修一のよもやまばなし

高槻ライオンズクラブの元会長で元335B6R1ZCP(2009ー2010)中川修一が毎日のできごとと思いを綴るブログ

ドラッガーのマネージメントを読んで

2011-06-19 17:39:03 | Weblog

「もしドラッガーをマネージャーが読んだら」のアニメをテレビで見てしまいました。早速、ドラッガーの「マネイジメント」をかって読み始めました。この本はマネージメントとは、からはじまって「なぜマネージメントが必要なのか」とか組織論が理詰で書かれています。1970年代の本なので結構昔なんですが、まったく的をはずしていない優れた本です。「組織は基本的に、目的と責任で出来ている」このことは、全体主義に陥らないための必然である。一言でいうと、そうゆうことだそうです。責任を放棄すると全体主義に陥ってしまうと言うことのようです。さてそこで、責任ある組織論とはと話は進んでいくのであります。まだ20ページしか読んでないので前書きからの印象です。

そこで、私が関わっているいろんな組織について「ドラッガーを読んだ野球部のマネージャー」のように考えてみるのもひとつの方法かと思いたちました。組織とその組織を構成しているメンバーとの関係を、「その組織の目的とメンバーのニーズをマーケティング手法で分析しその方向を定め、目的達成のための戦略を立案し戦術を積み上げていく」のです。むやみに動く必要はありません。組織の目的とその課題とその優先順位を決定していくことが組織の目的とその強化に合致していくのです。

もう少し読み進んだらまた感想を書きます。
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高槻市のこと

2011-06-14 22:25:13 | Weblog
一市民なので、こんなことを書いたりしゃべったりすることはまったく意味がないのですが、こんな見方もあるとことで書き綴っていきたいと思っています。3.11の大震災以来もし、高槻市でこんなことが会ったらどうなるのか想像してみました。淀川が大津波で決壊して高槻市が水びたしになってその後瓦礫といっしょに市内南部が崩壊しました。としたらどうなるのでしょう。一月後には、みんな家を引き払い他所に引っ越されて誰もいなくなるのではないかと思います。高槻は十分都会なので、みんな引っ越してしまうと思います。高槻市には、生活を安定させる仕事がありません。だから、家が壊れたりすると引っ越します。テレビで見る限りは、宮城、岩手にはまだ地場の産業が根強く残っています。高槻が未曾有の被災地になったら、間違いなく人口は減少することでしょう。
さて、平成20年の高槻市の人口状態は出生者3300人流入人口13000人、合計163000人、死亡者2600人流出人口14000人合計16600人差し引き300人の減少です。平成になってから大きな人口変動はなく現在市内人口は358000人です。(概算)日本国の人口が減り始めていると言われますが、高槻市は実は減っていません。人口の4パーセントの人口が出たり入ったりしています。大阪府下の基礎自治体は似たり寄ったりだと思います。しかし、地方の町は出て行くばっかりで流入人口は少ないと思われます。ということは、日本の人口減少は地方のいわゆる過疎地から減っていきます。中学を出たら中心部の高校に通いそのまま都会に出て帰ってきません。高槻市民のほとんどがそのようにして地方から大阪に出てこられたのではないでしょうか。ではこれからの高槻はどうなるのでしょうか。私は、高槻市はそれなりに人口を維持できると思います。それは、他の近郊都市よりもはるかに便利だからです。大阪圏が人を求めている限り高槻は人口は減りません。大阪圏が人を求めなくなったら、人口は減っていきます。それでも、今回の原発のように、強制的に退去させられたら、誰も住めなくなります。例えば大阪圏が崩壊すれば、間違いなく高槻も崩壊します。大阪に原子爆弾を落とされたりしたら絶対に崩壊します。そんなことは想定外だとしても、大阪が繁盛していないと、高槻市も繁盛しないのは明白です。それでも何が起こるかわからないのは3.11で十分に知りました。それでは、万一の事態が起きてその復興が必要なときに、市民は何を出来るのでしょうか。半数以上の市民は他の住みやすいところに引っ越されます。ならば、残った半数の市民で何が出来るのでしょうか。今の私にはよくわかりません。そのときに、まだ大阪圏が力を持っているならば、復興は可能でしょう。ここに、高槻市活性化の答えがあるように思います。生活の糧となる「生産の場」とともに住んでいる共同体としての「意識」(気持ちかもしれません)。この二つではないでしょうか。みなさんのご意見をお聞かせください。

