修一のよもやまばなし

高槻ライオンズクラブの元会長で元335B6R1ZCP(2009ー2010)中川修一が毎日のできごとと思いを綴るブログ

森健一兄への手紙

2010-09-29 21:48:08 | Weblog
いつも私の手紙にお付き合いいただきありがとうございます。今日は、「大阪府総合青少年野外活動センター」が来年の3月に閉鎖になるという話です。橋下知事の行政改革で仕分けされるそうです。財政がこんなときですから仕方がないことだとは思いますが、私としては個人的にたいへん残念です。1970年から4年間能勢で青春を謳歌した身には、いつまでも「子供たちの聖地」であってほしいと思います。しかし、そういえば私たちも、野外活動は良いことだとはいってきましたが、「教育の必須アイテム」であると、積極的に教育システムの中に組み込むように働きかけたかというと疑問符がついてしまいます。自然の中で子供たちが生活することは有意義であるとは解かっていますが、世の中の「わからず屋」達に理詰めでその効用を説明できなかったように思います。
「わくわく探検隊」の子供たちを見ていて思うのは、最も重要なことは「こども達をチームにする」ことだと知りました。チームとは、目的を持った集団でなおかつ一人ひとりがそのグループのなかで居場所を持っていることです。そのこと(チームになる)があってはじめてこども達は未知のことにチャレンジする勇気を発揮することが出来ます。チームづくりがうまく出来ないと、こども達は不安になり消極的になり身を守ろうとします。チームづくりには少し時間がかかります。一日あるいは半日かけないとチームは出来ないのです。(大人はもっと時間がかかります。)自然の中では、日常と離れた環境に入るので、最初は身を守るのですがチームの一員に変化していったときに自然の中での生活に立ち向かっていけるのです。つまり、自然に目を向けさせる前に、仲間に目を向けなければならないのです。このことが、自然の中では日常的な場所よりも容易に達成できるのです。そして、この体験こそが「こども達の生きる力」の源となるのだと思います。能勢の「ファイナルファイナルファイナルキャンプ」ではこのことを伝えにいくつもりです。あれから40年ですが私なりの結論です。
乱文にお付き合いいただき感謝です。ありがとうございました。
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大阪府総合青少年野外活動センター現況

2010-09-28 22:02:04 | Weblog


大阪府の財政改革の一環として上記のようなことのようです。昭和62年をピークにその利用者は半減しているようです。年間宿泊人数30000人一日当たり82名です。夏季についてはそれなりにあるようです。コストオーバーは否めないところかもしれません。100近くある府の施設を分析されています。もう一度、「野外活動のメッカ」になるには何が必要なんでしょうか。政治家の皆さんにも考えていただきましょう。なぜ昭和62年は10万人の利用者があったのでしょう。同業の施設が増えたといってもたかが知れています。もう一度はじめから考え直すときに来たということです。
そのために何が必要なのか、先輩方の意見をお聞きしたいと思います。

さて大阪府野外活動センターの復活はあるのか。
kさんいろいろ情報ありがとうございます。
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日本人にとって自然とは何か

2010-09-27 21:59:02 | Weblog
わくわく探検隊隊長殿

基調講演を見つけたので送ります。


京都ノートルダム女子大学心理学部、菅井啓之教授の講演録です。



自然体験とはなにかから、体験は経験化して学習に繋がるという理論です。

自然を学ばせるとはどういうことなのか。と疑問を出されています。学習をしないと意味がないのかという反論も出来ますがそこは素直に聞いてみましょう。日本人の心という「わけのわからないこと」に結論を導いておられるのですが、なぜか「腑に落ちる」ところがあります。自然体験プログラムを売りにしているわれわれとしては避けて通れない問題です。

ここのところ能勢の野外活動センターにこだわっていますが、「自然体験とは何か」の問いに真剣な回答を保留してきたところがあるように思います。「自然体験」は「自然観察なのか」または「自然経験」なのか。日本人の自然観は「ネイチャー」ではないとか。

クイズ番組ではありませんが、この問いを楽しんでください。
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野外活動センターへの手紙

2010-09-26 11:59:39 | Weblog
仲上さんありがとうございます。

現場で感じておられることが大切なんです。もう、見捨てられてしまったんでしょうか。
どうすれば、復活できるのでしょう。そこが問題なんです。どうすれば復活できるのかです。                                      どの役割が終わって、どの任務が残っているのでしょうか。「ファイナルファイナルファイナルキャンプ」の意味が必要なんです。少なくとも私の現役時代は能勢は「子供たちの憧れの場所」だったんです。もう一度、その場所になってほしいと思っています。少なくともひとりのOBとして、そう思っています。能勢のキャンプ場自体が持っている「教育力」を信じることからはじめるのです。松田稔先生は、「野外教育は子供たちにとって必要である」と何度もおっしゃっていました。そんな子供たちのために「君たちキャンプカウンセラー」の力が必要なんだと何度も何度もおっしゃっていました。いま、復活のために何が必要なのか教えてください。それがわかれば、復活の道筋が見えてくると思います。



