慕容宝(ボヨウホウ)の策略をハムジ軍師に話すタムジュ皇太子妃
公開土太王 vol37 第74話
ヨソッケ何があったのだ
高句麗の流民が獣以下の扱いを受けています。
みていて、どうしても我慢できず
問題を把握するどころか問題を起こしていたのか
後燕(フウヨン)の奴らめ、流民たちを人間として見ていない
流民たちは、ここ麻姑城の城主を閉じ込めました。官軍も全員囚われの身に
流民の代表を呼べ、話を聞こう
なぜ、ここまで事を大きくしたのだ
流民:今ごろ我ら流民を気遣ってくれるのですか。
我らは何人なのですか
父親は殴り殺され、子は飢えて死ぬ。
若い娘は後燕の奴らの慰みものにされる
自分たちで開いた土地なのに何も手にできない
城主は渡しません。我らにとって最後の命綱だからです
期待通り事が大きくなりました。
タムドクに何を要求するのかそろそろ聞かせてください。
慕容宝:遼東城(ヨドンソン)を要求する
その代価をしかと払わせてやる
タムドクが流民の信頼を完全に失うように策を講じるのだ
いかなる手段も構わぬ
タムドクと流民の間に溝を作れ
コウン:流民をさらに追い詰め、同時に高句麗王が手を出させぬようにするのです
タムドクが動けぬようにして
我らが兵を投入して暴徒を捕まえる
タムドクは流民を救わんがために、我らの要求に従わざるを得なくなるわけだ。
時期が来たら慕容雲が兵を率いてのりこむ
タムジュ皇太子妃:ハムジ軍師、たいへんです。
太子殿下が兄上を追い詰めようと策略を
ハムジ軍師:詳しく聞かせてください。
タムジュ皇太子妃:「流民との間に溝を作れ」と。
ハムジ軍師:すぐにワンゲを王様の元に送れ
悪知恵を思いついた馮跋将軍(フンバイチャングン):「夷(イ)をもって夷を制す」だ。
タムドク王:この老人を捕らえよ
我らの計画通りにタムドクが動くだろうか
奴は誰よりも民を大切にする王だ。
コウン:私が行きます。周辺の城の兵を貸してください
タムドク王(流民に向かって):後燕(フウヨン)と戦うことなどない。
ここで待たれよ
これからは余と高句麗がそなたたちを支えていく
後燕(フウヨン)軍と直談判すべく伝令を送った
流民:我らも同行します。そして王様の真意をこの目で確かめます
兵を引き連れてきたコウンに。
タムドク王:コウン、後燕(フウヨン)の人間になって聡明さまで失ったか
浅はかな策で、余を愚弄しようとするとはな。
そもそもの原因は朝廷にある
まずは高句麗の流民を人として扱わなかったこと。
次に麻姑城主を殺すために流民を利用したこと。
さらにこの件で高句麗から利を得ようとしたことだ。
馮跋将軍(フンバイチャングン)!見慣れた短剣であろう。
麻姑城城主です。(麻姑城主を殺す芝居だったのです。)
タムドク王が流民の老人に会って話をする。
今しがた後燕(フウヨン)の将軍が訪ねてきたそうだな。
仕返しを持ちかけられたのでは?
死んだ娘が何を望んでいるかよく考えてほしい。
今城主を殺しても事態の解決は遠のくばかりだ
余がそなたに代わってかたきを取ろう
コウンに向かって:後燕が重ねてきた悪行を追求していく
コウン、言いたいことは。
二度と慕容宝(ボヨウホウ)に無茶させぬ方法が1つある
高句麗の流民を元の場所に戻さねば、
余は高句麗の流民全員を、敵国の北魏に降伏させる。
やむなく、条件をのむ慕容宝。
コウン:馮跋将軍(フンバイチャングン)、城内に密偵がいることに気がつかぬのか。
馮跋将軍:タムジュ皇太子妃しかいない。
公開土太王 vol37 第74話
ヨソッケ何があったのだ
高句麗の流民が獣以下の扱いを受けています。
みていて、どうしても我慢できず
問題を把握するどころか問題を起こしていたのか
後燕(フウヨン)の奴らめ、流民たちを人間として見ていない
流民たちは、ここ麻姑城の城主を閉じ込めました。官軍も全員囚われの身に
流民の代表を呼べ、話を聞こう
なぜ、ここまで事を大きくしたのだ
流民:今ごろ我ら流民を気遣ってくれるのですか。
我らは何人なのですか
父親は殴り殺され、子は飢えて死ぬ。
若い娘は後燕の奴らの慰みものにされる
自分たちで開いた土地なのに何も手にできない
城主は渡しません。我らにとって最後の命綱だからです
期待通り事が大きくなりました。
タムドクに何を要求するのかそろそろ聞かせてください。
慕容宝:遼東城(ヨドンソン)を要求する
その代価をしかと払わせてやる
タムドクが流民の信頼を完全に失うように策を講じるのだ
いかなる手段も構わぬ
タムドクと流民の間に溝を作れ
コウン:流民をさらに追い詰め、同時に高句麗王が手を出させぬようにするのです
タムドクが動けぬようにして
我らが兵を投入して暴徒を捕まえる
タムドクは流民を救わんがために、我らの要求に従わざるを得なくなるわけだ。
時期が来たら慕容雲が兵を率いてのりこむ
タムジュ皇太子妃:ハムジ軍師、たいへんです。
太子殿下が兄上を追い詰めようと策略を
ハムジ軍師:詳しく聞かせてください。
タムジュ皇太子妃:「流民との間に溝を作れ」と。
ハムジ軍師:すぐにワンゲを王様の元に送れ
悪知恵を思いついた馮跋将軍(フンバイチャングン):「夷(イ)をもって夷を制す」だ。
タムドク王:この老人を捕らえよ
我らの計画通りにタムドクが動くだろうか
奴は誰よりも民を大切にする王だ。
コウン:私が行きます。周辺の城の兵を貸してください
タムドク王(流民に向かって):後燕(フウヨン)と戦うことなどない。
ここで待たれよ
これからは余と高句麗がそなたたちを支えていく
後燕(フウヨン)軍と直談判すべく伝令を送った
流民:我らも同行します。そして王様の真意をこの目で確かめます
兵を引き連れてきたコウンに。
タムドク王:コウン、後燕(フウヨン)の人間になって聡明さまで失ったか
浅はかな策で、余を愚弄しようとするとはな。
そもそもの原因は朝廷にある
まずは高句麗の流民を人として扱わなかったこと。
次に麻姑城主を殺すために流民を利用したこと。
さらにこの件で高句麗から利を得ようとしたことだ。
馮跋将軍(フンバイチャングン)!見慣れた短剣であろう。
麻姑城城主です。(麻姑城主を殺す芝居だったのです。)
タムドク王が流民の老人に会って話をする。
今しがた後燕(フウヨン)の将軍が訪ねてきたそうだな。
仕返しを持ちかけられたのでは?
死んだ娘が何を望んでいるかよく考えてほしい。
今城主を殺しても事態の解決は遠のくばかりだ
余がそなたに代わってかたきを取ろう
コウンに向かって:後燕が重ねてきた悪行を追求していく
コウン、言いたいことは。
二度と慕容宝(ボヨウホウ)に無茶させぬ方法が1つある
高句麗の流民を元の場所に戻さねば、
余は高句麗の流民全員を、敵国の北魏に降伏させる。
やむなく、条件をのむ慕容宝。
コウン:馮跋将軍(フンバイチャングン)、城内に密偵がいることに気がつかぬのか。
馮跋将軍:タムジュ皇太子妃しかいない。
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