それは、森の木々が豊かになっているからなんです。摂津峡の森は50年近く切られていません。桜の木は陽樹なので日当たりが良くないと綺麗にに咲きません。ところが周りの木が大きくなって日当たりが悪くなってきて桜の木の勢いが悪くなっているのです。もともと里山で薪を取っていた山なので、下草が笹薮で、くぬぎ、コナラが多くて所々に余り大きくない松があるというのが標準です。最近、笹薮がなくなっているでしょう。だから、桜を植えるところがないのです。桜以外の木をほとんどきってしまえば桜が復活します。吉野の千本桜は桜以外の木がないでしょう。桜は桜公園のように広場に植える木なんです。例えば、学校の運動場とか校舎の南側とかです。校舎の南側は夏には日影になってちょうどいいのです。堤防の外側なんかもいいのです。内側は台風のときに堤防を壊すのでだめです。ちなみに嵐山は木を切っていると思います。
長山さんの疑問に答えて書きました。自然を守ることのむつかしさを考えています。今、里山の森はどこもほおってあります。植林したところは間引きが十分でないので真っ暗になってこれ以上の木の成長が望めません。雑木林も木が大きくなりすぎて下の地面がむき出しになってきています。原生林に帰るには100年以上の年月が必要です。やはり森も生きているのです。都市部の緑化は木を植えることですが、森の緑化は木を切ることなんです。だから桜の木は広いところに植えることです。
長山さんの疑問に答えて書きました。自然を守ることのむつかしさを考えています。今、里山の森はどこもほおってあります。植林したところは間引きが十分でないので真っ暗になってこれ以上の木の成長が望めません。雑木林も木が大きくなりすぎて下の地面がむき出しになってきています。原生林に帰るには100年以上の年月が必要です。やはり森も生きているのです。都市部の緑化は木を植えることですが、森の緑化は木を切ることなんです。だから桜の木は広いところに植えることです。
植えないとダメ。
その昔、西島文年さんが高槻市長時代に、居合道を通じてのご縁と西島市長の人徳によって、数年に渡り吉野の桜本坊から、高槻市に桜苗木を、何千本も寄贈を受けたのです。
だから高槻市のあちこちに桜があるのです。
遅ればせながら、感謝してから、自前で苗木を購入して、植えましよう🌸