こんなことを、話すのは何十年ぶりでしょうね。年寄りのたわごとと聞き流していただいて結構ですので気楽にお付き合いください。いつもありがとうございます
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柳沢民紀様への手紙

2010-09-26 09:19:24 | Weblog
柳沢民紀様

前略、お元気で活躍のことと存知お慶び申し上げます。ネットで検索されていただきましたところ、御社の代表取締役で見つけました。トヨタに奉職されていたのは存じ上げていましたので、間違いないと思いました。ですので失礼とは存じましたが貴社宛に手紙を出させていただきました。
実は、ご存知かもしれませんが「大阪府総合野外活動センター」が来年の3月で閉館されるとの話をお聞きしました。私がキャンプカウンセラ13期ということらしいので創設50年の年月が経つようです。思い返せば、関西大学入学後、先輩に連れられて能勢まで行き、第四キャンプ場の事務所で渋谷啓介主事に会い入会申込書を書いたことを思い出します。それから4年間大学の授業以上に熱心に能勢に通いました。そして、卒業後、高槻市教育委員会に勤務し青少年教育の担当を4年いたしました。その後家業の商売をしており、今に至っています。野外活動センターの4年間は私にとって一番大切な期間であったように思い出されます。
さて、この度「ファイナルファイナルファイナルキャンプ」の案内がありましたので、是非先輩にも連絡をと思い立ちました。お忙しいとは思いますが時間が取れましたらご参加ください。私は10月9日の夕方から10日の夕方まで参加する予定です。もし、参加が無理でしたら何かメッセージをいただければ幸いです。トヨタの重鎮でおられますので何かとお忙しいとは思いますがお体をご自愛されご健勝に過ごされることを祈念いたします。詳しくは下記のサイトにありますので一読のほどお願いいたします。

中川修一
平成22年9月25日

携帯090-8980-1063
FAX072-683-8810
E-MAIL shu-naka@msh.biglobe.ne.jp

http://blog.goo.ne.jp/marukou6856366私のブログです

http://www.o-forest.org/outdoor/event/10/04_fffCamp.html「ファイナルキャンプの案内


柳沢さんは、私の茨木高校時代の軟式テニス部の部長で二年先輩です。関西大学に進学したときに、大阪府野外活動センターへ案内していただきました。たいへん面倒見のいい先輩で何かとお世話になりました。
ここでお名前を出してしまった無礼をお許しください。
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大阪府総合青少年野外活動センター閉鎖か?

2010-09-22 22:26:55 | Weblog
仲上さん、ご連絡ありがとうございました。



何が問題なんでしょうね。費用対効果なんでしょうか。最近の能勢のことはよくわかりませんが、自然についての教育は現代のほうが40年前よりも必要性は高いのですが、そのことに対して行政がどこまでするのかなんでしょうか。ディズニーランドのほうが面白いからでしょうか。野外活動教育に対する認識が変わったんでしょうか。野外活動教育の「聖地」であるだけに閉鎖の影響は小さくないと思います。利用者が激減しているのでしょうか。倉本聡がはじめた「富良野自然塾」がありますが、大阪府野外活動センターには、それを大きく凌駕する歴史と実績があります。現場の皆様には過酷な状況だと思いますが、あきらめないでください。1967年に作られたときのことを思い出してください。過酷なワークキャンプを繰り返しながら、多くの人たちの手でキャンプサイトが開かれていきました。もちろんブルトーザーで開拓したところがほとんどです。しかし、いたるところに人の手が入っています。海外からの青少年の手を借りたところも少なからずあります。この地を「子供たちのための自然の聖地にする」ために多くの人たちのかかわりがありました。その足跡はいたるところに残されています。もう一度、野外教育、自然教育の聖地にするために、いま必要なことは「何」なんでしょう。「松田稔」先生ならば、今何をおっしゃられるのでしょう。「ファイナルファイナルファイナルキャンプ」を想いでの総括で終わらせてはいけません。

生意気なことを書いてしまいました。10月10日に能勢でお会いしましょう。

中川修一


なぜか残念な気分です。そんなことはやってはいけないことなんだですがこの警鐘をどのように鳴らせばいいのでしょう。地球の危機と言ってもいいかもしれません。私たちも自己満足の域に入っていたのかもしれません。「子供の自然体験」はけっして欠落させてはいけません。正しく自然と付き合うことを知ることは「人生を創る」うえで不可欠なんです。そんな危機感だけがつのります。
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大阪府総合青少年野外活動センターファイナルキャンプ

