おはようございます。
上野へ行けば、必ず寄る東博。年間パスポートをもってるしね。その日も、芸大美術館で、湖北の観音さま展をみたあと、都美の木々の対話展へのつなぎを東博ですごした。そのとき、平常展でみみずく土偶をみているとき、ふと、えど博の代用回転、じゃない、大妖怪展のことを思い出した。たしか、そのキャッツコピーが”土偶から妖怪ウオッチまで”だった。実際、展覧会でも、重要文化財のみみずく土偶や遮光器土偶が展示されていた。
土偶を妖怪の仲間に入れたのは、たぶん初めてにことではないかと思うが、一方、現代の妖怪ウオッチも入れているので、もちろん、コワイ妖怪ではなく、カワイイ妖怪ということだろう。さて、”妖怪のあけぼぼ”をまず、ごらんいただきます。
トーハクの妖怪たち
みみずく土偶
ハート型土偶
遮光器土偶
毎年のように、どこかの妖怪展は見ているし、ある年には、三つの妖怪・幽霊展を制覇したこともある(汗)。だから、今回の、えど博の大妖怪展の展示品もどこかで見たようなもの多く、さらっと見物した。それに、その日は大変な混雑で、ゆっくりみるような雰囲気ではなかった。もう一度ということも考えたが、夏休みに入った子供たちでさらに混み合いそうなので、たぶん、行かないと思う。ということで、行ったという証拠に、えど博の妖怪のいくつか紹介することでお茶を濁したい(笑)。
えど博の妖怪たち
百鬼絵巻(龍亭)から
妖怪図(高井鴻山)
百鬼夜行絵巻(伝土佐光信) 重文
土蜘蛛草紙絵巻(鎌倉時代)
辟邪絵・神虫(平安~鎌倉時代) 国宝 鬼を食らう神虫。これも後の妖怪図に通じる、源流のひとつとしている。
今回は、水木しげるの妖怪は出てこなかったが、その代り、現代の妖怪として、”妖怪ウオッチ”のジバニャンちゃんが来られています。
芸大美術館の妖怪
都美の妖怪
では、みなさん、今日も一日、お元気で!
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