そのための課題を探しています。
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中心市街地活性化のツボ 長坂泰之

2011-06-12 22:19:36 | Weblog


だいぶ前に購入していましたが、とびとびに読んでいました。やっと全文読みました。高槻市の中心市街地活性化セミナーで講師で来られておられたり、スタッフで参加していただいたりとお世話になりました。大店法の時代から、大型店舗立地法に変わっていく中で、大手資本による大型店がいつのまにか郊外を埋め尽くしてしまいました。高槻市でも、例外ではありません。著者は、この流れを止めるのはむつかしいと、判断されています。将来的には、大型店同士の競争によって負けた店は退店を余儀なくされていきます。そのなかでも、中心市街地の役割は、物販とは別の役割があると言われています。それぞれの町には、その町の個性を持っています。そのことがまちの活性化のつぼになると考えられています。

つぼ1 リーダーシップとマネr-ジメント
つぼ2 明確な方向性と戦略を持つ
つぼ3 地域の強みを徹底的に磨く
つぼ4 まちのファンを育てる、まちの役者を育てる
つぼ5 つながる、連携する、回遊させる
つぼ6 イメージアップと情報発信を意識する
つぼ7 不動産の所有者を巻き込む

簡単に活性化と言いますが、大きな流れをつくっている行政の責任は大きいものがあります。便利と豊かを追い求めているいるあいだに、生活の場でなくなってしまったことがいっぱいあります。資本の論理のままでは、過って、ダイエーがあったところがいつのまにかマンションになったように、そのうちに郊外の大型店が、ある日突然廃業もあると思います。住みやすさの条件が、便利だけでいいはずがありません。
ちょっと、わたしには難しい本でした。「県庁おもてなし課」のように肩の凝らないのがいいです。長坂さん、ごめんなさい。
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芥川の話P-1

2011-06-12 09:42:18 | Weblog
年間降水量1500ミリ高槻の面積105平方キロこの水を大阪湾に導いているのが芥川。芥川流域面積53平方キロ、高槻市内の半分。安威川の流域面積165平方キロ、安威川は芥川の3倍の川です。ちなみに保津川の流域面積2300平方キロつまりそれだけたくさん水が流れているということです。それでは芥川に一秒間に流れている水は毎秒何リットルでしょうか。






答えは
1.5メートルX53000000平方メートル=79500000立方メートル(年間降水量)

一年は365日x24時間x60分x60秒=31536000秒

79500000/31536000=0.252立方メートル毎秒

つまり平均252リットル毎秒の水が流れているのです。毎日同じ量が流れていないのはご存知のとおりです。雨の日は100倍以上です。例えば北部の20平方キロで一時間100ミリの雨が降ったとしたら、芥川の水量は

0.1メートルx20000000平方メートル=200000立方メートル

一時間x60分x60秒=3600秒

200000/3600=55.5立方毎秒

平時の222倍の水量です。大雨のときはこんな感じです。しかもそのときは前日から降っていたりするのでこれ以上かも知れません。

ちなみに原子力発電所で二次冷却に使われている海水は毎秒50トンと言われています。
芥川の水の量の一番多いときの量の海水で冷却されています。

もし芥川で水遊びをされるなら、雨上がりの翌々日がお勧めです。水はきれいし水量は豊富です。つまり、晴れの日はが続くと毎秒250リットルから減っていきます。
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県庁おもてなし課 有川浩

2011-06-11 05:59:40 | Weblog


この物語はフィクションです。しかし、高知県庁にはおもてなし課は存在します。
巻頭の最初にこの言葉があります。お役所仕事の時間感覚のなさが、克明に描写されています。そんな中高知県の観光の取り組みが開始されます。観光特使となった、「吉門喬介」とおもてなし課の面々との物語です。行政の持っている公平感重視のやり方と、民間事業者の効率重視のやり方の間で、行政の任務に目覚めた「おもてなし課」のフィクシャンです。公務員も捨てたものではないと思わせる、「地方公務員」必読の書といっていいと思います。いろいろ出されている「まちづくり書」よりはるかにノウハウが詰まっています。たのしく軽快に読めます。
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JCOM高槻番組審議委員会