2010-09-19 22:12:01 | Weblog

大阪府総合青少年野外活動センターのファイナルキャンプの知らせを受けました。平成22年度で閉館されるとのうわさです。1967年の創設で私は1970年から73年のキャンプカウンセラーをしていました。4年間の大学生活のうち200日以上を過ごした私にとっての聖地です。「ファイナルファイナルファイナルキャンプ」というイベントです。10月9日10日11日の二泊三日のファイナルプログラムです。私は10日に行くつもりですがこの知らせを知った仲間は是非参加してほしいと思います。能勢の野外活動センターは閉めてはいけないと思います。橋下知事これはやってはいけません。何らかの方法で残してください。今の時代だからこそ存続させる意義があります。この際、はっきりしていることを言います。「自然の中での生活体験」は人間の生きる力の源です。そのための聖地として「大阪府野外活動センター」は大阪の子供たちにとって必要なところです。建物が古くなったのなら建て替えてください。それだけの意味も値打ちもあります。ここに、建設の言葉を掲載いたします。


このセンターは 次代をになう青少年たちが 
夢と希望をもち たくましく成長するよう
健全な野外活動を推進するため 建設されたものである。
ここに集う青少年たちが 自然に親しみ 規律を守り 責任をわかちあい
よき指導者 よき仲間との交わりを通してつくり出す
「協同と創造」に満ちた楽しい生活こそ 輝ける未来へのみちである。
1967 大阪府

This center was established by Osaka Prefectural Goverment in order to promote healthy growth of youth through the Outdoor Activities.


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二人三脚例会開催

2010-09-15 22:22:58 | Weblog
9月14日高槻京都ホテルで「高槻ライオンズクラブ」二人三脚例会を開催しました。ゲストのエントリイが26人でそのうち23名の出席をいただきました。会員委員長の私の挨拶のあと、ライオンズクラブの活動について、ライオンズクラブの心構えについて、入会しての観想、クラブ体験記等のメンバースピーチをしました。そのあと、ゲストとメンバーの懇親会に移りました。総勢80名近くの懇親会になりました。ライオンズクラブの活動の意義をみんなで確認できたことは良かったと思います。早速に、ゲストの中から3名の入会を承諾していただきました。一日ですぐに成果を問うのではなく、参加していただいたゲストとともに、楽しいひと時をもてたことを感謝いたします。これからもよろしくお願いします。
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わくわく探検隊が毎日新聞に掲載

2010-09-14 12:39:34 | Weblog

わくわく探検隊の記事が毎日新聞に掲載されました。うれしい限りです。
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英語でキャンプ

2010-09-13 09:47:56 | Weblog


摂津峡の奥にある第二キャンプ場で「英語でキャンプ」がありました。「わくわく探検隊」の事業の一環で杉本真一隊長の下、ツンバ(オーストラリア)市からの英語の指導員と一緒にキャンプを楽しみました。翌日は摂津峡で川遊びです。今回は班つくりがうまく出来たので子供たちも楽しそうに過ごしていました。天気予報では雨の予報が出ていたので心配していましたが大丈夫でした。
いつまでも暑いのは困りますが、この時期でも川遊びが出来るのはうれしい誤算です。小学生40人くらいが次々と川に飛び込んでいきます。まさに子供の天国です。こんな場所が摂津峡の中にあります。とっておきの場所ですので内緒にしておいてください。彼らの思い出の中ではきっとずっとここは「天国」になると思います。キャンプと川遊びの最高の夏が終わろうとしています。
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「英語でキャンプ」は雨かも、わくわく探検隊隊長へ

2010-09-09 20:36:03 | Weblog
今度の土日は、40パーセントですので降ったりやんだりだと思います。雨具以外にテント食事のときに使えるように、昨年もそうでしたね。川遊びは難しいかもしれませんね。お昼は弁当ですのでどこでもokですからいろいろ考えておきましょう。フリータイムで過ごすのもひとつの方法です。森の中の鬼ごっこも面白そうです。(雨の中ですが)強い雨でなければ移動もいいと思います。少年の家を借りることは可能ですか。できれば、釜場の横のテーブルにテントをかぶせることが出来れば食事をゆっくりとたべることができるのですが、5張りくらい準備できませんか。食事さえきちんと食べられれば雨の中のプログラムも案外平気です。観察とかも面白い。アクアピアへ移動するのもアイデアしだいです。関大のスケートリンクは無理としても、萩谷公園はありだと思います。まだ、二日あるので十分準備をして「いい英語でキャンプ」にしてください。
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菅VS小沢

2010-09-02 22:11:50 | Weblog
民主党の代表選挙の日本記者クラブの質疑応答を見ました。小沢さんの言う「地方の一括交付金」制度で無駄なお金が出てくるのは本当なんでしょうか。これは革命的な制度変更です。民主党は党としてそこまで考えているのでしょうか。それとも小沢さんの思いつき?

ドラマより面白いといえば政治を茶化しているとお叱りを受けそうですが、まさに奇策ではなしにえらいことになっています。小沢さんの発言の過激さにみんなは気がついているのでしょうか。小沢さんは戦後の日本国の統治制度の変更を言われていると思います。これは明らかに、新民主主義だと感じました。こんな制度変更を定着させることが出来るのでしょうか。

わたしはそんなことを感じました。やわらちゃん、そこまでやるんですか。
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