのに、行くのやめてしまったくらいだった。
このままもう、遠くの公演行けないんじゃないかって思うほど
遠出するのが無理って思ってた。
遊び歩いてたつけが一気に来たって感じだったな。
すごく楽しみにしてたし、楽しかったのに。

終演後各チームの新聞を出てなかった役者さんが売ったり



始まる前にもがらくた市だったかな? (楽以外のみ開催)
役者さんたちがいろいろ持ち寄ってそれをロビーで売ったり
そんなちょびちょびしたおまけ的楽しみもあって嬉しかったりした。
初日に岡田さんから新聞買わせて頂きまして、握手してもらったりもしましたが
岡田さんの公の出没時の積極的握手はいつもすんごいなぁと思うのです。
ファン捌きが見事なんだ。短い時間で、きっちり愛嬌振りまいて、喜ばしてくれて。
やっぱり、嬉しいって思うんだよね。そうされると。

そして、畑中さんですよ。たぶん、ロビーで売り子するなら15日だろうなと思ってた。
読みはあたってたのだが、用事が出来ていけなくなった。
取ってたチケットも手放す羽目になった。
こんなに日にち変更してもらったり払い戻しした公演、初めてかもしれない。
大阪も楽だけでなく、前日から見に行くつもりでいたからなぁ。
結構それも自分の中ではマイナスな思い出になってる。
申し訳ない気持ちでいっぱいだったし
行きたくて取ったチケットだから口惜しいし残念だった。
おかげでロビーの畑中さんを二度とも見逃してしまった。とほん。

まぁそれはさておき。芝居はね。本当に全力で楽しませて頂きました。
3チームあるのです。一日に2回公演だったり、4回公演だったり、3回公演だったり。
同じ内容の芝居を一日に三回続けて見て飽きないどころか毎回発見があるって
それだけですごいです。
大筋は同じとはいえ、突っ込んでくるネタが各チーム違い過ぎて、
同じ話と思えない感覚もありましたけど。
どのチームのおばあちゃんも大好きで、クリコちゃんがかわいくて、
家族のことを語るカシオにときめいて。おばあちゃんに涙しておりました。
ラストの千秋楽3チームが舞台上に並んだ時は圧巻でした。
その真ん中でカーテンコールを仕切る鍛治本くんもなかなか見られない見慣れない姿で
がんばれーって思いながら見てた気がする。

あ、3回公演の日のみ、2-3の間にミニ中説イベントみたいなモノがありましたね。
東京の16日は多田さんと小多田さん? と尊敬する先輩岡田達也さんに捧げる歌を
歌うと見せかけて前奏後奏のみだったりとか、多田さんが歌うと見せかけて小多田さんが歌うとか
そして、17日は多田さんと樹里ちゃんと、もう一方くらいいたと思うのだけど思い出せず
小多田さん?
成井さんの指令で、「無伴奏」のシュガーの歌を唄えというもの。
ギターないから無理って言ったら左東さんがギター持って出てきちゃって、
多田さんがでも、みんないないからって言ったら、みんないるんだもんなーと
無伴奏に出演していた役者さんぞろぞろできてきた。
畑中さん、岡内さんは覚えてる、岡田さつきさん大森さんも出てきてただろうか?
私どちらの回もロビーに出てて慌てて戻ってきて見てたんだった。
シュガーの歌。大好きだったので嬉しかった。畑中さんも出てきて嬉しかった。

そして、通常前説も楽しかったなぁ。柿本家の三兄弟はみんな大好き。
ヒジカタも最初にビデオで見た時よりも、愛すべき存在だったわ、みんな。
Fチームのダンスで、チーム外というか、明記されてないAD役の市川くんが踊っていたのは
オオクボ役の石原さんがどうやら怪我されていたらしいというのを後から知った。
結構大変だったらしいけど、それでも笑顔で舞台立てちゃうって
役者さんの根性と言うか、見せられる力というか、すごいな。

あと、真柴さん、石川さんを舞台で観られたの嬉しかったな。
普段なかなか観られないので。
毛塚くんの初舞台でもあったのだ。落ち着いて見えたし、いい声だったし
笑わせてもらった。おぉってとこ。

缶バッチ、ガチャガチャ全30種。コンプリートする気はなかったけど(無理だし)

畑中さん出ないかなぁとちょびちょび参戦。あとお友達からもらったり交換したり。
早々におばあちゃんは3チーム揃ったので、出来ればクリコちゃんも揃えたかったけど
スロープチームのアンリちゃんのみ手に入らず。
まぁ、この筒井くんのほっぺがかわいいのでクリコ代役。
畑中さんも自力で出せず、譲っていただきました。

