修一のよもやまばなし

高槻ライオンズクラブの元会長で元335B6R1ZCP(2009ー2010)中川修一が毎日のできごとと思いを綴るブログ

ガンバスタジアム断念会2

2011-11-30 21:37:32 | Weblog
つくることを反対されていたひとも大勢おられたので、結果がでてしまった今だから考えられることは、「本当は誰がこのことを考えなければいけなかったのか」です。市民の総意で作る、つくらないを決めればいいのですがそのことを誰がリードしなければいけないのか、責任者は誰なのか。今回は責任者は誰もいなかったということではないでしょうか。市民の動きに合わせて進めることは「それはそれで正しい」ことですが、市民の動きは誰が作るのでしょうか。自然発生的に燃え上がってくるのを待つのでしょうか。今回は一部の市民が要望を出し署名活動までしてしまいました。68000名の署名まで集めたのです。署名活動は時期早尚との意見もありましたが、われわれとしてはやるしかなかった。今でも、「高槻市にガンバスタジアム」は必要だったと思っています。中核市高槻市のシンボルにもなりうる施設でありました。もちろん力不足だったから吹田にもっていかれたのですから、あとのまつりであることは間違いありません。同じ轍を踏まないために、このことから学習しなければなりません。
結論は、政治とどう付き合うかということになります。市民として政治とどう付き合うかです。今回はそのことを十分にわかっていなかったと思います。そして、政治家もそのことを十分に理解されていなかったと、いうことだと思います。高槻市の100年の計は市民で作るしかないということだと思います。市民の武器はひとつ。

ちょっと過激になりましたが、昨日の今日なのでお許しいただけたらと思います。このたびは本当に残念でした。
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ガンバスタジアムの断念会

2011-11-29 22:09:22 | Weblog

ガンバスタジアム建設構想の会がありました。柿原副会長からことの経緯について報告がありました。2003年に奥本市政の時にこの話が始まりました。吹田市に決まりかけていたことが、高槻に変更になったのですが、4月の選挙で吹田も高槻も市長が変わりそれぞれ方針が変わっていったとのことでした。金森ガンバ社長からも同様の説明がありました。吹田の万博あとの駐車場の一画に建設することになったそうです。8年に及ぶ騒動、顛末があったわけですが、吹田に出来るガンバスタジアムはみんなのものですのでこれからもよろしくとの金森社長の言葉ですが、なんとも合点が行きません。サッカーは日本代表の応援に絞りましょう。この顛末で何が問題で出来なかったのか、はっきりと検証しておく必要があります。誰の責任でガンバスタジアムが高槻に出来なかったのかをはっきりとさせておく必要があります。これはこのことの責任追及のためではなくて、今後このような課題が高槻市で生じた場合どのような対処をすべきかみんなで考えておく必要があるからです。金森社長の責任でも、柿原さんの責任でも、ましてや濱田市長の責任ではまったくないわけですから、これは強いては市民の責任ということになります。ガンバスタジアムは市民生活にはまったく関係がありませんので勝手にしてくださいもひとつの意見ですが、市民意識にはそれなりの影響はあります。中核市高槻市のコミュニティの形成にはそれなりにマイナスだったと思います

橋下市長ではありませんが「仕組みの変更」が必要なようです。
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明日、一般家庭ごみの減量推進審議会10時