2011-06-07 22:00:33 | Weblog
年に一度、ケーブルテレビの番組審議委員会があります。今年も高槻商工会議所の会議室でありました。吉原取締役の説明のあとJCOMの番組について意見を交換しました。私は、「3.11の大震災の後、地域コミュニティについていろんな評価がされています。地域のコミュニティが放送によって作られているところがあるので、地域のいろんなねたをケーブルテレビで取り上げて欲しい」と発言しました。JCOMの方向として地域の話題に取組みたい旨発言がありました。地域は小学校の単位でいろんなことが展開されています。そんな話題を取り上げて欲しいと思います。
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生物多様性のウソ

2011-06-05 21:54:18 | Weblog


これはちょっとこむつかしい本です。武田邦彦独特の比較になれていないと論理がすっと中に入ってきにくい。毎日あたらしい種が増えているから、絶滅種があっても仕方がない。それが生命の進化の過程なんだということをまず素直に受け入れることからこの本は読み解いていかなければなりません。それは、まったく正しいことなんですが、われわれの眼には、世間の常識というウソにまみれているので、正しい判断が出来にくくなっているらしい。そういえば、今回の原発でも、本当のことと、我慢しなければいけないことというか受け入れなければいけない現象との区別が一般人にはつきにくいことがいっぱいあります。本書には、原子力保安院はなぜ一言も謝らないのか。保安院はまったく責任のないようなコメントを連発しているが本当に責任はないのか。とか、トキを保護は本当に必要なのかとか。政府やメディアの言っていることを少し間をおいて判断することを教えていただけます。

このところ本を読むのが楽しくなっています。
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エネルギーと原発のうそを話そう

2011-06-04 21:28:21 | Weblog


昨日につづいて、武田邦彦「エネルギーと原発のうそを話そう」を読みました。危険な原発は「浜岡」だけではないそうです。自然エネルギーで、例えば水力発電は川の汚染を広げてしまう。川のエネルギーを電気にかえるとその分、川のエネルギーが減るので川の持っている水の浄化エネルギーが損なわれる。風も、海流も自然エネルギーといわれるものはその傾向がある。原子力は安全に利用できる技術を持ってから使うほうが賢明とのことです。それでは石油関連(石炭を含む)エネルギーを使うしかない。co2は、地球温暖化との関係はまだ証明されていないことで、CO2ー温暖化ー原発の流れの中で言われてきたところがあるので、その考えにはまってはいけないとのことです。太陽光発電は、パネルを作る費用等で今のところ高価で、パネル作成費用とそのエネルギーとを考えると、補助金なしでは誰も出来ない。だから主力エネルギーにはなれない。石油系の埋蔵量は8000年分あるそうなのでしばらくは、石油、石炭で行くしかないようです。それにしても、何も知らない私でした。
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だます方も、だまされる方も

2011-06-03 22:27:44 | Weblog
今日は、朝から国会中継を見てしまった。なんと、言葉というものは重宝なものかと思いました。国のトップは,それはそれで言ってはいけないことがいっぱいですので、こんな答弁も仕方ないと思いますが、まんまとだまされた鳩山さんは,怒るしかないと思います。「一定の時期に判断します」とは名言です。その時期を勝手に解釈して「怒っている」お人よしの長屋の大家が八つやんにまんまと丸められてしまいました。国会で演じられた「落語」顔負けの猿芝居でした。ここは不信任案可決で解散総選挙しかなかったと思うのですが、菅直人首相にいっぱい食わされてしまいました。復興は一年延びたかもしれませんのでこの責任は重いとあとで知ることになると思います。国会でやれないのなら、みんなでやるしかないのでしょうか。国にしか出来ないから、みんな注目しているのに。完全に失望です。大阪13区の松浪健太、辻元清美、何とかしてください。


それに引き換え大川小学校の、生き延びた小学生の勇気に感謝です。
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原発のうそ

2011-06-03 18:34:27 | Weblog
小出浩章さんの書籍です。原発の限界を冷静に科学者の目でかかれています。どうしょうもなく危険な物質を扱っているんだとあらためておもいます。電気は別の方法で作るしかないようです。放射能の恐怖を正確に知らないといけないと思いました。
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みんなのサッカースタジアムを高槻に