CSCの特典で抽選券持っていくとくじ引きで一回引けるのもありましたね。
毛塚君(新人)が当たりだったらしい。
当然そういった当たりモノには縁がないのでかすりもせず。
女子の誰かが出たんだけど、欲しいって人がいて交換したような。
かなり記憶曖昧。もう自分もみんなもわぁーってなってた。
お祭りだったなぁやっぱり。

この時のアンケートにもしCSCの25周年あるなら何を演って欲しいかというのがありました。
「不思議なクリスマスの作り方」が観たいです。これも3チーム編成で観てみたい。
大変そうだが楽しそうだ。いろんなクリスマスが楽しめそうだ。
あ、でもこれ一時間ものじゃないんだった。でも観たいですー。

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2012のきゃらめるのその4

2013-01-03 | キャラメルボックス辺りのこと
『アルジャーノンに花束を』
東京公演@サンシャイン劇場 7/21~8/12
神戸公演@新神戸オリエンタル劇場 8/16~8/24
キャスト:阿部丈二/多田直人(ダブルキャスト)
       岡内美喜子/渡邊安理(ダブルキャスト)
       坂口理恵 大内厚雄 畑中智行 三浦剛 筒井俊作
       左東広之 鍛治本大樹 林貴子 市川草太 小林春代
       笹川亜矢奈 鈴木秀明

まず、チケットの紙がよくなって、オリジナルチケットの性質がばばーんとよくなった。
チケット到着した時、もちっと取れば良かったと不覚にも思ったくらい。
主役のWキャストのお二人が絵になるのでうつくしい。



パンフレットの写真も、一人一人花を手に写る姿は、なんとなく表情がやわらかい。
いろんな白のシャツも見比べられて楽しい写真でした。
2つの座談会や畑中さんの稽古場日記もあって読みごたえのある好きなパンフレットです。
そして、久々に新作でサントラ買ってしまったのだわ。
ダンスの曲も良かったけど、後半で掛かる曲も、逃げる時の曲も好きなシーン多かったな。

終演後、ロビーにてちっさい花束販売してました。
最初はイグニス(赤)の日は赤の花束だけとかの予定だったらしいですけど
どちらのチームでも2色用意されてました。
私も赤の時に青の花束、青の時に赤の花束買って帰りましたし。

  

ただ、お花のお値段が途中から800円→600円になりまして、
そうなってからは売れ行きがよく、殆ど売り切れちゃってました。

CSCの来場記念のボールペンもWキャストなので、2種。


それから、ミニガレージセールもありました。3回開催。
平日の開演前だと、とても無理なんですが、
一度だけ日曜の終演後の回があって、その時だけ参加しました。


銀河旋律2011のグリーンキャストの小道具。節電。大好きだった。
小道具は保管に困るけど、見るのはたのしいです。

アルジャーノンに出演されてない役者さんが売り子でいらしてて
ちょびちょびお話出来たりするのも楽しかった。
モノ的には、容疑者Xで岡田達也さんが着用されてた白のコート5まんえんが
圧倒的存在感を放ってました。みんな気にして手に触れて、買わずに立ち去るという。
元値を考えたら相当お買い得らしいですけど、
白っていうのと細身すぎてきついというのが難点だったようです。

主役二人のWキャストは2010の竜馬でありましたが
今回も本当に音色の違うお二人でした。
私が好きだったのはイグニスの岡内さんのアリス
アクアの多田さんのチャーリーでした。
かといってその二人の組み合わせが見たい訳じゃなくて。
2チームあって良かったと思う。

言葉を語る、思いを伝えるというのはうつくしいのだな。
チャーリーの経過報告を読み綴る人々の声を聞いてそんな風にも思ったり。

逃げるチャーリーを皆で追う、あのシーンは今思い出してもすごいと思う。
団体戦力っていうのかな。揃い方がすごすぎる。
一斉に向きを変えるのを見た時、単純にすごいって思った。
すごいしか言ってないね。

坂口さんのお母さんの愛情の強さも。
妹ノーマの貴ちゃんもなぁ。苦しくてなぁ。
チャーリーの苦悩もアリスとの別れも、
苦しいのに、見ていたい。
悲しいのに、見ていたい。
不思議な引力を感じる芝居でもありました。
そこにいる人全員で一つの物語を全力で語ってる
そんな風に感じる舞台でもありました。

Wキャストの二人がちょい役で(ちょっとだけど結構重要)
お互いのチームに出演してるのも良かったです。
学会の司会を勤めるアベジョーと多田くんの面白合戦は和みました。

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