2011-11-24 18:52:07 | Weblog
私は、ごみ減量推進審議会の委員を高槻商工会議所からの委員ということで受けています。今回は一般家庭ごみの減量について審議します。前回は、事業所系一般廃棄物の減量についての審議会の委員でした。その前にも、ごみ減量の委員をしていますので、今回で三回目です。ゴミ袋を有料化してしまえば、出す量に応じて込み料金を支払えば公平だという議論があります。従量制の電気料金と同じよう名考え方です。水道料金も同じような考え方です。使った量に応じて料金を支払うのです。ごみについても同じような考え方がひろがってきていますが本当にそれで良いのか考えています。高槻市では一般家庭ごみは無料で高槻市が集めています。街角や近隣の住民の指定の場所に指定の曜日に出すとその日のいつもの時間に収集してくれます。近年分別収集についてもだいぶ定着してきたと思いますが、収集車はそんなに細かい指導もなくクールに収集してくれますので、善意の第三者的に実際は収集してくれています。街角に集めるので「どれが誰のごみか特定できませんので誰からいくらの代金を集金すれば良いのか分かりません。しかもいくつかの町会をまわるのでどの町会のごみの量が多いかも特定できません。それならば指定ごみ袋で出せば、たくさん出す人は多くのごみ袋を使うので「指定ごみ袋」を購入してもらえば公平になるという論理です。そこに焼却炉の耐用年数が来ているとか、ごみを減量してリサイクルをしなければいけないとか、ごみ収集場所をキレイに使うには有料化が必要とかいろいろと話題が増えてきて、何が何でも有料化と話を進めていこうとされるのではないでしょうか。私は、ごみは生活をすれば必ずでますので、「基礎自治体の仕事として収集されるべきだと思います」そのために市民税を納めているのですから、ごみ袋の有料化をすると市民税の二重取りにもつながると思います。リサイクルについてもリサイクルの作業が住民側に増えるのですから、直接的に住民に利益を還元できないと積極的にリサイクルに参加していただけないと思います。つまりリサイクルの分野については金銭が絡むことですので民間の仕事とすべきです。自治体としては素直に出たごみは今までどおり収集してもらうのがベストだと思います。ごみ袋有料化で市は少し収入が増えますが思うほど大きな金額にはなりません。かって、わたしの市はごみ減量が進んでいて大阪府下で一番ごみが少ないと自慢されていた市がありました。ごみ袋有料化で分別やリサイクルが進んだからと説明されていましたが、ごみ袋の有料化とごみ減量とは基本的にまったく関係がないと思います。ごみはそれ自体が動きますので、ごみ袋有料化された市からまだされていない市にごみの一部が移動しますので、有料化した市のごみが一部他市に動くだけです。駅前のゴミ箱、スーパーのゴミ箱、会社のゴミ箱に移動して一部、事業所ごみになります。リサイクルや分別収集についても同じことです。本来的なごみ減量は「生活システムの改善」に寄らなければいけません。地産地消をすすめて商品の移動距離を短くして包装材を減らすとか、スーパー等でトレイを使わなくするとかの方法です。これは生活手段の文化とも関係してくるので複雑な問題です。
「たかがごみ減量されどごみ減量」です。
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森田克行館長

2011-11-23 22:32:30 | Weblog
この四月から「今城塚古代博物館」の館長に「森田克行」さんが就任されました。高槻ライオンズクラブが今城塚公園に植樹するということで、わざわざ例会に出てきていただきました。今城塚は10年近く発掘研究をされてこの7年間ほどかけて今城塚公園に整備されました。そして、そのそばに「今城塚古代博物館」を建てられました。この四月までの奥本務市長の最後の仕事になりました。さて、この今城塚古墳の発掘の経緯から「継体天皇が埋葬されていたのに間違いないということで、古代の中心地が高槻であったということが証明されました。森田館長は高校生のときから、島上高校地歴部に在籍されていてそのころからの発掘歴を持っておられます。生涯をかけて、古代研究、歴史研究、郷土研究に打ち込まれています。今回は、古代大阪の地形から推定される歴史の話を中心に、高槻の地の特異性に及ぶお話をしていただきました。なかなか高槻はすごいところらしいのです。
さて、森田館長は私の中学時代の同級生で席を同じくしていました。尊敬する友人です。よろしくお願いします。
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子どもたちに残そう「ふるさと高槻」

2011-11-19 16:26:49 | Weblog
平成23年度 市民環境講座

子どもたちに残そう「ふるさと高槻」
~水と緑と歴史から~
日 時: 平成23年11月19日(土)午前10時~正午(開場9時30分)
場 所: 高槻市立総合市民交流センター8階 イベントホール
入場料: 無料  定員:先着150人(事前申込の必要はありません)
※環境配慮のため、ご来場は公共交通機関をご利用ください

第Ⅰ部 基調講演「自然豊かな歴史のあるまち・ふるさと構想」
中瀬 勲さん(兵庫県立大学 自然・環境科学研究所教授、
         兵庫県立 人と自然の博物館副館長)
第Ⅱ部 パネルディスカッション「ふるさと高槻を考える」
                   ~観る、遊ぶ、学ぶ 環境づくりについて~
   コーディネーター :中瀬勲さん
   パネリスト  :北川潤一郎さん (高槻まちづくり(株)代表取締役、高槻ジャズ ストリート実行委員)
          :遠矢家永子さん (NPO法人SEAN副理事長、事務局長)
          :宮崎康雄さん (今城塚古代歴史館事務長)

本日、上記のセミナーに行ってきました。基調講演の中瀬勲さんのお話に、世代によって景観の美意識に違いがある、それぞれの世代に原風景に違いがある。高槻にはまだまだ貴重な自然が残っているので守っていこうと話されました。広くよく管理され、手入れされた公園よりも、ススキの原野のほうが美しいと感じる時代になってきているとも話されました。関西大学の学生さんから「ススキの原野のほうがきれいに見える理由」を質問されておられました。中瀬さんは、手付かずの自然が美しいとおっしゃられたかったのだと思いますが、これが一般化すると、手をつけない自然が美しいとなって、耕作放置地こそが美しいというような誤解を与えてしまっているようにも思います。北川さんのジャズストリートの話も、遠矢さんの子育ての話も人と人をつなげることで「ふるさと高槻」を作っていこうというような話だったと思いました。壊れやすいガラスのような自然とも言えますが、そんな自然を生かした「ふるさと高槻」を守りましょう。今城塚古墳の宮崎さんは今城塚公園のいろんなお話を伺いました。古墳というよりは公園になってしまっていますが、古代に思いをはせるにはちょうど良いかもしれません。時間が経つに連れて地域になじんでくると思います。
「自然を守る」にしても「ふるさとを作る」にしても高槻大好きプログラムをいっぱい作ってみんなで参加をして盛り上げていきましょう。
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高槻アート博覧会アートバス

