修一のよもやまばなし

高槻ライオンズクラブの元会長で元335B6R1ZCP(2009ー2010)中川修一が毎日のできごとと思いを綴るブログ

摂津峡パークレンジャーP-3

2013-01-23 22:45:17 | Weblog
課題点が明らかになってきました。まずは、公園についての行政の立場が明確に文章化されていなくて、どの公園でどこまでの管理責任があるのか、個別に設定されていないようです。たとえば、公園内の道路の整備は、公園課でするのか、日々の管理はどの立場の人が、どんな権限でするのか等がいまひとつあいまいな点です。そのとうりで、公園の全体の管理とここの場所の管理は別物であるらしいのです。今回のパークレンジャーの守備範囲は、基本的に、公園内のハードな部分ではなくて、ソフトの部分に対して「ボランティアスタッフ」を養成しようとするプランなんですが、その前に、基本的な管理ということで、ガードマンのほうがいいのではないかという議論が出てきました。このことは、一つの前進なんですが、ガードマンとボランティアとは、最初のスタートが違うので、その管理手法が全く違います。ボランティアのすることはあくまでもソフトの面で貢献しようとする活動です。ここのところの整理がまずは肝心かと思います。
次に費用の面ですが、「摂津峡パークレンジャー」を養成することにより、公園全体の管理コストが下がります。その差額を「パークレンジャー」の養成費用に切り替えていくのです。「パークレンジャーの仕事」が成り立っていけばますます経費節減になります。しかも、公園運営のキャストとして重要な位置づけを担っていきます。
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摂津峡パークレンジャーP-2

2013-01-19 21:36:19 | Weblog
パークレンジャー養成講座のプランの一つを書いてみたいと思います。4月の上旬は摂津峡にも桜が満開になります。ほとんどはソメイヨシノですが、山桜もたくさんあります。桜は陽樹ですので日当たりの良いところを好みます。ですので、吉野の上千本、中千本、は桜の木以外は植えられていません。ほかに木があるとその木に負けてしまって、大きく成長しないのです。一回目の講座は「桜」がテーマです。二回目は「水の話」あれこれです。摂津峡に流れ込んでくる雨水がどう流れていくのかを見ていきます。芥川の流域面積が52KM2であることなんかも教えていただきます。年間降水量のの話もこの時間に研修します。三回目は、地形地質学の話です。原、摂津峡、塚脇、宮野河原の相互依存ありようようについて考えます。4回目は、ここらでちょっと一休みで「摂津峡でハイキング」です。5回目は、田植えの季節になりますので、「稲作体験」をします。しかし植えるだけでは何も考えないので、田んぼの生き物調査をします。6回目は「森の豊かさを実感する」ことにします。スコップを持ってひたすら掘ります。食べられる食材を探して食べます。ワイルドだろう。7回目は摂津峡で川遊びをします。川遊びの絶好の季節に、講義も何もあったものではありません。一緒に楽しむ体験です。8回目は、「摂津峡昔話」です。古老の手の垢にまみれていないお話を聞きます。9回目はもう一度歴史についておさらいです。10回目は、現場に来られている訪問者にアプローチをしてこの活動に理解を見出します。水辺での一つの結論を求める時期に入りました。
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摂津峡パークレンジャーP-1

2013-01-18 22:34:30 | Weblog
いつか書き始めなければと思いながら、一日延ばしにしていたのですが「摂津峡パークレンジャー」について書こうと思います。

摂津峡は今回の「どっちも高槻キャンペーン」にも登場していますように高槻市の名勝といわれる場所です。高槻で有名なところといえば摂津峡と名前が上がります。実際に奇岩がたくさんあって勇壮な谷あいを形成しており、まさに名勝の名にふさわしいところです。春は桜のきれいなことろとして、夏は川遊びには絶好です。秋は紅葉の美しいところです。冬は厳冬の渓谷美を見せてくれます。しかしながら、その本当の良さを知らずに「摂津峡」を語っているように思っています。人の手を拒むようなところもあるのですが、人の手が入ると見違えるような摂津峡の姿を見せてくれるはずです。主に夏場は遠く大阪市内からもたくさんの人たちが摂津峡で川遊びを楽しまれますが、いろんな方が来られるのですが、摂津峡が琵琶湖の遊泳場と思って来られる方もおられます。広くて泳ぎ回るほどの広い場所はありません。家族で来られて、小さい子供たちには絶好の場所だと思います。バーベキュウなど野外料理を楽しんでおられる方々もたくさんおられます。しかしながら時には、マナー違反も見受けられるようなところもあります。また、遊歩道もまだまだ危険と隣り合わせのところもあります。距離は3キロ足らずの範囲ですが、そこは自然の景観を残してあるところですので、仕方がありません。こんな摂津峡ですので、市民の方で有志を募って「摂津峡パークレンジャー」を組織してはどうかと考えました。
まずは、摂津峡の自然や歴史について勉強をし、摂津峡の良さを体験します。冬から春にかけては、摂津峡の整備をします。危険な個所を修理したり、遊歩道を整備します。春の桜の季節から、新緑の季節、夏の季節は、摂津峡に遊びに来られる方々と一緒に、「摂津峡を楽しみます」一緒に川遊びをしたり、バーベキューをしたりしながら来訪者と一緒に楽しみます。ちょうどディズニーランドへ行けば、「ミッキーマウス」や「ドナルドダック」とともに多くのキャストが歓迎してくれますが、あのように来られたゲストを歓迎してもてなすのです。そうすれば、日々摂津峡が楽しい場所に変わっていくと思います。せっかくの名勝をみんなの力で磨きあげて、名実ともに高槻市の「名勝、摂津峡」にしたいものです。

