まりっぺの平凡日記

毎日平凡に生きれるって幸せなんだ。でもその平凡っていうのは意外と難しい。

祖母の往診のはずが…

2010-07-29 14:19:33 | Weblog
すっかり体調を崩してしまった私。昨夜は来週の病院側との面談の書類を作成していたら、あっという間に午前3時半。とりあえず、寝てから目覚ましを7時にかけておいたのに、気が付けば午前10時でした。

今日は祖母の主治医が午前中に往診して下さる予定だったので、マスクをして急いで祖母の家に行きました。間もなく、先生がいらっしゃったので、私がドアを開け、ガラガラ声で「いつもお世話になっています」と挨拶したら、

先生「お風邪ですか?」
私 「えぇ…っていうか、先生にご紹介して頂き、祖母を入院させた病院で暴れたら声が潰れましたぁ~」
先生「アハハハハァ~ッ…お話はお母様から伺いました。頼もしいですねぇ~」と言って、早速、祖母の様子を診て下さる先生。検温、血圧、聴診器での胸の音を聞いて10分程で祖母の診察は終了。その内に祖母は長唄を大きな声で歌いだし、先生は私と母の表情をずぅっと観察している。

そして…祖母の診察の間もゴホゴホと咳き込んでいた私に「お熱は?痰は?薬は何を飲んでます?」と矢継ぎ早に質問をしたかと思ったら、おもむろに私の前に来て、聴診器で私の胸を音を聞き、「う~ん、これ一度レントゲン撮った方がいいかもしれないけど、今飲まれているお薬よりも、こちらの薬の方がいいと思うので、おばあちゃまのお薬と一緒にお孫さんの分の薬も出しておくから飲んでみてください。これが効かないようならまた診察しますから」と仰る先生。

その後は母の顔色とかを診ながら「あの~ぅ。ご家族の御意向もあるかと思いますが、お孫さんもここまで体調崩したり、娘さんの表情を見ても、もうとっくに限界を超えていると思うので、一番お元気なおばあちゃまを長期型の病院なり、施設に入れることを少し考えてみてください。勿論、無理にとは言わないし、ご自宅で見られると仰るなら、できる限りの協力はしますが、お嬢さんとお孫さんの方が今は状況悪いですよ。このままだとお二人の方が倒れますよ」と仰る先生。

これを受け、「えぇ。このままだと本当に私の方が先に死んじゃうんじゃないかって、最近、本当に思います。」と言う母。

祖母の往診で、私達親子のケアまでしてくださる先生…本当に感謝です。

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