力走する小崎まり選手
12時10分に長居陸上競技場を出発して大阪市内を42.195KMを走った大阪国際女子マラソンをテレビで全部見てしまいました。
前半、ゲームを作った赤羽有紀子選手
赤羽選手が大阪城の下り坂で遅れだして結果的に途中棄権されました。本人は最後まで走りきるつまりだったようですがコーチが途中で止めました。大阪城まではレースを作って来られた選手だったので残念でした。足を痛めておられてやっと回復されたところのようでした。前半の走りで無理をされたのだと思います。勝負のときはそんなものかもしれませんが、小幡さんが結果的に5位でラストランをされたのと比べてしまいます。解説者の増田明美さんは「ジョギングのペースでも完走させて」とコメントを述べておられました。有森裕子さんは「早く止めてあげて欲しい。足に負担がくるから」と対照的なコメントをされていました。日本人トップは「小崎まり」さんで3位でした。先週の「高槻シティ国際ハーフマラソン」のゲストランナーできていただいた方なのですごくうれしく思います。最後に「今日の大会を振り返っていかがでしたか」とアナウンサーの質問に、沢木啓祐強化委員長が「コーチングの差が出たレースでした」と一言で総括されていました。勇気をもって一発勝負に出た赤羽選手、自分の工夫で体力を温存していた小崎選手、走りきることに情熱を燃やしたシモン選手に小幡選手。雨の中のレースはドラマチックでした。高槻シティマラソンには、増田明美さんが2回、有森裕子さんが3回ゲストランナーで来ていただいています。2時間半のドラマを堪能しました。