手始めは4月、5月に「摂津峡パークレンジャー」養成講座を高槻市の主催で開催していただきます。摂津峡の歴史に始まって、自然の宝庫としての価値、全体の地形について学びます。10回程度の講座を開きそのうち半分は現地での研修をします。その後、摂津峡の遊歩道の補修とか整備をします。実際に現地でバーベキュー等もしてみましょう。そして、パークレンジャーとして具体的に子どもたちや大人に指導できる技術も学びます。さて、基礎的な準備ができたところで、数人で一組になって摂津峡内をパトロールします。危険がないようにまた、自然を壊さないように来訪者とコニュニケーションをとります。また来ていただけるように丁寧にやります。摂津峡を楽しむルール作りをしていきます。最初の年は十分にスタッフが養成できないかもしれませんが30人ぐらいを目標にすればいいと思います。夏場がうまく過ごすことができれば秋には、来年の計画を立てられるようになります。今度は、西側の山側に目をやり公園内の整備に入りましょう。萩谷公園にかけても散策しやすいように道を広げたり途中に休息のできる広場を作ったりします。公園内の作業は冬場のほうが木が茂っていないのでやりやすいと思います。その時には、関西大学の奈佐原キャンパスの学生や、平安女学院の学生や、薬科大学の学生にも手伝ってもらって、一大ワークキャンプを張れればいいと思います。二年目には、強力なメンバーが増えそうに思います。「摂津峡パークレンジャー」が公園づくりの市民協働のよい手本になればいいと思います。
山崎亮的な「コニュニティデザイン」の手法によるまちづくりの一つの例になると思います。行政の立場からは、公園という具体的な場所の一つの管理手法だと割り切っていただいて、「このレベルで、この枠組みで市民の参加を促す」というようにかんがえていただきたいと思います。「市民は思い付きしかやらないので、行政が直接手を下した方が確かだ」とは決して思わないでください。大きな方向性は市民とともに考えていきましょう。ここの作業は市民が自主的にします。そこに市民の意欲と良識を信頼して前に進んでいければいいと思います。摂津峡公園を整備するには、多くの費用と人手が必要ですが、市民の自主的な参加でその費用は軽減できるはずですし、心の籠った公園づくりができるのではないでしょうか。

次回はもう少し具体的にお話を進めます。中脇さん、助言をください。高井さん、一緒にやりましょう。岩佐部長やりましょう。越山部長出番ですよ。西田さん、調整お願いします。梅本さん、前に進めばできます。濱田市長やらせてください。お願いします。
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山崎亮と糸井重里の対談

2013-01-17 12:05:33 | Weblog
http://www.1101.com/community_design/
山崎亮さんがコミュニティデザインについて語っています。次代の価値感と思います。
「人と人をつなげる仕事をデザインする」仕事を始めたひとが山崎亮さんです。この中で公園作りに「パークレンジャー」を養成されてその役割を市民の参加で成し遂げようとされています。高槻でもできるんと違うかなと思っています。まず手始めに「摂津峡パークレンジャー」養成講座なんか楽しそうです。
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高槻市の宙吊り広告

2013-01-17 11:54:45 | Weblog
阪急電車の特急電車にこんな広告がでました。どっちも高槻というテーマです。よくばりなテーマなのですがおもしろいと思います。原地区の写真と中心部の写真の二枚が貼られています。 高槻市をイメージ語ることは今までにはありません。どっちも高槻というイメージは便利、コンビニエンスの延長にあるのでしょうか。次代の高槻のイメージには、比較で語れないオリジナルな言葉が欲しいと思います。
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