修一のよもやまばなし

高槻ライオンズクラブの元会長で元335B6R1ZCP(2009ー2010)中川修一が毎日のできごとと思いを綴るブログ

中心市街地活性化のツボ 長坂泰之

2011-06-12 22:19:36 | Weblog


だいぶ前に購入していましたが、とびとびに読んでいました。やっと全文読みました。高槻市の中心市街地活性化セミナーで講師で来られておられたり、スタッフで参加していただいたりとお世話になりました。大店法の時代から、大型店舗立地法に変わっていく中で、大手資本による大型店がいつのまにか郊外を埋め尽くしてしまいました。高槻市でも、例外ではありません。著者は、この流れを止めるのはむつかしいと、判断されています。将来的には、大型店同士の競争によって負けた店は退店を余儀なくされていきます。そのなかでも、中心市街地の役割は、物販とは別の役割があると言われています。それぞれの町には、その町の個性を持っています。そのことがまちの活性化のつぼになると考えられています。

つぼ1 リーダーシップとマネr-ジメント
つぼ2 明確な方向性と戦略を持つ
つぼ3 地域の強みを徹底的に磨く
つぼ4 まちのファンを育てる、まちの役者を育てる
つぼ5 つながる、連携する、回遊させる
つぼ6 イメージアップと情報発信を意識する
つぼ7 不動産の所有者を巻き込む

簡単に活性化と言いますが、大きな流れをつくっている行政の責任は大きいものがあります。便利と豊かを追い求めているいるあいだに、生活の場でなくなってしまったことがいっぱいあります。資本の論理のままでは、過って、ダイエーがあったところがいつのまにかマンションになったように、そのうちに郊外の大型店が、ある日突然廃業もあると思います。住みやすさの条件が、便利だけでいいはずがありません。
ちょっと、わたしには難しい本でした。「県庁おもてなし課」のように肩の凝らないのがいいです。長坂さん、ごめんなさい。
コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 芥川の話P-1 | トップ | 高槻市のこと »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

Weblog」カテゴリの最新記事