いつも私の手紙にお付き合いいただきありがとうございます。今日は、「大阪府総合青少年野外活動センター」が来年の3月に閉鎖になるという話です。橋下知事の行政改革で仕分けされるそうです。財政がこんなときですから仕方がないことだとは思いますが、私としては個人的にたいへん残念です。1970年から4年間能勢で青春を謳歌した身には、いつまでも「子供たちの聖地」であってほしいと思います。しかし、そういえば私たちも、野外活動は良いことだとはいってきましたが、「教育の必須アイテム」であると、積極的に教育システムの中に組み込むように働きかけたかというと疑問符がついてしまいます。自然の中で子供たちが生活することは有意義であるとは解かっていますが、世の中の「わからず屋」達に理詰めでその効用を説明できなかったように思います。
「わくわく探検隊」の子供たちを見ていて思うのは、最も重要なことは「こども達をチームにする」ことだと知りました。チームとは、目的を持った集団でなおかつ一人ひとりがそのグループのなかで居場所を持っていることです。そのこと(チームになる)があってはじめてこども達は未知のことにチャレンジする勇気を発揮することが出来ます。チームづくりがうまく出来ないと、こども達は不安になり消極的になり身を守ろうとします。チームづくりには少し時間がかかります。一日あるいは半日かけないとチームは出来ないのです。(大人はもっと時間がかかります。)自然の中では、日常と離れた環境に入るので、最初は身を守るのですがチームの一員に変化していったときに自然の中での生活に立ち向かっていけるのです。つまり、自然に目を向けさせる前に、仲間に目を向けなければならないのです。このことが、自然の中では日常的な場所よりも容易に達成できるのです。そして、この体験こそが「こども達の生きる力」の源となるのだと思います。能勢の「ファイナルファイナルファイナルキャンプ」ではこのことを伝えにいくつもりです。あれから40年ですが私なりの結論です。
乱文にお付き合いいただき感謝です。ありがとうございました。
「わくわく探検隊」の子供たちを見ていて思うのは、最も重要なことは「こども達をチームにする」ことだと知りました。チームとは、目的を持った集団でなおかつ一人ひとりがそのグループのなかで居場所を持っていることです。そのこと(チームになる)があってはじめてこども達は未知のことにチャレンジする勇気を発揮することが出来ます。チームづくりがうまく出来ないと、こども達は不安になり消極的になり身を守ろうとします。チームづくりには少し時間がかかります。一日あるいは半日かけないとチームは出来ないのです。(大人はもっと時間がかかります。)自然の中では、日常と離れた環境に入るので、最初は身を守るのですがチームの一員に変化していったときに自然の中での生活に立ち向かっていけるのです。つまり、自然に目を向けさせる前に、仲間に目を向けなければならないのです。このことが、自然の中では日常的な場所よりも容易に達成できるのです。そして、この体験こそが「こども達の生きる力」の源となるのだと思います。能勢の「ファイナルファイナルファイナルキャンプ」ではこのことを伝えにいくつもりです。あれから40年ですが私なりの結論です。
乱文にお付き合いいただき感謝です。ありがとうございました。