2011-11-16 17:17:57 | Weblog


11月は高槻アート博覧会月間です。12日の土曜日に阪急高槻市駅の高架下の広場で高槻市バスにアート作品を描きました。一ヶ月ほど市内を循環します。見つけた人に「幸運」がやってくるといわれています。
他にも、センター街には巨大絵画展、阪急駅前広場には「アート壁画」、他にもショウウインドウにも絵画が飾られています。
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神峰山寺の紅葉と写経と座禅の会

2011-11-15 21:37:15 | Weblog

神峰山寺のホームページより


高槻観光協会の主催で、神峰山寺で「写経と座禅の会」がありました。近藤真道住職の講和は、神峰山寺の自然の話から入られ、杉檜の林にしたところ結局背禅が破壊された。いま、元の自然林に戻す作業に入っている。しかしこれには300年かかる。それでも戻すようにしたいと語られました。鹿やいのしいが増えたことも、人が自然との関わり方を間違ったからだとおっしゃっていました。神峰山寺のよう田かな自然の中でのお話は心の中にすとんと納まりました。
その後、写経の班と座禅の班に分かれてそれぞれを体験しました。今年は少しあたたかいので紅葉は遅れています。今月末が見ごろだと思われます。そのころにもう一度おとづれて楽しみたいと思います。
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レインツリーの国

2011-11-12 09:12:26 | Weblog


パソコンゲームのファンサイトで知り合った二人が恋をする、ふつうのラブストーリーなのですが有川浩の手にかかると社会派問題を考えさせる少しほのぼのストーリーになってしまうんです。難聴の彼女を好きになってしまった好青年の話です。最後はなぜか頷いていました。
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ライオンズクラブ元近畿地区議長震災義援金横領

2011-11-07 22:16:07 | Weblog
この衝撃的なニュースを今朝の読売新聞で見ました。NHKのニュースでは顔写真つきで出ていました。「何で」「まさか」という思い出見ていました。3.11の震災では、わが高槻ライオンズクラブもいち早く「義援金」を集め東北に送りました。3月30日のあのころは、東京地区では、スーパーに物がなかったころです。私の店でも、お客様が東京方面に送る商品をいろいろ買っていただきました。被災地からの要請で近畿地区から救援物資を送ることになった、そのことが事件の背景です。細部にはいろんな事情はあったにせよこんな遺憾な出来事はありません。まず、被災地のみなさまに、そして義援金を出していただいた皆様に謝らなければいけません。誠に申し訳ありませんでした。また、ライオンズクラブに大きな信頼を寄せていただいていた方々の、信頼を裏切ってしまったことは本当に申し訳ありません。そして、世界中のライオンズクラブの同志に対しても謝らなければなりません。335B地区での出来事ですので、穴があったら入りたい気持ちです。慙愧に耐えません。

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訣別、大前研一

2011-11-06 21:41:40 | Weblog


昨日の体制維新に続いて、訣別。衰退する日本について書かれています。ギリシャより酷い日本の財務状況。個人資産の下落、収入の下落、収縮する日本。50兆の歳入で100兆の予算、1000兆の国債でどうして「デフォルト」を避けるのか。消費税20パーセントしか手がないのか。「訣別」とは既存のシステムからの訣別を言われている。中央集権一律システムからの「訣別」し、日本のシステムを一新する時期だと。時間は国債1000兆円まで。今ギリシャが改善要求されていることを受け入れざるを得ない時が来るのか。時間は待ったなし。

状況は、土俵際まで来ているのでは。もう国に頼ってはいられない。
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体制維新、大阪都

2011-11-06 09:31:35 | Weblog


橋下徹氏と堺屋太一氏の共著の本です。今話題の大阪ダブル選挙の情報本だと思っていましたが、実は「組織マネージメント」の本です。行政をどのようにマネージメントしてきたかの報告の部分と、「大阪都体制」の必然性が書かれています。組織を改革していくことはすごいエネルギーが要ることのようです。基礎自治体と広域行政体とに整理しながら政治のあり方を問われています。現在の世相の閉塞感を打ち破って再び活力を得る「大阪活性策」唯一の方策として「大阪都」があること。そしてそのことは「日本再建」の残された方策でもあると喝破されています。
それ以上に、組織をマネージメントするためのヒントが満載です。経営指南書としても一流だと思いました。大阪人必読の書です。
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