2011-06-02 10:07:10 | Weblog


動き出した「みんなのサッカースタジアムを高槻に」プロジェクトです。代表を務めていただきますのは、高槻商工会議所会頭の小山洋三氏です。京大農場の跡地(移転の予定があります)に防災機能のある「サッカースタジアム」を民間の資金で立てようとする計画です。みんなの署名を集めて盛り上げていきましょう。
方法は
ここをクリックしていただき「みんなのサッカースタジアムを高槻に」のページを開けていただき署名欄から署名ください。
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わくわく探検隊の2011年度の募集開始

2011-06-01 21:35:50 | Weblog
少し遅れていますが、わくわく探検隊の募集が始まっています。今年は、市議会選挙があったりして、すこし遅れました。しかし季節は待ってくれません。6月11日には田植が始まります。原の田んぼでは、もうすでに水を張って準備万端整っています。まだ申し込んでいない方はお急ぎください。


申し込み方法は「わくわく探検隊」のブログに詳しく書いていますが、FAXまたはメールで申し込んでください。

わくわく探検隊2011の年間パスポート募集を開始しました!

【ご案内】
※登録料には交通費、体験費、保険料等が含まれます。 
※宿泊プログラムは別途宿泊費等(8月合宿20,000円 9月キャンプ6,000円)が必要となります。事前に説明会を開催
※集合・解散地はJR高槻駅となります。
※プログラム(日程)は、天候や作物の状況等、予告なしに変更となる場合がございます。

●登 録 料 ひとり 25,000円(全ての体験プログラムに参加頂けます)

●募集人数 小学3年生~6年生 先着50名

●場  所 高槻市原地区周辺(高槻とかいなか創生特区)

●申込方法 メールもしくはFAXにて「NPO法人ノート探検隊係」まで
※お電話でのお申込みはご遠慮ください。
方法① メール:info@npo-note.com
    応募用紙の内容(参加者氏名・性別、住所、連絡先、メール、学校名・学年等)を送信ください

方法② FAX:072-672-5173 


ご参加お待ちしております(#^.^#)


よろしくお願いいたします。
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次年度は指導力委員長を拝命しました

2011-06-01 21:30:42 | Weblog
2011年7月より指導力委員長を拝命いたしました。次期会長桑内義和の下クラブ運営に邁進したいと思います。指導力委員会は、例会での内部スピーチや外部スピーチ(担当委員会のないときのみ)の進行をさせていただきます。また、次年度の新入会員のために、4月に新入会員セミナーを開催いたします。例年、新入会員とそのスポンサーメンバーに出席いただき、役員と担当委員長による講義があります。その折には、あらためて、ライオンズクラブの歴史や、その組織形態、そして奉仕の考え方について認識を深めます。本年度は高槻ライオンズクラブのCN50周年記念の年に当たります。クラブを挙げての大きな取り組みになります。当委員会としても、その事業の一端を担わせていただきともに大きな成果を上げられるように取り組みたいと思います。委員会メンバーには、何かと無理をお願いすることになるとは存じますが、一年間よろしくお願いしたします。

はや、6月になりました。例会が2回あってそれで終わりますが、次年度の準備に入っています。
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会員委員長の報告

2011-06-01 21:28:27 | Weblog
本年度は、森順一会長の下、背中を押されながら何とか当初目標の7名の新入会員を獲得することが出来ました。これは、長年の高槻ライオンズクラブの伝統の力だと思います。8年前から毎年9月頃に実施しています「二人三脚例会」の努力がここに来て実を結び始めています。メンバー一人ひとりが友人を誘いあって楽しい例会を持ってきました。メンバーにとって、友人をライオンズクラブの例会に誘うのは、ハードルの高い仕事です。「連れて行った友人が不快な思いをいないだろうか」「ライオンズクラブの例会で退屈しないだろうか」といろいろと気を使うものです。そんなハードルを飛び越えて多くの友人を例会に連れてきていただいたことに感謝申し上げます。そして、このことは同時に、メンバーの中に「高槻ライオンズクラブを、いいクラブにしよう」という思いを育んでいます。不幸にも2名の物故会員がありましたので実増5名となりました。何度も突然の委員会の開催にも関わらず、出席いただいた委員会メンバーに感謝申し上げますとともに、本年度新入会員の活躍を祈念申し上げます。


本年度の私の役割はもうすぐ終わります。
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